「つる割れりんご(ツルワレリンゴ)」は写真のようにつる元がぱっくりと裂けてしまったリンゴの事です。
見た目が悪く商品としては売れなくなってしまいますが、知っている方は自家用にこのつる割れリンゴを購入される方が多いようです。
我が家もつる割れリンゴが売られていれば買ってきます。
このつる割れは果実の充実にりんごの表面の生長が追いつかず、つる付近に割れが入ってしまう現象で、言い換えれば完熟した美味しいりんごの証でもあります。
ただ、ひび割れしている部分から雑菌が入り傷みやすく日持ちがしないという事になりますが、自家用ですぐに食べる場合は全く問題がありません。
かえって、蜜入りで糖度の高いりんごにあたる確立が高いです。
※この「つる割れりんご」の「つる」がどのような漢字になるのか調べてみましたが、全く分りませんでした。
実家が信州でしょっちゅう手伝いに帰っている友達の農園で毎年リンゴを購入します。
自家用というのがあって、値段は半額以下で、だいたいこんな風につる割れが入ってます。
でも、ほんとに美味しいですね。
今年ももうすぐ届きます。
今日はシナノゴールドというリンゴを食べてきました。さわやかな甘さが口の中に広がるリンゴです。
いいお友達をおもちですね。
大阪方面でつる割れリンゴを買う事は難しいと思います。
見た目が悪いというだけで通常のリンゴと味も変わらず、というか通常のリンゴよりも甘みの強い美味しいリンゴが安く買えるわけですからこんなにいい事はありません。
ただ、栽培農家にとってはこのつる割れりんごが多くなってしまうと収入が減ってしまいます。
このつる割れりんごの美味しさがもっと世間に広がって、もっと高く売れるようになればいいのにと思っています。
私もりんごが好きで毎朝食べています。一年中店頭にはあるんですが、こちらで手に入るのはかなり小ぶりで身がすかすか、甘みも酸味もいまいちなアメリカ産だったり、フランス産だったり、南アフリカ産だったり、満足できるものにはなかなかめぐり合えないんです。海外に居ると日本の果物ってすごいなあとつくづく思います。確かに高いのですが、見た目も味もどんどん改良してきていて新種もどんどん増えてくる。この努力するところは日本人の美徳ですね!
南国で食すジューシーで歯触りのよいリンゴはまた格別でしょうね。
ただ、2個で400円はちょっと高めですね。
殆ど資源の無い日本にとって唯一あるともいえる資源は人ですね。
ところが最近の日本はこの人を使い捨ての道具としか見ていない企業が多く危惧しています。
考え方もアメリカナイズされてしまい、人という大事な資源を使いきるシステムが壊れてしまっているような気がします。
某隣国では日本で品種改良したイチゴを無許可で栽培してしまっているようです。
特許がある様に思うのですが、良くわかりません。
お人よしの日本人ですから「和牛」の精子を外国へ送ってしまい、オーストラリアで安い「和牛」を作られてしまったりと失敗はいろいろあるようです。
もっと知的財産を大事にしないと日本は食べて行かなくなってしまうような気がします。
こっちのスーパーでも日本のイチゴと同じような顔して並んでいますよ!価格はもちろん安いです。全ての製品においてこの構図は見られますね!液晶にしても半導体にしても...
和牛もそうです。こちらではオーストラリア産の「Wagyu」と宮崎産の「和牛」を比較して味わえます。価格も味も宮崎産のほうが上なのですが、日本人にとってもその違いは僅かで、価格を見ると「Wagyu」でいいかとなってしまいます。よく考えないといけませんね!
新しい品種を作成するには交配を重ねて重ねて作られてるのだと思います。
年月もかかります。
それをいとも簡単に手に入れて栽培してしまう事は日本人の感覚からすると許されない事だと思います。
和牛の精子はそれ自体が「財産」という概念が無かったのでしょうね。
送ってしまった事がめぐりめぐって自分たちの首を絞める事が想像つかなかったのだと思います。
そこには少しおごりがあったのかもしれません。
いずれにしても保護されるべき財産について国をあげて取り組まないと大変な事になってしまうような気がします。