松本市沢村のアメダスのデータでは、昨日の最低気温は氷点下5.0度、最高気温は氷点下1.2度で真冬日になりました。
今日も午前11時まで氷点下の気温が続き、一昨昨日の17:00から今日の11:00までの43時間程氷点下の空気の下での生活になったことになります。
写真は今朝軒にできていた長さ5Cmほどの氷柱です。
最近の地元の方との話の中によく出るのは、雪が少なくこれでは春に水不足になり農作業に影響が出るのではないかということです。
本当に心配になってしまいます。
≪ちょいと情報≫
最近のニュースで、「米海洋大気局(NOAA)と米航空宇宙局(NASA)が、2018年の世界の平均気温について、観測史上で4番目に高かったと発表した。」というものがありました。
過日、長野県の気象変動についてのデータを聞く事のできる勉強会に参加することができました。
その話の内容によりますと、
気温は長期的傾向としては全体的に上昇傾向で、
最近30年の傾向としては
1980年以降、急激に上昇
松本、諏訪地域は、年変化率が高い
降水量は長期的傾向はないが、
最近30年の傾向としては
変化率は、標高の低いほうが標高の高い所より大きい
2・3月は南部で増加傾向
6・9月は南部で減少傾向
10・12月は全体的に増加傾向
積雪深は長期的傾向はないが、
最近30年の傾向としては
長野・松本・飯田・軽井沢で2014年に統計開始以来1位の年最深積雪を記録
相対湿度は長期的傾向としては、一部を除き減少
最近30年の傾向としては
1980年以降、軽井沢では増加
とありました。
※
2010-08-10に、1898年(明治31年)~2009年(平成21年)の松本の各月の平均気温のデータの月毎の折れ線グラフを作ってみましたが、松本の平均気温もこの間の111年の間に平均気温が2度ほど上昇しているのがわかります。
今回のNOAAとNASAのデータでは、「特に気温が高かった上位19年のうち18年は、2001年以降の年だった。」とありますので、最近の松本市の平均気温はもっと上昇しているのかもしれません。