2010年1月17日、徳島市内のコンビニでトップの写真の「酔って候 土佐鶴純米酒」のワンカップを買いました。酔って候は、幕末の土佐藩主、山内容堂公を描いた、司馬遼太郎氏の小説です。かなりお酒の好きな方だったようです。
ちょうど1年後の2011年1月17日、今度は、高知市のひろめ市場で土佐鶴を飼いました。こちらは、氷点生貯蔵の蔵出しカップです。
土佐鶴酒造㈱は、高知県安芸郡安田町にあります。創業は安永二年(1773年)だそうです。最初は自田の米で酒造りを行ったそうです。銘は、1100年以上も前、土佐国司だった紀貫之が国司の任を終え、帰る時の風景を詠んだ歌「見渡せば 松のうれごと 棲む鶴は 千代のどちとぞ おもふべらなむ」から採ったそうです。
土佐鶴は、平成22年の全国新酒鑑評会で金賞を受賞しています。通算37回目の受賞であり、日本一だそうです。
土佐鶴酒造㈱では、日本酒のほか、ゆず酒や海援隊(さすが、高知県)という焼酎も醸造しています。