札幌の今年の冬は厳しかったです。12月の降雪量は、212cmで、観測史上4位でした。そして、気温も低かったです。1月から3月までで、平均気温を上回った旬間(10日刻み)は、2月の2回だけです。平均気温が-6.3℃(平均はー2.9℃)という旬間もありました。なので、雪が融けない寒さのためでしょう。3月11日の積雪深は131cmを記録し、3月の積雪深としては、観測史上4位になりました。
舗装のクラックや隙間から侵入した水が凍結すると、体積が1.1倍に増えますので、舗装を破壊します。また、地盤を凍上させます。ニュース等でも報道されているとおり、今年の札幌の道路は舗装の損傷が激しいです。
下の写真は家の近所の水源池通です。以前は、穴がぼこぼこ開いていたと思いますが、応急処置がされたようです。
でも、やっぱり穴の開いた箇所はあります。トップの写真です。
下の写真は幹線道路ではなく、生活道路です。
見事なクラックが入っています。地盤の凍上が原因だと思います。このクラックは毎年入っていますが、今年は特に大きいと感じています。
下の写真は、舗装の施工が悪く、その際できたクラックが凍結融解で大きくなったと思います。
こちらも毎年、春先に目立つクラックです。毎年、大きくなっているような気がします。
マンホール周りは、舗装が傷みやすい箇所です。
ほとんど舗装が破壊されています。パッチング等の処置が必要でしょう。
札幌も4月に入り、雪解けは進んでいます。でも、雪割りをしない公園横の道路には、まだ、雪山が2mくらい残っています。