11月の末、妻は悩んでいました。お茶会の席で出す懐石料理です。そして、呟きました。「札幌では、いい箸が売っていない。懐石料理の盛り付けに都合の良い先端の細い箸。京都なら売っているのに。」

私は思わず、「京都なら来月行くぜ。」この言葉に彼女は反応しました。「いつ、いくの?」私は正直に答えました。「12月8日。」彼女は、「なら間に合う。ここへ行って、先の細い箸を2つ買ってきて。」
と、言うことで、私は京都にお使いを頼まれてしまいました。

彼女が買ってこいと行った店は、市原平兵衛商店です。トップの写真の店です。箸の専門店です。

私は京都の住居表示にも慣れました。阪急の烏丸駅を降り、堺町通を南に向かい(下るです)市原平兵衛商店を見つけました。
中に入り、すぐに妻の所望している箸を見つけました。そして、二膳を持って店の方に、HPの印刷したものを示し、「これで間違いないですよね」と確認しました。「当店の一番の売れ筋です。長さが3種類ありますけど、これで間違いないです。」と言ってくれました。「お客さんはどちらから?」と言うので、「札幌から。」と答えると、「毎年、5月末から6月初めに丸井今井に当店は出店します。」と言われました。「私が、必要なわけでは無いので、つたえます。」と答えました。

買った竹の箸は下の写真です。


こうした専門店が多いのも京都の特徴でしょうか。
