昨年の5月26日、岐阜市内のホテルで、トップと下の写真の吟醸カップ女城主をいただきました。


岐阜県恵那市岩村町の岩村醸造㈱は天明7年(1787年)の創業だそうです。岩村藩で運送業が本業で有り、酒造業は副業だったそうです。大正10年(1921年)に株式会社になったそうです。マルホン醤油も醸造しています。
女城主ですが、戦国時代、この地を治めていた遠山景任に嫁いだ、「おつやの方」のことだそうです。

戦国時代、この地域は織田信長と武田信玄のせめぎ合いが続いていました。武田信玄の武将、秋山信友がこの岩村城を攻めるも堅固な山城であり、落ちないので、和睦とおつやの方との婚姻で開城させたそうです。このことに、織田信長は激怒し、後に、武田氏の勢いが弱まると、織田信長は城を攻め落とし、おつやの方は、長良川で逆磔(さかさはりつけ)で殺害されたそうです。

この悲劇の舞台となった、岩村城は標高が717mに在り、日本三大山城だそうです。