8月30日、私は、東京都府中市の深大寺でそば屋の多いのに驚きつつ、深大寺そばを食べました。
そして、深大寺門から神代植物公園に入りました。
目的は、ショクダイオオコンニャクです。2、3日前に蕾を付けたことを知ったからです。花の咲くのを見てみたいと思ったからです。
入って、ベンチ横で傘をたたもうとしたら、カタツムリが居るのに気がつきました。
最近、カタツムリを見る機会が減った気がします。私が子供の頃は、雨の後、庭や塀に必ず見つけることができた気がします。ナメクジも同様です。
神代植物公園は、かなり広い公園です。バラ園を通り過ぎ、ダリア園を見て、ようやっとショクダイオオコンニャクに辿り着きました。トップの写真です。
残念ながら、まだ蕾でした。開花したのは、9月6日だったようです。1週間早かったでした。
ショクダイオオコンニャクは、インドネシアのスマトラ島だけに生息する絶滅危惧種の植物です。直径1m以上の花が咲くそうです。ここに展示されていたのは、この神代植物公園が栽培しているもので、3年9ヶ月ぶりの開花だそうです。前回の開花では、中央の付属体が伸びきらなかったそうですが、今回は良く伸びているように見えます。開花したら、強烈な臭いを放つそうです。
神代グリーンサロンでは、ショクダイオオコンニャクの開花を記念し、「味噌こんにゃく」が販売されていました。
「実に地味な記念だな。」と思いました。
池にパラグアイオオオニバスが綺麗に咲いていました。
世界最大の葉を持つものだそうです。赤い花と白い花が有るのに気がつきました。
水の上に横たわるラグビーボール状のものは、実でしょうか。ラグビーワールドカップで、日本が優勝候補の南アフリカに勝利しました。嬉しいです。「桐谷美玲が吉田沙保里に勝ったようなもの」との喩えには、吹いてしまいましたが。
オオオニバスは、盥状に立ち上がった部分が赤茶色だそうです。パラグアイオオオニバスは、写真のとおり緑色なのだそうです。オオオニバスは、「オ」が三つも並びます。あまりない名詞だなと考えました。
パラグアイオオオニバスの池には、鯉がいます。人が近づくと寄ってきます。
別の池では、睡蓮が咲いていました。
綺麗な上品な花だと思います。