北海道釧路市の観光名所のひとつが、幣舞橋です。深夜バスが5時くらいに到着し、時間があるので、釧路駅前から北大通を東に向かい、行ってみました。
釧路川に橋が架けられたのは、1889年(明治22年)だそうです。全道一長い木橋で、有料の橋でした。愛北橋と命名されていたそうです。
現在の幣舞橋は、その橋から5代目です。1976年(昭和51年)に架橋されました。橋長は、124m、幅員33.8mの3径間連続鋼鈑桁橋です。
現在の幣舞橋は、当時としては画期的な橋でした。橋脚上の4ヶ所に著名な芸術家の四季を表現した彫刻が設置されたからです。「道東の四季」が表現されています。
春の像は、船越保氏の作です。「若葉が萌えいずる雪解けの季節」
夏の像には、オオセグロカモメが停まっていました。佐藤忠良氏の作です。「さわやかな風を受けて羽ばたく若々しさ」
秋の像は、柳原義達氏の作です。「迫りくる厳しい冬に立ち向かう精神と緊張感」
冬の像は、本郷新氏の作です。 「寒さと冬をはねのけて春を待ち望む心」
そして、親柱は大きくて立派です。
先代の橋のイメージを残して設置されたそうです。なので、このように大きくて立派なのでしょう。現在では、このような大きな親柱を橋梁に設置することは無いでしょう。
川沿いには、美川憲一の「釧路の夜」(本日の町内会レクリエーションのカラオケでも歌うかたがいらっしゃったくらい、北海道人には人気の曲です)の歌碑と足湯(最近、できたようです)が有りました。
幣舞橋を渡るとロータリー交差点が有り、その向こうにぬさまい公園の斜面に花時計が設置されています。トップと下の写真です。
花時計は、最近、遅れが目立つようになっていたそうです。手動で合したいたそうですが、遅れが著しくなったことから、今年の5月から止めて、修理したそうです。8月6日に修理が完成し、動きだしたそうです。また、赤と白のベゴニア1300株も植えられ、全てが完了したのが、訪問した8月10日だったそうです。