5月5日(土・祝)、北海道清里町で、最近、人気のあるスポット「神の子池」に行く前に、もうひとつの人気スポット「さくらの滝」にも行ってみました。
現地には案内看板が出ており、斜里川に沿って進みます。着いた所には、「クマ出没注意」の看板も有ります。
少し歩くと滝が見えます。「これが、さくらの滝か。」と思いました。想像していた以上の水量で、流れがかなり早いです。
「さくらの滝」は、高さが3.7mもあるそうです。そして、この滝をサクラマスがジャンプして上がろうとする姿が見られるそうです。例年、6月上旬から8月上旬だそうです。しかし、今年は5月からジャンプする姿が見られたと2、3日前の新聞が報道しています。
「さくらの滝」の名称は、平成14年に清里町観光協会が一般公募で選定したそうです。川は勢いよく流れていきます。
サクラマスは、川にいるオスはヤマメと呼ばれます(おいしいですよ!)。メスと一部のオス(縄張りを持てない弱いオスだそうです)は海に下り、そして川を遡上して産卵します。ほぼ全てが、故郷の川に帰るようです。海に行った個体は、川にいるオスと異なり、オスもメスもサケ並みの大きさになります。川にいるオスも参加して、産卵します。
サクラマスは、滝等を登るジャンプ力はかなりだそうです。ですから、3.7mもある「さくらの滝」も昇るのでしょう。しかし、「さくらの滝」は年々浸食が進んでおり、高さがだんだん高くなっているそうです。将来的には、さすがのサクラマスでも昇れなくなると考えられているようです。