しなしなの記録

 しなしなの趣味の記録です。洋楽カラオケ、郵便局訪問、川、猫など

根室市の春国岱の木道が復活しました。クラウドファンディング型ふるさと納税で集めた資金で復活させたそうです

2018-05-17 21:49:43 | Weblog

 5月4日(金)、私は、春国岱を4年ぶりぐらいに訪れました。理由は、3月4日に木道が復活したとのニュースを見たからです。2014年、2015年の低気圧による、暴風や高潮で、木道は甚大な被害を受けました。なので、2年前には閉鎖されていました。それ以前、訪れた時はヒグマが出没したとのことで、途中から立ち入り禁止になっていました。

 入口の看板は名言が書かれていますす。

 

 「とっていいのは写真だけ、のこしていいのは思い出だけ」と書かれています。野生のままで、多くの生き物が暮らしています。当然です。

 木道はまっすぐ伸びています。

 

 そして、干潟が広がります。

 

 ちょうど引き潮でした。巻貝がたくさんいます。

 

 木道を進んでいくと、エゾシカがお食事中でした。

 

 よく見ると、草や木に囲まれて多くのエゾシカがお食事中でした。

 

 写真には、全部で5頭います。保護色なのか、回りの風景に溶け込んで見つけにくいです。


 木道は奥へ続きます。この部分は材料が新しいことから、新たに復元された部分でしょう。

 


 やがて、木道からはロジャー・ディーンが描きそうな風景が続きます。「トドワラ」です。トップと下の写真です。

 

 

 

 トドワラは、海水に浸食され、トドマツの林が立ち枯れているものです。荒涼とした景色が広がります。


 春国岱は、風連湖と根室湾を隔てる砂州です。約8km、660haの面積があるそうです。湿地や原生林が広がります。中でも、砂丘上のアカエゾマツはあまり例がないそうです。


 木道の分岐点に来ました。

 

 キタキツネコースとアカエゾマツコースが有ります。右のキタキツネコースに行きましたが、木道の終わりから巨大な水たまりが有り、長靴等でないと進めません。引き返して、アカエゾマツコースを進みました。

 木がかなり倒れています。

 

 2014年、2015年の低気圧の被害は大きかったようです。

 木道の終わりに、下の解説板が有りました。

 

 ここは最も古い第三砂丘で、かつてはアカエゾマツの純林が広がっていたそうです。しかし、徐々にトドマツ、ミズナラが侵入し、より遷移が進んだ状態になっています。2006年、2014年、2015年の低気圧による暴風、高潮、高波により、現在の状態になったとのことです。
 
 
コメント
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