私が前回、箱根に行ったのは2015年5月10日です。この時、箱根火山の噴火により、5月6日から、大涌谷は立ち入り規制になっていました。

今回、行っていない、大涌谷に行こうと、6月13日(日)、小田原駅から箱根登山電車に乗りました。


箱根登山電車を運行する箱根登山鉄道㈱は、鉄道事業として、小田原駅から強羅駅までの15kmの箱根登山電車と強羅駅から早雲山までのケーブルカー、1.2kmを行っています。
この季節、箱根登山電車の沿線には、アジサイの花が咲き誇ります。



この箱根登山電車、3回も進行方向が逆となるスイッチバックが有ります。



箱根登山電車の最急勾配は、80‰(パーミル、千分率)です。普通の鉄道では、「鉄道に関する技術基準を定める省令解釈基準」で3.5パーミルです(リニア地下鉄やモノレールは60‰)。かなりの急勾配です。


そのほtか、レールの摩耗を防ぐため、水を撒いて走ること、レール圧着ブレーキを備えている等の特徴が有ります。
強羅駅は山小屋風になっています。

強羅駅には、モハ1型の模型が展示されていました。

1919年の箱根登山鉄道開業時からの車両であるチキ1形を、1950年の小田急車両の乗り入れ開始時に改造した車両だそうです。まだ現役のもあるようです。
