真名井の滝を見た後、私は遊歩道を歩きました(本当はこの遊歩道を歩いて、真名井の滝に行くのがコースのようです。私は逆になりました)。

鬼八の力石が有りました。


高千穂神社の祭神である三毛入野命(ミケイリノミコト)は、弟の神武天皇とともい大和に行きましたが、後に高千穂に戻り、鬼八を退治したとされます。その鬼八が三毛入野命に向かって投げた石とされているそうです。
柱状節理の崖が有り、五ヶ瀬川は、岩を芸術的に侵食して流れています。



槍飛という所に来ました。五ヶ瀬川の流れが一番、細くなる所だそうです。




それにしても、どうゆう過程を経て、この岩の模様ができたのでしょう。



最後に元橋梁技術者の私が、最も気に入ったのがアーチ橋が三つも見える風景です。

一番、手前の小さな橋は戦後まもなくに架けられたという、「神橋」です。橋長31mだそうです。よく見ると石橋では有りません。鉄筋コンクリートのアーチに石を載せたもののようです。

鋼アーチ橋が、1955年(昭和30年)に、国道218号の橋として架設された、「高千穂大橋」です。
そして、奥に見える逆ランガーのコンクリートアーチ橋が、「神都高千穂大橋」です。五ヶ瀬川から115mの位置にあるそうです。橋長は、」300mだそうです。片持ち張り出しで架設されました(私も経験のある工法です)。
総じて「高千穂三橋」と呼ぶそうです。このような風景は他には無いようです。
