1月14日行った愛知県犬山市の博物館明治村の1丁目の残りのご紹介です。
まずは、トップの写真の西郷従道邸です。切手にもなった建物で、重要文化財です。美しい建築物だと思います。バルコニーが素敵です。
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玄関はこちらです。
食堂には燭台や食器が並べられています。外国からのお客様をここでもてなしたのでしょうか。
壁から天井にかけても美しいです。
階段も素敵な曲線を描いています。
1877年(明治16年)に西郷従道の私邸内に建築された洋館だそうです。木造総2階で銅版葺です。フランス人建築家レスカスの設計と考えらえているそうです。
猫のレプリカが置かれている民家が有ります。
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元々は文京区千駄木にあった家です。
猫で分かりますが、夏目漱石が借りていた家だそうです。ここで「吾輩は猫である」が書かれたそうです。1903年(明治36年)から1906年(明治39年)の3年間住んだそうです。
実は森鴎外もここに1年住んでいます。1891年(明治23年)のことだそうです。
明治の二人の文豪が住んだ家とはすごいです。
長い建物が有りました。鉄道局新橋工場です。
1889年(明治22年)に品川区大井に建てられました。日本の鋳鉄、小屋組鉄トラス等の日本製のもので造られているそうです。キングポストトラス形式で組まれているそうです。
中には、御料車が収納されています。
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列車の内装は豪華です。
白い大きな建物は、1879年(明治12年)に完成した三重県庁舎です。重要文化財です。
柱を見せない漆喰塗大壁で内外とも造られているそうです。なので、展示には向いているのでしょう。様々な物が展示されています。下の写真は、時計が展示されているところです。
知事室はかなりシンプルです。
最後は、皇居の二重橋に4基あった飾電燈のひとつがここに有ります。
1888年(明治21年)に皇居造成に際し、麹町に発電所が造られ、そこから送電された電気でこの飾電燈や皇居内に明かりが灯ったそうです。昔は需要がある近くに発電所が造られ、送電されたのだそうです。
私は、楽しく1丁目を見て回りました。