天橋立駅から京都丹後鉄道に乗り、西舞鶴駅に着きました。

ここで、JRに乗り換えますが、列車の待ち時間がかなり有ります。そこで、駅を出ました。

駅前の案内図を見ると、田辺城址が有りました。歩いて10分くらいなので、行ってみることにしました。

田辺城址は、現在、舞鶴公園になっています。櫓門から中が公園です。

この櫓門は、1992年(平成4年)に復元されました。中に資料館が有ります。無料です。


田辺城を支配した、細川氏、京極氏、牧野氏に関する解説等が有ります。
櫓門を過ぎて、左側に天守台だった石垣が残っています。


織田信長の命により一色氏を滅ぼし丹後を平定した細川藤孝(幽斎)が、田辺の地に新しく築いたのが田辺城だそうです。関ヶ原の合戦の前に、石田光成方が1万5千の兵で、この城を包囲しました。細川幽斎は、約2ケ月も籠城したそうです。そして、後陽成天皇の勅命により、包囲が解かれたそうです。細川幽斎が、古今伝授を伝える唯一の人物だったからだそうです。

心種園という庭園が有ります。そこに細川幽斎古今伝授遺跡が有ります。


奥の松の木の所で、細川幽斎から、朝廷の勅使に秘伝書と和歌一首が託さされたそうです。

「そんな歴史があったんだ。」と思った田辺城址でした。