お菓子時々パン日記

LAで製菓学校を卒業後、オランダ、ロンドン等を経て今は名古屋在住です。
私の作るお菓子やパン、その他色々の日記です。

レーズンサンド

2008年01月11日 | クッキー


Raisin Sandwich Cookies

レーズンサンドを作りました。ちょっと塩気を効かせたサブレに、ラムレーズンとクリームをはさんであります。

クリームはバタークリームではなく、マスカルポーネクリームにしたのでとってもミルキー。マスカルポーネと生クリームにお砂糖を足すだけなのでバタークリームを作るよりずっと手軽だし、気に入ってます。このクリームをタルトに使っても美味しいです。

出来立てのサブレがさくさくの状態もいいのですが、1個ずつ包んでしばらく冷蔵庫に入れ、サブレがしっとりした状態で食べるのがやっぱり美味しいです。

前回作った時はサブレのバターが多すぎて焼いている間にだれてしまい、味はいいけど見た目はいまいち・・・だったので(だから写真も無い)、今回はしっかり目のサブレにしました。でもやっぱりもうちょっとバター分が多い方が美味しいかなあ。また作ってみないと。


ラズベリームース

2008年01月09日 | 冷菓


Raspberry Mousse

ラズベリームースを作りました。シェルタン口金が使いたくて大きさがちょうどいいこのグラスにしたのですが、絞り出したクリーム、がたがたです・・・。クッキー生地のが楽だったような。練習しなくちゃ。

冷凍のラズベリーにマスカルポーネと生クリームを加えたムースで、クリームだけで作るよりもコクがあります。でも今回はちょっとゼラチンが多すぎた様子・・・。グラスに流すのだし、もっと柔らかくとろりと仕上げたらずっと美味しかったと思います。次回は気をつけないと。

と反省点の多い出来でしたが、このチョコのハートは可愛いでしょう?フレジェ用のデコレーションを作る時、余ったホワイトチョコで作っておいたのです。バレンタイン用のお菓子に使うとよさそうですよね♪


コンベルサシオン

2008年01月08日 | パイ生地


Conversation

ガレット・デ・ロアを作って残ったパイ生地はとりあえず冷凍庫に入れたのですが、半端生地が残っていたのでそれを使ってコンベルサシオンを作りました。この名前は、コンベルサシオン=会話で、食べるとざくざくはじける音がするから、とか、フランス語で会話を意味するジェスチャーが指を交差させるので形が似てるからとか色々説があるみたいです。

フランスの伝統菓子ということで一度作ってみたかったのですが、パイ生地が無いと出来ないのでなかなか作る機会が無かったのです。生地もアーモンドクリームも余っていてちょうどいいと思って。ほとんどガレット・デ・ロアと同じ構成です。

パイ生地の中にアーモンドクリームを詰め、表面にグラスロワイヤル(卵白と粉砂糖を混ぜたもの)を塗って焼くだけです。今回はアーモンドクリームの中にラムレーズンを入れてみました。

この前パリで買った6.5cmの小さいタルトリングを使いました。1人分のタルトが可愛く作れていいですね。焼く前はこんな状態だったものが、

焼き上がりはこーんなにふくらみました。

表面のグラスロワイヤルがざっくざくで香ばしいです♪ラムレーズンもよく合うし。手軽で美味しいおやつになりました。


かぼちゃプリン

2008年01月07日 | 冷菓


Pumpkin Pudding

年越しの天ぷらそばに使ったかぼちゃが残っていたので、試したかったレシピがあるのを思い出し、プリンを作りました。かぼちゃって買うといつも余ってしまって残りはスープにするばかりだったのですが、プリンもいいですね~。

こちらのレシピの半量で四角い型で作りました。裏ごしせずにミキサーにかけるので手軽だし、出来上がりもなめらかでシナモンが上品に香って美味しいです。ずっと前に買って使っていなかったシナモンスティック、折角だから飾ってみたのですが、どうでしょう?


ガレット・デ・ロア

2008年01月06日 | パイ生地


Galette des Rois

1月6日のエピファニー(公現祭)に食べるお菓子、ガレット・デ・ロアを焼きました。去年の物よりは上手に焼けていると思いませんか?今年も小さめサイズで、直径約12cmです。そしてまたまた王冠無し・・・です。それも手作りすればいいのかな~。

折り込みパイ生地を作るのは1年ぶりなので、どうかな~と思いながら作りましたが、今回は自分で言うのもなんですが(笑)、よく出来ました。焼きたてをおやつに食べたのですが、さくさくはらり、と香ばしいです。アーモンドクリームもほこほこで美味しい♪

パイ生地を作る時、CSCAでは1単位で小麦粉を2パウンド(約900g)使うので折り込むのも結構力仕事だったのですが、今回はその1/4の分量にしたし、前日からちょっとずつ折り込んだので楽々でした。

まだ半分以上パイ生地が残っているので何にするか楽しみです。ミルフィーユがいいかな~。


オリボーレン

2008年01月04日 | お店のお菓子

オランダでは大晦日にオリボーレン(Olibollen 、英語に訳すとOil Balls)というドーナツを食べるのが習慣ということで、11月あたりから街のあちこちにこういうオリボーレンの屋台が出ていて、たまに夫と2人で買っておやつに食べていました。

ドーナツと違って穴はあいていません。プレーンなものや、レーズン入り、アップル入り、カスタード入りなど色々売ってます。

買うとパウダーシュガーをたっぷりまぶして渡してくれます。その場で食べる時は、気をつけないとコートやブーツが真っ白になっちゃいます(なっちゃいました・・)。

毎年、オランダ全土のオリボーレン屋さんでどこのものが美味しいのかという調査が行われて新聞で発表されているらしいです。ここは近所のスーパーに入っているチェーン店らしきパン屋さんなのですが、今年の調査で全国1位!とのことで大晦日にはお店の外にオリボーレン専門屋台を出して朝の7時から売り出していました。

全国1位のオリボーレンなら食べてみないと!ということで買ってみたのですが、私には他のものとどう違うのかは分からず・・・。普通にドーナツでおいしかったです(笑)。やっぱり揚げたてじゃないとダメなのかな~。

これはアムステルダム市内のダム広場という中心地にあったクリスマスツリーです。あまり飾りがなくシンプルでいいですね。結構大きくて写真を撮っている人がたくさんいました。

オランダでは大晦日の夜10時から元旦の午前2時までの4時間だけ、一般の人が花火を打ち上げていいと許可されています。若者達が大量に買い込んで打ち上げるらしく、毎年大騒ぎでけが人が出てひどいときには死者まで出るという話を聞いていました。

うちは、折角オランダで年越しなんだから街の中心部まで行って見物するのも面白いかとも思ったのですが、でもちょっとコワいので今年はゆっくり家で過ごすことにしました。もう大晦日の昼間から爆竹鳴ったりフライングで夕方から花火があがったりと賑やかでした。新年になってからはリビングの電気を消してしばらく花火鑑賞してました。リビングの窓から見えるだけでも10ヶ所以上で打ち上げ花火があがっていて、家の中でぬくぬくと見物していられてなかなかよかったです。


フレジェ

2008年01月02日 | ケーキ


Fraisier

あけましておめでとうございます。
つたない私のブログに来て下さっている皆様、いつもありがとうございます。たまにぷっつり更新が滞ったりしてすみません・・・。
今年も美味しくて美しいお菓子を目指して頑張りたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします♪

これはお正月用に作ったフレジェです。
フレジェって憧れのお菓子で、いつか作ってみたかったのですが、ロスではなかなか形の揃ったイチゴに出会えず・・・。今回のイチゴもあまり粒ぞろいとは言えないのですが、でもすっかりフレジェを作る気分だったので変更無しで作ってみました。

上下のスポンジの間には、イチゴとバタークリームがたっぷり入っています。バタークリームはイタリアンメレンゲで軽くしてあるので、ふんわりと美味しく、イチゴの酸味ともよくあいます。

全部イチゴで作るつもりだったのですが、今回はイチゴが足りなそうだった&夫はイチゴよりラズベリーの方が好き、という理由で半分はラズベリーにしちゃいました。見た目はイチゴの方が可愛いけど、味はラズベリーの方も良かったです。

スポンジ、最初は上下とも同じ厚さだったんですけど・・・。シロップをしみこませすぎたのかイチゴが重かったのか、下のスポンジがかなりつぶれちゃいました。

バラはホワイトチョコレートで作っています。かなり久しぶりだったのでイマイチな出来です・・。やっぱり定期的に作らないとダメですね。

でも、紅白だし金箔も飾ってお正月らしくおめでたい雰囲気になったかな?とその点は満足でした。