園長のつぶやき

こんにちは 長坂保育園の園長です。日々成長する子ども達を見ながら、日頃の思いを綴ります。

1周年記念

2010-09-30 11:11:46 | 日記
園長です。
 明日でこのブログを開設してから1年が経ちます。最初は毎日のように書いていましたが最近は月に数回しか書けないことが多くなりました。それでももう少しだけ続けてみたいと思います。本来はもっともっと自分の思っていることを書きたかったのですが、実際に書いてみると、他人の個人情報の暴露だったり、プライベートの漏洩だったりと、書いては消し、書いては消ししたこともありました。公開してから読み返し、数時間をかけて書いたものを消去したこともありました。「ものを書く」と言うことは、とても難しいことだとわかりました。特に「コメント」などが来ると、文章に対する責任が問われることになります。自分では良いことだと思っても、全く反対の考えの人もいます。
 でも、たまに「ブログ読んでますよ」と言われると、少しだけ嬉しい気がします。本当は本業の「保育」から離れたことを書こうと思っていたのですが、最近はやはり保育が気になり、ついつい書いてしまうことがあります。最近ショックだったことは、「日本の教育が危ない」とサッカー協会が本気で日本の教育を変える事を提案しているという話を聞いたことです。「日本の子ども達は自分でものを決められない。」「指示をされないと動かない。」「指示されたことしかしない。」という姿だったそうです。尖閣諸島での中国とのトラブルで日本は大きな失敗をしたようです。自分達の考えを相手に伝えられない。自分達の考え自体まとめられない。今、世界で求められている能力は「コミュニケーション能力」と「問題解決能力」だと言われています。日本人に一番欠けているものだと思います。「対人関係」の欠如は教育の大きな失敗だと思います。古き良き日本を取り戻すには、保育から変えていかなければなりません。政治が大揺れしている状況なので保育の将来像は見えませんが、「幼保一体化」も含めて、子ども達の育ちを根本的に変えていく必要があると思います。日本ほど子どもにお金をかけない国はありません。子どもが生まれない国は滅びるのです。子どもを大切にしない国は、将来がありません。「子どもは国の宝」と言われる意味をもう一度噛みしめて欲しいと思います。
 1周年を記念して世界に通用する子育てを目指したいと思っている園長です。これからも意味不明のブログを思いのままにつづりたいと思います。ご迷惑でしょうが、もう少しお付き合いください。
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サッカーD級ライセンス

2010-09-20 20:04:57 | 日記
園長です。
 9月19、20日の連休はいかがでしたか。私は、この2日間、青森市へ「サッカーD級コーチ養成講習会」に参加してきました。これは12歳以下のこども達にサッカー指導を行うための日本サッカー協会が主催する講習会です。今回は青森県全体から32名が参加しました。私のように50歳を過ぎた参加者はほとんどいませんでした。まして講習会の数日前にサッカーシューズを揃えたりしたのは私だけのようでした。初めて履いたシューズは、なかなか履き心地は良かったのですが、履いた相手が悪かった。足を草刈り機でいためてからほとんど右足を使っていないのと、左足がの親指が「巻き爪」で痛いのと、運動不足のせいで、走れない、蹴れない、呼吸困難になるなど、散々の2日間でした。
 私は、小学時代から「野球」を選択していて、サッカーは保育園に就職してから、覚えたのでした。技術はなし、経験も無し、あるのは「負けず嫌いな性格」だけでした。保育園ではサッカー大会がありますが、最初に参加した年は、1点も取れず、一度も勝てず、4チーム中4位でした。私は「そんなもんだろう」と思っていたのですが、こども達は「悔しい」といって涙を流しました。野球しかやったことがなかった私ですが、こども達のために、見よう見まねで教えたのが功をを奏し、優勝できるようになりました。しかし、時代は変わりサッカー全盛の時代になり、クラブチームも増え、こども達も本格的な訓練をするようになりました。今までの園長の思い付きや口だけの指導ではなかなか勝てなくなりました。そこで今回は「正式な教え」を乞うためにD級ライセンスに挑戦したのです。54歳には「とてもきつかった」講習ですが、いろんな練習の仕方、ほめ方、楽しませ方を勉強してきました。私たちが主催する「幼児サッカー大会」の参加チームの田子保育園の保護者もいました。私みたいに「ど素人」は少ないようでしたが、私と同じく、体力不足で足がもつれたり、「こんなはずでは・・・」と顔に出ていた人も何人かいて少しだけ心強い思いもしました。この年になって、実技5時間はきつい。外で立っていても30分も持たない体には、拷問のような5時間でした。講義も5時間以上あり、体力と頭脳が久しぶりに少しだけ必要な2日間でした。最後は試験問題もあり無い体力、衰えた頭脳を呼び戻そうとしましたが、「ど忘れ」の域を超えた(若年性痴ほう症)の疑いがあることが判明しました。さっき聞いたことが覚えられない。今見たのに思いだせない・・・。「老化」という現実を目の当たりにしました。それでも何とか合格したような感じがしています。20問中12問で合格。私は17問は完ぺきにわかったのですが、3問は答えは書いたのですが「?」です。とにかく久しぶりに体と頭をフル回転させた講習会でした。これからこども達に楽しくサッカーを教えて行こうと思います。今回のライオンズ杯には間に合わないかもしれませんが、これからのこども達のことを考えると有意義な研修だったと思います。頑張ります。
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マツタケ

2010-09-15 11:41:15 | 日記
園長です。
 昨日、夢を見ました。秋ならではのリアルな夢でした。毎年、9月上旬には、キノコを求め、山に入るのですが、今年は残暑が厳しく、なかなか山へはいけないでいました。昨年は9月5日、一昨年は9月6日にマツタケを収穫しています。きっと、その思いが夢となって、希望的観測も含めたリアルな夢となったのだと思います。お昼過ぎにいつもの山へ夫婦で出かけました。毎年待っていてくれる秘密の場所があるのです。ここには10年以上通っていますが、ボーズという年はありません。多いときは一箇所で10数本取れることもあります。昨日見た夢は大収穫の夢でした。まだ早いと思っていたのに、マツタケが大きく育ちすぎて腐っていたのです。今までに見たことのない大きく傘を開いたマツタケが13本。直径20センチもあり、傘が反り返り、まるで毒キノコのようなマツタケです。でも、マツタケの匂いがあたりに漂い、まるでマツタケの養殖場のようでした。中には大きくなりすぎて、腐り始めたものもあります。妻と笑いながら大急ぎで収穫し、腐ったマツタケは3本ほどまとめて、穴を掘り、来年出るようにしっかり踏み固めました。収穫は11本。妻がリュックに背負い帰り道を急いでいると、妻が岩に足を滑らせ、すってんころりん。背負っていたマツタケは妻の重みでぺしゃんこになり、あ~あ・・・・というところで目が覚めました。実にリアルな匂いまでもある夢でした。潰れていなければ、きっとおいしいマツタケ料理になっていたと思うととても残念です。
 9月の土、日は今のところ全部予定が入っていて、きのこ取りには行けそうにありません。そんなこともあり、夢にまで出てきたのでしょうか。それにしても今年のキノコはどうなのでしょうか。保育園で毎年恒例となっている「キノコ汁会」は開催できるのでしょうか、少し心配です。
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仙台は燃えている

2010-09-12 20:45:30 | 日記
園長です。
 仙台へ研修に行ってきました。9月11日は2か所の保育園の公開保育。午後からは公開保育の質疑応答と新宿せいが保育園藤森平司園長のアドバイス。12日は午前中藤森先生の講演会。保育三昧の2日間でした。長坂保育園では「見守る保育」をとりいれ、保育環境の充実に力を入れていますが、まさにこの保育の本家が藤森平司先生なのです。当園も4年前公開保育をして多くの保育士や園長先生方に保育を見てもらいました。今でもあの時の感激は忘れません。見られることの緊張、発表することにより自分たちの保育の振り返り、確認。本当に熱くならないとできないことです。長坂の職員も2名一緒に行きましたが、とても勉強になったようです。次回の園内研修が楽しみです。また、本日、「保育環境セミナー」に4名の保育士が東京に研修に出掛けました。今回はセミナーで「実践発表」をお願いされたので、「見守る保育 長坂バージョン」を発表することになっています。保育士だけで発表する初めての体験です。私たちと入れ違いに出掛けたので、緊張の度合いは見ることができませんでしたが、これまで自分たちのやってきた保育をしっかりと発表してくれることと思います。頑張れ幸恵先生。
 ところで、今回の仙台はとても賑やかでした。東北一番の大都会というだけではなく仙台中で「ストリートジャズフェスティバル」といイベントで、駅中、駅前、公園、空き地などで仙台の音楽バンドがいたるところで演奏会を開催していました。仙台駅前でも3つのバンドが演奏していて、周りはテントや屋台がたくさん出ていて、雨にも関わらず、たくさんの人出で賑わっていました。仙台100万都市の力を見せつけられたような気がしました。町の賑わいはこうして生まれてくのだと改めて実感しました。人口が多いということは、活気があふれ、夢や希望が膨らむような感じがしました。保育園に入りたくても入れない「待機児童」は仙台市が昨年一番多い都市でした。人が集まるのがわかる気がしました。八戸にもあの賑わいが欲しものです。そのためには私たちが良い保育を行い、安心して産み育てられる保育間環境を作っていく必要があるようです。保育は楽しい、子育ては楽しいと思うことで少子化を抑制したいものです。まずは自分たちで出来ることから始めたいと思います。
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運動会

2010-09-06 09:42:11 | 日記
園長です。
 秋といえば「運動会」。9月4日(土)は保育園の運動会でした。前日は台風8号が接近と言うことで、雨の心配をしていましたが、パラッと降っただけで素通りしたようです。お陰で気温30度以上を越える暑さの中で運動会を行なうハメになりましたが、子ども達は元気一杯。保護者の声援にも刺激されたのか、いつも以上にはりっきた姿を見せてくれました。勝負の方も大接戦でした。最後の選抜リレーまでもつれましたが、白組のアンカーが最後の最後で赤組を追い越し、接戦に終止符を打ちました。勝った白組は大喜び。負けた赤組は涙にくれました。赤組のアンカーも良く頑張り、あと1メートル前にゴールがあれば歓喜の赤組勝利だったのですが、残念でした。ゴールでは保護者が身を乗り出して歓声を上げたり悲鳴が上がったりで、大興奮、大感激の最後でした。閉会式も負けた子達がすすり泣いたり、声を上げて泣いたりしていました。閉会の言葉を言う子も赤組だったので、悔し泣きからなかなか言葉をいえませんでしたが、応援席から「はずきちゃん頑張れ」の声に、泣きじゃくりながら言葉を述べることができました。見ている私達も目頭が熱くなるのを覚えました。それだけ子ども達は真剣に競技に取り組み、仲間との連帯感も強く持っていたのだと思います。必死に涙をこらえていた赤組の子、喜びを体全体で表わしていた白組の子、どちらにも大きな拍手を贈りたいと思います。悔し涙は子ども達の成長には欠かせない貴重な経験だと思います。今回のリレーで競い負けた赤組のアンカーの子は、大きな成長を見せることと思います。閉会式での涙は10月のライオンズ杯サッカー大会で晴らして欲しいと思います。今度は悔し涙ではなく、できれば「優勝の嬉涙」で・・・。
 
 翌日の日曜日は、連合町内会の「地区民運動会」がありました。いつもはずるして休むことが多いのですが、私が町内の役員を引き受けた関係上、休めなくなりました。2日に渡る運動会で体はぼろぼろになりました(私が競技したわけではありませんが)が、我が町内は昨年の7位から3位大躍進。これも最後の年代別リレーでの大逆転で1点差で3位になりました。今年は町内の若手が頑張り、序盤からの中間報告でも、2位、4位と上位に食い下がり、最後のリレーで1位を獲得し、総合で3位になったのです。4位と3位では大違い。3位はトロフィーと賞状、副賞。4位は賞状と副賞。久しく見ていないトロフィーに町内会は大喜び。終わった後の祝勝会は大いに盛り上がりました。勝負事はやっぱり負けるよりは勝った方がいいと心から思いました。昨年は静かな反省会でしたが、やはり「勝った証拠」を目の前に飲むビールは最高でした。来年は是非優勝旗を持ち帰り、大祝勝会にしたいと、個人的に思っています。そのくらいの熱気がある今回の南鹿島町内会でした。
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