園長のつぶやき

こんにちは 長坂保育園の園長です。日々成長する子ども達を見ながら、日頃の思いを綴ります。

誕生会

2017-09-29 15:34:26 | 日記

園長です。

 毎月最終金曜日は、基本的に「誕生会」を行っています。行事が重なったり、立て込んでいるときは別な日にも行いますが、40年間この方法を通してきました。長くいる保護者もだんだんわかってきて、誕生会に参、加する保護者が増えてきました。わが園では誕生会や大きなイベントは基本的に保護者参加OKになっています。特に誕生会は、誕生時とそれをお祝いする係りの子がいて、それぞれの親が楽しみにしています。今月は18人の誕生児に係りの子が8人。26人の子がステージで活躍する姿を18名の保護者が見学、応援に来てくれました。私の係りは誕生児に「色紙」とプレゼントを渡す係りなのですが、これが大変。子ども名前を呼び、一人一人にプレゼントと色紙を渡すのですが、大きい子は嬉しそうに受け取ってくれますが小さい子は受け取り拒否を平気でしてきます。なかには色紙を投げ捨て、プレゼントだけもらう子もいて、時間がかかります。私の場合老眼ということもあり、色紙に書いた名前がぼやけることもあるので、この時のためにわざわざ老眼鏡に眼鏡をかえて行います。その後係りの子が出し物(寸劇や絵本紹介、ダンスなど)を披露してくれ誕生児を祝います。来月はライオンズ杯サッカー大会が行われるので、年長の子たちを応援団になって励ましていました。わが園では異年齢で書く行事を行っているので、年齢差がはっきりわかり、見ていてとても面白いそうです。私たちは冷や汗たらたらののですが、保護者にとっては子供の成長過程が良くわかり、楽しいのだそうです。私たち以上に子どもを見守り、職員を見守ってくれているようです。本当にありがたいことだと思います。

 最近、環境について職員と話をする機会がありました。わが園の園庭は比較的広く、サッカーの試合が出来る程度の広さがあります。お盆前には重機を入れて園庭の石をとったり、凸凹を直したりしました。しかし・・・これでいいのか真剣に悩んでいます。園庭の環境を思い切って変えて見らどうだろう・・・と。できれば今年度中に少しづつ変えていきたいと思っています。「鉄は熱いうちに打て」と言われます。子供たちの成長に欠かせない遊び、環境を整ていきたいと思います。これから始まる「クラス懇談会」では園庭環境変更計画を保護者の皆様にお知らせしたいと思います。わくわくドキドキするような設計図をお見せしたいと思います。乞うご期待。

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職場体験と施設見学

2017-09-22 14:32:12 | 日記

園長です。

 9月20日から東通中2年生2名が「職場体験」に来ています。本日(22日)で3日間の職場体験は終了しました。この中学校では地元を離れての職場体験で、市内のホテルに宿泊しながら体験をしているようです。わが園では昨年に引き続きの受け入れでしたが、卒園児とは違う、新鮮な職場体験を「私達」が体験しています。地元の中学でも10月に「グッジョブウイーク」と称する職場体験学習を行っていますが、ほとんどが卒園児です。今年も3人来ますが、3人とも卒園児です。最近は女子だけではなく男子の体験も多く、保育士は女子だけの仕事ではなくなってきている現状を実感しています。今回の東通中の2人も男子1、女子1出来ています。男子はとてもダイナミックな動きで体育遊びを堪能しているようでした。職場体験というよりは、遊び仲間・・・のように見えました。それでもいいんです。知らない者同士がだんだん自分らしく振舞える場を見つけることはとても重要です。将来は保育士に・・・という思いを必死に隠して接するのも大変ですが、どこでどんな職業についても、楽しく働けるようになってほしいと思います。頑張れ東通中生。

 また、今日は秋田県鹿角市の保育団体から主任保育士6名がわが園を見学に来ました。皆さんベテラン保育士で見る目、視点が鋭い。異年齢児保育とオープン保育、チーム保育、環境設定、書類作成などの様子を見学していきました。反面教師としては最高のわが園だと思います。自分の園を再評価したことでしょう。私たちも良い勉強になりました。ひょっとしたら私たちの方にメリットがあったのではないでしょうか。自分たちの保育を見られ、質問されることにより、保育を再確認再認識できるからです。また、自分たちでは気付かない、良い点なども見つけてくれました。少しはリップサービスもあると思いますが、悪い気持ちはしません。来月は私たちも秋田の保育園に施設見学を予定しています。たくさん見て、聞いてより要保育をめざしたちと思います。今日は本当にありがとうございました。

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研修報告

2017-09-12 16:09:34 | 日記

園長です。

 昨日と本日、2日間にわたり7日に見学に行った仙台の研修報告会を行いました。大型テレビに映像を写し、みんなで報告を聞きました。わが園ではなるべく写真を使って報告するようにしています。その方が細かいところまで実際がわかり、理解しやすいためです。特に施設見学では大きな威力を発揮します。わが園との比較も容易にできます。職員は食い入るように画面を見つめながら、質問をぶつけます。しっかり見て、聞いてこないと説明できません。今回一緒に行った職員は、質問にもしっかり受け答えをしていたので細かいところまで見てきたみたいです。今回は、保育もさることながら、給食もとても参考になりました。最近わが園でも多い「食物アレルギー」の対応もしっかりやっていました。聞くところによるとアレルギー対策のために「乳」と「卵」は一切使っていないとのこと・・・。わが園では考えられないことです。でもとても関心があるので少し情報を交換しようと思っています。

 さて、今日も外は雨。わが園の何にもない広い園庭には水たまりができています。ただ広いだけの園庭・・・。サッカーと運動会をするには十分な広さ・・・ん~ん。どうにかしたい・・・。仙台で見た保育園の園庭環境がまぶたから離れない・・・。環境は子どもたちに大きな影響を与えます。少し考えて子どもたちが思いっきり体と頭を働かせる環境を作りたいと思います。もう少し時間をください。まだまだ勉強して保育環境を整えたいと思います。

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保育環境

2017-09-09 15:21:34 | 日記

園長です。

 9月7日仙台に行ってきました。遊びではありません。保育環境の勉強です。わが長坂保育園では10年以上前から子どもの自主自立を促す保育に取り組んでいます。特に保育環境には心を砕いてきたつもりですが、今回、仙台市内の保育園を見学して、自分たちの思い上がりを実感しました。ベテランと中堅保育教諭総勢3人で伺ったのですが、園庭の環境には3人ともびっくり。園庭ではなく「森」あるいは「自然公園」的な雰囲気構成に「こんな園庭もあるんだ」と感動しました。話には聞いていましたが、まさに「環境が子供をそだてる」という見本のような保育園でした。この日は東北各地から「環境」を考えている保育園の職員が集まり、園を見学し、園長の話をききました。ここの園長先生はとてもお話が上手で、自分の失敗体験を面白おかしく講釈してくれました。聞いていて本当に子供が好きなんだなあと感心しました。そして保育への思い入れを熱く語ってくれました。私もかつてあんな姿を目指したこともあったなあと感慨深く聞きました。

 実はわが園でも最近、保育をもう少し変えていこうと職員で話し合っていたところだったので、まさに「渡りに船」状態でした。ここ6,7年は園舎の改築や地区の保育界の役員、保育制度の改正・改革などなかなか保育を真剣に考える暇が無く、それでも職員がやってくれているだろうと勝手に解釈していましたが、少しづつ考えや環境が変わり、職員全員の意思統一がなされていなかったようです。日々の行事に流され、子ども達一人ひとりをじっくり見ていたかというと、ガマの額から油汗がにじみ出てくるように冷や汗が流れるのを感じます。これまでの貯金と待機児童解消対策の恩恵で何とかやってきたような感じがします。

 そこで環境についていろいろ勉強することになりました。今回一緒にいった職員は帰りの反省会でも新幹線の中でも「ああしたい、こうしたい。これはぜひ取り入れたい。こういう形でもできるんじゃないか・・・」などいろんな話をしていました。十数年前に八王子の保育園を見学に行った時の情景を思い浮かべてしまいました。あの時一緒に行った職員は退職してしまいましたが、思い入れはしっかり受け継いでいたようです。これから少し気合いを入れなおして子どもたちのために保育を見つめなおしていこうと思います。これから3年計画で環境を大きく変えていこうと思います。いつまでも「サッカーが強い長坂」だけではこの先の少子化は乗り切れないと思います。時代とともに変わっていく保育ですが、いつの世も「子どもが真ん中」であるような社会であってほしいと考えています。だって子どもは私たちの希望であり、未来を創る力なのですから・・・。 これからもいろんな保育園を見学し、保育を深めていこうと思います。

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