園長のつぶやき

こんにちは 長坂保育園の園長です。日々成長する子ども達を見ながら、日頃の思いを綴ります。

八保連創立60周年

2017-01-30 13:52:42 | 日記

園長です。

 八戸市保育連合会は、平成28年めでたく創立60周年を迎えました。記念事業として「子ども一人ひとりの〈いのち〉を大切にする 保育・教育のために~保育の安全と保育の質」という演題でジャーナリストの猪熊弘子氏を講師にお迎えし記念公演を行いました。猪熊氏は「死を招いた保育」の著者で、全国を講演して回っている先生でもあります。保育園や認定こども園等の施設内で起こった死亡事故などを検証し、改善につなげるための伝道師でもあります。約2時間にわたり、保育施設内で起きた死亡事故などを中心にお話しいただきました。その中で「保育園で一番大切なことは、子どもの命を守ること」であり、「子どもの安全を守るための保育の質」を向上させることを力説されていました。「くう・ねる・みずあそび」に気をつけろ、という保育園では基本的な注意事項を再確認しました。我が保育連合会では毎年「保育の危機管理」ということで脇貴志先生の勉強会を年1回以上開催していますが、両氏が訴えることは同じ感じました。私も小さな事故には「まあ、いいか」とか「起きたことは仕方がない、次は気をつけるように・・・。」とか言ってしまいますが、それが怠慢や思い込みにつながりなれ合いとなり命に関わる危険の芽になる。ということでした。事故は起きるもの・・・と思っていましたが、起こさないものとして考えるべきだと教わりました。特に保育園での3大危険は「くう・ねる・みずあそび」ということを再三言われていました。ご飯をたべているとき。寝ているとき。水の事故が乳幼児の死亡事故の典型的パターンだそうです。食材の大きさ、うつぶせ寝、夏の水遊びは片時も気を抜けないことを肝に銘じて保育にあたりたいと思います。猪熊先生本当にありがとうございました。

 さて、当日は「保育の集い」も行われ、市内の会員と来賓合わせて約750名が一堂に会し連携を深めました。3人の歴代会長をはじめ、8人の永年勤続表彰、そして叙勲など全国的な表彰を受けた人には特別表彰として記念品をさしあげました。今年は4名の方が対象でした。おめでとうございました。その中で永年勤続表彰受賞者を代表して謝辞がありましたが、とても素晴らしい内容で各方面から称賛の声があがりました。八保連の名を大いに高めてくれた素晴らしい謝辞でした。30年本当にご苦労様でした。これからもよろしくお願いいたします。

 ということで、大きな事故もトラブルもなく無事に終えることが出来ました。両実行委員の見なさには深く感謝いたします。これで、私の「ストレス性湿疹」も一段落しそうです。これから園の常時に向けてエンジンをふかしていきたいと思います。それにしてもこの時期は「書き物」が多く、国語の嫌いな私にはとてもつらい時期になります。2月の園だよりや卒園のしおりなど担当から催促されています。アメリカのトランプ大統領のように「ツイッター」で呟こうかな…と思いましたがツイッターのやり方がわかりません。いっそのこと、このブログを載せたらどうかな・・・と「からやき」の考えが浮かびましたが、これも大事な情報公開なのでしっかり書こうと思います。それにしても忙しい1月だったなあ、と思います。2月はどうなるのかとても心配です。

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ストレス性湿疹

2017-01-28 12:57:11 | 日記

園長です。

 昨年の12月くらいから体に湿疹が出ています。皮膚科の先生は「ストレス性湿疹」だといっていましたが、とても大変でした。昨年の職員の忘年会も欠席したくらい絶望的な湿疹が体中に出没し、痒いわ、痛いわで大騒ぎ。皮膚科も2度変え、今でも注射をしてもらっています。どうやら「ストレス」が原因なのだそうで、この乾燥した時期に出現する率が高いのだそうです。どんな症状かというと・・・最初赤いつぶつぶが出てきて、それが次第に大きくなり、お互いを刺激しあい、競い合いながら増えていきます。私の場合、10月の終わりくらいから「足の甲」に出初め、そのうち治るだろうと適当な薬を買ってつけていましたが、足の甲は靴を履くと、こすれあい、これがまた痒くて、ついぼりぼり・・・。そのうち、両足に出てきて病院通いが始まり、体、両腕、頭に出てきました。皮膚科の先生曰く「足から始まると頭まで行き、また足の戻っておしまいになる。」ということですが、足の方はだいぶ治癒し(一時はミイラにされるかと思うくらい両足を包帯でまかれ大変でした。)、体も赤い色から薄墨色になり、あとは両腕と手の甲(これが最初から最後までしつこい)が空気に触れると痒くなり、もう少しの辛抱だと自分では思っています。おかげで毎日飲んでいた「アルコール」も控えめになり、健康にも良い刺激となっています。ただ、先日だいぶ良くなったと思い久しぶりに「飲み会」で飲んだところ、夜半から体中がかゆくなり、大変でした。二日酔いと湿疹が重なり、地獄のような一日を過ごしました。やはり体調が良くない時はアルコールは飲まない方が良いようです。

 今日は八戸市保育連合会主催の「保育の集い」と「八保連創立60周年記念式典」も同時開催され、アルコールが出ることになっています。基本的に「呑兵衛」の血が流れているので、酒席でお茶会というわけにはいきません。なんとかごまかしながら3時間を過ごしたいと思います。ああ…早く治らないかなあ。でもストレス・・・ということは、やはりあの仕事が祟っているのかもしれません。2月が改選期なので若手に役を譲りたいと思います。あの仕事がなくなればきっと私の湿疹はきれいさっぱり無くなると思うのですが・・・・。

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おにぎり作り

2017-01-13 14:34:48 | 日記

 明けましておめでとうございます。

園長です。・・・・なに寝ぼけてんだあ・・・という罵声が聞こえてきそうですが、とにかく今年もよろしくお願い申し上げます。保育園の始まりは1月4日からでした。4日には八戸市公会堂で「中核市移行式・連携中枢都市宣言」がおこなわれ、参列してきました。いよいよ本格的に「中核市」になったようですが、内容は2000を超す権限の委譲ということですが、いまいちピンときません。きめ細やかなサービスとスピードが期待出来るそうです。一番の問題は「八戸保健所の開設」だそうですが、これはまだ先のことになりそうです(これから建設するので2~3年先かな)。

 さて、わが園では、6日に「新年会」が盛大に行われ、大相撲長坂場所が開催され各クラスの横綱、大関が決まりました。その後、正月ならではの遊び(すごろく、ふくわらい、凧揚げ、コマ回しなど)をしました。手作りのタコは、子どもたちの大人気、大空に舞うことはないのですが、走りながらタコを挙げている姿を見ると、やはり子どもは「風の子」だなあと感じます。10日くらいまで気温が高い日が続いたので園庭は子どもたちの歓声でいっぱいでした。都会では「子どもの声」がうるさいといわれるそうですが、こちらは子供の歓声に耳を傾け、「元気がいいねえ」などと話しかけられます。子どもは地域の宝物、未来を創る力です。排除するのではなく優しく包み込んでほしいものです。

 今日は1月13日。昨日から「今冬最大級の寒気団」に見舞われています。雪は少ないものの、日中の氷点下の「真冬日」になっています。ぬくぬくと過ごしていた体はその変化に対応するのに大変なようです。おまけに最低気温も氷点下10度近くになりそうです。気温だけではなく風も強く、体感温度は「凍えそう」な感じです。5日から「寒」に入り、1月の20日は「大寒」です。一年で一番寒い季節を迎えます。しかし、「冬きたりなば、春遠からじ」といいます。最近は心なしか「夜明け」が早くなったような気がします。私は「冬眠」したいのですが、社会福祉の世界はゆっくり眠ってはいられない「嵐」が吹きさすっています。3月31日までに決めておかなくてはならないことが山ほどありてんてこ舞いの状態です。私だけが大変なのではないことはよくわかるのですが、それでも口からは「大変だ」という言葉しか出ない今日この頃です。

 そんな中、今日は「おにぎり作り」がありました。わが園ではひと月に1回以上「食育」の一環として給食にかかわる何かを調理員主導で行っています。おにぎり作りやクッキー作り、野菜つくり、魚の三枚おろし、月見団子など楽しく行っています。おにぎり作りは春から継続して行っていますが、夏の間はお休みして涼しくなってから行っています。年間を通して全員が行うよう調整していますが、結構「調理」に関心を持つ男の子などもいてにぎやかに取り組んでいます。子どもたちが作ったおにぎりは、3歳以上児の「主食」になります。大きいのや小さいの、中身も梅、こんぶなどが入っていて「選択」し甲斐があるようです。わが園では子どもたちが自分で食べる量、食べられる量を決めるので、いろんな形があってもOKなのです。自分で作ったおにぎりをみんなが食べてくる・・・それだけでもこの取り組みは価値があると思います。「自分がみんなから認められている」という「自己肯定感」が生まれています。子どもたちの得意げな顔がそれを物語っています。たかが食育、されど食育、作ること、食べることは「仲間つくり」にもつながります。これからも続けていきたい活動です。

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