園長のつぶやき

こんにちは 長坂保育園の園長です。日々成長する子ども達を見ながら、日頃の思いを綴ります。

台風の爪痕

2019-10-26 11:14:17 | 日記

園長です。

 最近の台風は大型化し、なお発生頻度が高くなっているようです。先週の台風19号は典型的な「雨台風」で日本列島に大きな爪痕を残していきました。その後も立て続けに20号、21号が発生し、被災地になおも襲い掛かっているようです。青森県でも過去に大きな被害が出ているので台風に関しては甘い考えを持っている人は少ないようですが、最近の「直ちに命を守る行動をしてください」という避難勧告にはさすがに恐怖を覆い隠せないようです。水の勢いはかくも恐ろしいものだと再確認した園長でした。この災害に合われた多くの方々に心からお見舞い申し上げます。

 さて、この台風19号の時はちょうど週末だったので、園業務と子どもたちには大きな混乱はありませんでしたが、日曜日の朝に園の様子を見に行ったら、ほとんど変わりがなかったのですが、園庭の砂場の砂がどこに行ったのかあったはずの砂がなくなり、砂場の枠の基礎がえぐられ、宙に浮いた状態になっていました。砂ももちろんどこかへ流され、影も形もなくなっていました。風が吹くとどこかへ吹き飛んでしまう砂ですが、雨で根こそぎ持っていかれたのは初めてのことです。それだけ雨の威力が強かったということでしょう。そういうわけで早速業者さんに連絡して砂を補充していただきました。1年に1回は砂を補充している計算ですが、いったいどこに消えているのか・・・。

 年を追うごとに台風の勢力が九台になっていくようです。これもそれも「地球温暖化」の禍だと思うのですが、世界でこの問題に取り組まないと大変なことになりそうです。これで北極や南極の氷が解けると現在の海面から2メートルほど海面が上がるようです。オランダの国土は半分が海面ゼロメートルなのだそうです。世界の国の形が大きく変わりそうです。インド洋に浮かぶモーリシャス諸島は消滅の危機を訴えていますが、二酸化炭素をたくさん輩出している経済大国はあまり関心がないようです。どこかの少女が国連で大演説して地球の危機を訴えたようですが、大国の良心にどのくらい響いたのでしょうか。子どもたちに地球を受け継いでいってもらうためにももっともっと地球を大切にしていかなければなりません。私はSFが好きで近未来の物語を読むとわくわくしますが、近未来の地球はたいてい瀕死の場面が多く、それを守る数少ない人々が戦っている場面が多いのです。今のこの地球の環境を子供たちに残していくのは私たちの使命だと思います。少しずつ、できることから始めていきたいと思います。

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第23回八戸東ライオンズクラブ杯ちびっこサッカー大会

2019-10-07 09:53:38 | 日記

 園長」です。

 台風一過の少し風が強いなか、ライオンズクラブの皆さんが見守る中、20チームの精鋭たちが堂々と入場行進しました。昨年度優勝の城下保育園から優勝旗の返還があり、南部町から参加のチェリー保育園園児の元気な選手宣誓が行われ、AからDブロックの予選がスタートしました。今回私が予想した「勝手にベスト8」は、結果的には8チーム中6チームが的中しました。勝率?は75%でした。誤算はC、Dブロック。特にBブロックは実力が伯仲したチームが多く、すぎのこを除きほとんどが引き分け。優勝候補の小中野が城下に0-1で敗れて脱落。同じく優勝候補の城下と五戸のみゆき保育園は互いに2勝2分け。勝ち点も8同士。最後はみゆきがすぎのこから2点取り、得失点差1点でみゆき1位通過。城下は2位通過。Cブロックは尻内が全勝で1位通過。期待していたサンフラワーは勝ち星がなく敗退。福聚と白鷗のし烈な2位争いは白鷗が2点差で尻内に敗れたため得失点差1点で福聚が2位通過となりました。A・Bブロックは予想通りの結果でした。

 午後からの決勝トーナメントは藤覚が福聚に2:0で勝ったほかは3試合ともPK戦に突入。実力が確実に縮まった証拠だと思います。長坂はベスト8に残ったらPK戦で勝負だと思っていたのでここまでは予定通り。しかし、トップバッターが外し、万事休す。2:3でみゆきに負けました。みゆきはとチェリーは五戸と上北郡のチームで結成する「友情杯」という大会を年2回開催しており、今年はみゆきが総合優勝したとのこと。この後みゆきは決勝まで勝ち進み決勝では23回のライオンズ杯にその歴史を残すくらいのし烈な激闘を南売市保育園と残しました。なんと3人ずつのPK戦、3周りお互いが決めたり外したり、応援席も悲鳴と歓声の連続。最後はみゆきが外して万事休す。7:6で優勝の女神は南売市に輝きました。

 我が長坂保育園はみゆきにPK戦で敗れ、その嫌な雰囲気で福聚にもPK戦で敗れ7・8位決定戦でやっと3点取り、留飲を下げたのでした。今年はこれでサッカーはおしまい。いろいろあった1年間でしたが八食フォットサル大会では初めての7位。春の幼児サッカー大会ではよもやの17位。予選ブロックは2敗2引き分けの最下位。これは我が園始まって以来の結果でした。それでも泣く子はなく、「楽しかったあ」・・・泣いたのは担任二人。その後暑い夏をひたすら「ベスト8」を目指した練習を続けました。敗因は明白。得点力がないことです。期待のエースストライカー二人は「蹴り方」がおかしいので猛特訓。そして奥ゆかしい性格を「一歩前で」という練習を続けました。保育園の行事をこなしながらサッカーの練習に明け暮れた子どもたちと担任。大会前には少しだけ自信がついた長坂チームがありました。予選ブロック最終戦で南売市帆意見に0:1で負けた瞬間、わが園のゴールキーパーは悔しくて大号泣・・・。春先には「楽しかったあ」とニコニコしていた姿からは別の顔になっていました。現在の風潮を考えれば「楽しかったあ」で終わっても一向にかまわないのですが、子どもたちには喜怒哀楽の感情を味わってほしいので、あえていばらの道へ・・・。よくぞここまで成長してくれた。子どもたちはきっと何かをつかんでくれたと思う。チームワークの大切さ。団結のすばらしさ。友達を一生懸命応援することの意義。そして全員でひとつの目標に突き進むことの大切さ。ここまで献身的に取り組んできた担任には頭が下がります。よく頑張った子どもたちそして担任、大いに盛り上げ協力してくれた保護者の方々に深く感謝いたします。これから子供たちは自分の意志で未来に向かっていきます。子どもたちの夢が実現するよう私たちはこれからも応援し続けたいと思います。ありがとうございました。

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2019ライオンズ杯勝手にベスト8予想

2019-10-04 14:57:30 | 日記

園長です。

 明日、10月5日は八戸東ライオンズ杯ちびっこサッカー大会が開催されます。台風18号が近づいているのでお天気が心配です。日本海に出てから勢力が弱まり、温帯低気圧になったようですが、油断は禁物。でも正直言って、明日やってしまいたい。10月は行事が詰まっていて延期になるととても大変なのです。

 さて、春の大会は17位だった我が長坂チームは、あれ以来「臥薪嘗胆」。悔しさを胸にじっと我慢して名誉回復のために練習を続けました。今年の夏はとても暑かったのですが、子どもたちは毎日ボールを出して園庭を走り回っていました。最大の弱点は「得点力」がなかったことです。これを何とか改善しするため子どもたちは頑張りました。園庭は狭いので近くの「根城の広場」まで毎日のように通い、得点力を磨きました。今日の練習の様子を見ると、春よりだいぶ期待ができるところまで成長したと思います。今度こそ目指せベスト8を実現したいと思います…といっても戦うのは子供たちなので当日はどうなることやら。さあ、明日は頑張るぞ。

 ブロックA (チェリー  藤覚  小久保  こざくら  虹の丘)

 このブロックは、やはり藤覚がダントツ。チェリー、こざくら、虹の丘が接戦。紙一重で虹の丘が有利か。小久保は少し苦戦しそうだ。

 ブロックB (三条  すぎのこ  小中野  城下  みゆき)

 三条とみゆきを見ていないので戦力は判断しかねますが、このブロックは小中野と城下で決まりでしょう。実は小中野の試合も見ていないのですが、下馬評と春の大会を参考に間違いのないところだと思います。三条は得点力が上がると面白い存在になりそうです。また五戸の雄、みゆきは五戸地区ではナンバーワン化のしれませんが、この大会で勝ち抜くには少し厳しいかも・・。すぎのこは今回も力不足か。

 ブロックC (尻内  福聚  こどもの城  白鷗  サンフラワー)

 このブロックは悩ましい。実績から言えばサンフラワー、福聚、白鷗か。しかし尻内も元気が良い。どちらかといえば空回り気味だが、勢いがある。本当にわからない。練習試合もよく見ていなかったので、判断に迷ってしまう。ここはサンフラワーと尻内を押したいと思う。

 ブロックD (長坂  むつみ  根岸  ひまわり  南売市)

よほどのことがない限り、南売市と長坂で決まり。練習試合では南売市が頭一つリードしていた。長坂は猛練習の結果得点力がアップした。強いチームには勝っていない。弱気をくじき、強気を助ける・・・今年の長坂カラーそのものです。しかしこのブロックも何が起きるかわからない。数年おきに来るむつみの「神風」。これは何とも予想がしにくい。この風が吹いいたときは我が長坂チームも危ない。根岸とひまわりは今回も少し厳しいか・・・。でも何が起きるかわからないのが子供のサッカー。有力選手が高熱を出したり、ゴールキーパーが寝冷えをしたり・・・。どこにチャンスが待っているか、どこに落し穴が開いているかわかりません。

ということで2019年ライオンズ杯ベスト8は 藤覚、虹の丘、小中野、城下、サンフラワー、尻内、長坂、南売市を予想いたします。外れても責任は一切負いませんのでご了承願います。できればこの8チーム以外から優勝チームが出ることを祈っています。

 八戸東ライオンズクラブの皆さんには23年もの間、大会を支えていただき心から感謝いたします。この大会から世界を目指す選手が出ることを期待し、お礼に代えさせていただきます。さあ、あとはお天気次第。少し強風の予報ですが、子どもたちの熱気で雨雲を吹き飛ばしたいと思います。

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