園長のつぶやき

こんにちは 長坂保育園の園長です。日々成長する子ども達を見ながら、日頃の思いを綴ります。

福地バーデハウス

2018-01-31 16:13:30 | 日記

園長です。

 ここ何週か、健康作りに励んでいます。励んでいるというと一生懸命運動しているように聞こえるかもしれませんが、ただ温水につかり、1週50メートルくらいの温水路をただただ歩くだけなのです。そう、ここは福地村のバーデハウス。今は南部町の福地区になっているのかな。自分の子どもたちが小学生のころよく連れてきたのですが、大きくなってからはほとんど行きませんでした。ところが、孫が行きたいと言いだし、老体に鞭うって出かけることになりました。小学2年と年長の孫は大喜び。二人がじゃれて遊ぶのを傍で見ながら、私は温泉のほうでゆっくりと体を温め、例の「歩行浴」に移動し、ただただ歩くことになります。水圧の関係で、あるくだけでもとても労力が必要です。真剣に歩けば20分くらいで汗がにじんできます。まっすぐ歩こうにも、へそが曲がっているので、あっちへふらふら、こっちへふらふら・・・でバランスが取れません。でも3回目くらいには、少し要領が良くなり、膝をまっすぐ上へあげ、まっすぐ下へ下すことにより、ふらつきが少なくなります。初めは足の裏が痛くなり、「魚の目」が出来たような痛みがありましたが、慣れてくると収まりました。隣は25メートルプールなのですが80歳くらいの老人がゆっくりゆっくりクロールをして泳いでいました。昔は「根城のカッパ」と言われるくらい水泳は得意でしたが、殻が大きく膨らんでからは体積に反比例して浮かなくなりました。手も足もルールを無視して勝手に動き、体が水中に没しようとします。私の「平泳ぎ」はその場でジタバタするだけの運動になってしまいました。自分で言うのもなんですが「恥ずかしい」限りでした。孫たちは昔の私の勇姿を知らないので「じいじ頑張れ」などと声援を送ってくれました。嬉しいような悲しいような・・・・。それでも2時間以上温水につかりたまに足をつらせながら良い運動が出来ました。着替えをした後はプールを眺めながら「鳥の空揚げ定食」をいただきました。本当は水分補給のビールをいただきたかったのですが、備え付けの麦茶を3杯飲んで溜飲を下げました。孫たちはとても元気で、まだまだ遊び足りなかったようです。でも家に着くまでには二人ともぐっすり眠っていました。

 最近は(特に冬になって)運動不足が顕著になりました。12月のまだ温かいころは「散歩」で30分くらい歩いていましたが、寒くなったらさぼり癖が出て、なかなか外に出ることが無くなってしまいました。今が1年で一番寒い季節。明日から2月。3日は節分、4日は立春です。気持ちだけでも春を感じたいと思います。17日からは「八戸えんぶり」も始まります。いよいよ本格的な春の訪れです。でも油断できないのがこの時期の大雪、「彼岸ジャラク」といわれ数年に一度ものすごい大雪をもたらします。その数年がそらそろめぐってきそうな感じです。今まで以上体を鍛え、非常事態に備えたいと思います。来るなら来い・・・いや、来ないでほしい大雪です。

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ビロウな話

2018-01-26 13:37:54 | 日記

園長です。

 八戸市では市を挙げて「本の町八戸」をPRしています。街中には「官制本屋」と揶揄されるブックセンターが作られました。これには賛否両論あり成果はもうしばらくしないと判断できないと思います。私自身はまだ1回しかブックセンターに行っていませんが、見物し時間つぶしをするには良い場所だと思います。

 話は変わりますが、皆さんは本屋さんへ行くと「うんち」をしたくなりませんか。私はどういうわけか、本屋さんに入り「どれにしようかな?」と本棚を眺めて3分くらいでおなかの中がモゾモゾとイズくなり、急に「うんこ」をもようしてしまいます。「おしっこ」ではないのです。たまに東京へ研修に行き、時間調整で本屋へ入るとたちまちこの症状になってしまうのです。最初は我慢しますが、そのうちだんだん我慢が出来なくなり、肛門を「きゅっと」締めないと飛び出してきそうな気配になります。そうなると大変です。何を読もうかなあ~なんてのんきなことは言っていられなくなります。青い顔をして辺りをきょろきょろ見回し、「トイレ」の3文字を必死で探すことになります。家を出る前にしっかり大便をしても、大概の本屋ではこの症状が出ます。あの本や独特の「インク」の匂いなのでしょうか、それとも私の前世で本屋の祟りにでも逢いそうなことをご先祖様がしたのでしょぷか。地元にいるときは街中のトイレ状況は大体把握しているので特には困らないのですが、大都会東京辺りではとても困ることがあります。そういうわけでわが園では29年度のテーマを「絵本」としたので今年度いっぱいは本屋さん通いは続くと思います。しっかり肛門を鍛えてビロウなことにならないよう注意したいと思います。

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厳寒

2018-01-25 10:04:14 | 日記

園長です。

 最大級の寒波に見舞われています。昨日の最高気温はマイナス4℃。本日も同じ。ただ、最低気温はマイナス9℃とのこと。今朝、自家用車の外気温はマイナス8℃を示していました。東京では最低気温がマイナス4℃。八戸では最高気温がマイナス4℃。同じマイナス4℃でも天と地ほどの違いがあるようです。今朝、自宅から生ごみを捨てるためにゴミ捨て場まで約80メートルの距離を歩いたのですが、積もった雪の上を歩くと、靴の下で雪が「キュッ キュッ」と音がします。こんな時につい口に出る言葉は「しばれるなあ」。寒い状態をもっともよくあらわした言葉だと思います。雪の下には昨夜凍った氷や土がカチンコチンに固まっています。ちょっとでも気を抜くと足元をすくわれます。いつもより歩幅を狭くして慎重に進みます。

 保育園の子どもたちは元気です。防寒着に身を包み、全身雪だらけになって遊んでいます。遊んだあとは玄関で一悶着。靴の中に雪が入った。手袋が脱げない。雪が冷たい・・・などわがまま一杯の子どもたちです。気を付けて見ていないと靴下がぐちょぐちょになり、2階まで足跡が続いているときがあります。この寒さは2月の立春過ぎまで続くようです。「寒」とはよく言ったもので昔の人々の生活の知恵、先見の明には頭が下がります。この時期食べたくなるのは「凍み豆腐」と「寒大根」です。寒さの真っただ中作るこの食べ物は、熱い味噌汁に良く似合います。まだまだ続く寒さですが先人の知恵を有効活用して乗り切りたいと思います。

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子どもは風の子雪遊び

2018-01-24 13:32:47 | 日記

園長です。

 東京では記録的な大雪になり、交通機関は大いに混乱したようです。ニュースは何十年ぶりかの大雪の様子を伝えていました。25センチの雪で日常生活がストップしてしまう大都会東京。先日12日に東京へ行ってきたばかりの園長もびっくりでした。思い起こせば43年前、私が東京で大学受験をした時も大雪でした。3泊で3校受験したのですが、あさから交通機関が大混乱。開始時間が1時間遅れました。都会の人は雪でも「靴」を履くので、滑って転ぶ姿があちこちで見られました。私は転びはしませんでしたが、受験に滑ってしまいました。雪が降らなかった日に受けた滑り止めの大学には何とか合格し、浪人という憂き目はみずに済んだのでした。その東京からの帰りがまたすごかったのを思い出しました。兄と上野駅から4時間遅れの「急行十和田」に乗り、14時間くらいかけて八戸に着いたのでした。当時は新幹線もなく、特急はつかりもなかったように記憶しています。とにかく東京は大都会だがとても「遠いところ」と感じました。その後東京の大学に入学し、1年に何回も東京都八戸を往復しましたが、特急で8時間、急行で10時間の距離は、いろんな思い出を作ってくれました。今は新幹線で3時間で着く東京ですが、夜行寝台(お金に余裕があったとき)でガタンゴトンと揺られながら自分を見つめる時間はとても貴重でした。ああ、あれが私の青春だったのだと今思います。

 さて、大都会での大雪に驚きながらも、八戸での降雪を心配していたのですが、さすが八戸、2センチくらいで済みました。今年は除雪をするくらいの雪が降らないのでとても助かっています。でも八戸の雪はこれからが本番。2月、3月の「どか雪」や3月の彼岸辺りに降る「彼岸ジャラク」という雪は、とても厄介です。下手をすると入学式の辺りにも大雪が降ることもあります。それまで体調管理をしっかりして、雪かきに備えたいと思います。

 保育園の園庭は今、一部工事中です。子どもたちは工事のおじさんたちと協議しながら、邪魔にならないよう雪遊びをしています。なかなか雪が積もらないので子どもたちは不満のようですが、それでも工夫しながら「雪だるま」を作っていました。雪が降って嬉しいのは犬と子どもです。猫と大人はストーブで決あぶりをしながら子どもたちが雪の中で歓声を上げるのを目を細めて眺めています。指導監査も終わり、いよいよ年度末、年度初めの準備にかかる時期になりました。いつまで子どもたちの様子を眺めることができるか不明ですが、仕事から離れて子どもたちを見ていると、ひとりひとりの成長が良く見えます。たまに子供の名前が出てこない子もいますが、目と目が合えばにっこり・・・。以心伝心で心は伝わります。明日はどんな顔を見せてくれるのか楽しみです。でも、ここしばらくは「史上最強の寒波」が襲来とのこと、マイナス10度でも元気に笑えるよう、体力作りも怠りなく準備したいと思います。

 

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平常心是道(びょうじょうしんぜどう)

2018-01-22 14:23:10 | 日記

園長です。

 年頭に当たり・・・もう1月だというのに・・今年の心構えを一応考えました。昨年はいろいろ仕事の残務整理に追われ、思い切ったことができませんでした。まあ、私も60歳を超えたので、面倒くさいこと、難しいことはほとんどキャンセルしてきました。しかし、やるべきことはしっかりやらないとのちに悔やまれるので計画だけは立てることにしています。それにしてもここ数年の改革・変動は凄まじいものがありました。今、その制度改革の「後始末」に追われている状態です。先日、中核市になって初めての指導監査を受けました。ここにきてやっと制度改革の「見切り発車」の後始末に取り掛っているようです。最近国は、ノロしをあげて、実務は自治体に任せることが多く、最終的なツケは私たちが負うことになります。新制度になって良くなったのか、悪くなったのか思案のしどころです。

 さて、戌年が明けたと思ったらもう3分の2を過ぎてしまいました。いつもは「大相撲」を見ながら一杯やるのが恒例の1月の行事でした。戌年になってからなんとなく、心が落ち着きません。箱根駅伝から良いことが無く(わが母校は10位以内に入れず、来年は予選会に回ることになりました。)、サッカー高校選手権でも青森山田が「魔の3回戦」を乗り越えられず、敗退しました。12日には東京で研修があり「虎ノ門」まで行ってきました。やはりこれからの社会福祉は厳しいものがあり、「生き残り戦略」が必要とのこと・・・。都会では「待機児童の解消」と騒いでいますが、地方では施設の吸収合併、廃園が話題に揚がるようになりました。八戸でもここ数年で幼児の環境は大きく変わるような気がします。未来の社会はどうなっているのでしょう。「AI社会」になったときどんな職業が生き残るのでしょう。2030年には現在の仕事の5割弱が無くなるといわれています。2030年と言えば遠い先のようですがあと12年です。私たちが目指してきた職業の何割が生き延びるのでしょう。学校教育はどのように変わるのでしょうか。考えるときりがないくらい不安が沸き起こります。

 世の中の常識がどのように変わるのか興味はありますが、それまで生きているかどうか・・。さて、そんなことを嘆いても始まらないので、とりあえず、今年も目標を定めました。「平常心是道」。人生に近道無し。保育は「道」だと思います。ちゃんとしたルール、考え方があり、その対応は「心」が込められていなければなりません。保育道とは、当たり前のことを当たり前に心の対応をすることだと思います。平常心とは当たり前の積み重ねを言うようです。道を究めるということは、特別なことを考えウルトラCを習得することではないのです。人生に近道はないとあきらめて当たり前のことを大切に育みたいと思います。

 昨年は月に1回ペースのブログ更新でした。今年はせめて月2回くらいは更新したいと思います。最近書くことにものすごい抵抗を感じるようになりました。20代30代のころは、立て板に水が流れるごとく文章が頭の中に浮かんだのですが、最近は固有名詞が出てこなくなり、「あれあれ、それそれ」の言葉になってしまったからです。それでもわが園の職員は「忖度」してくれ大事に至ってはいませんが、この先が思いやられます。そういうことで、今年も読み手の方に「忖度」してもらいながら、どうにかこうにか書き進めたいと思います。温かい手を差し伸べていただきたいと思います。

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