園長です。
ここ何週か、健康作りに励んでいます。励んでいるというと一生懸命運動しているように聞こえるかもしれませんが、ただ温水につかり、1週50メートルくらいの温水路をただただ歩くだけなのです。そう、ここは福地村のバーデハウス。今は南部町の福地区になっているのかな。自分の子どもたちが小学生のころよく連れてきたのですが、大きくなってからはほとんど行きませんでした。ところが、孫が行きたいと言いだし、老体に鞭うって出かけることになりました。小学2年と年長の孫は大喜び。二人がじゃれて遊ぶのを傍で見ながら、私は温泉のほうでゆっくりと体を温め、例の「歩行浴」に移動し、ただただ歩くことになります。水圧の関係で、あるくだけでもとても労力が必要です。真剣に歩けば20分くらいで汗がにじんできます。まっすぐ歩こうにも、へそが曲がっているので、あっちへふらふら、こっちへふらふら・・・でバランスが取れません。でも3回目くらいには、少し要領が良くなり、膝をまっすぐ上へあげ、まっすぐ下へ下すことにより、ふらつきが少なくなります。初めは足の裏が痛くなり、「魚の目」が出来たような痛みがありましたが、慣れてくると収まりました。隣は25メートルプールなのですが80歳くらいの老人がゆっくりゆっくりクロールをして泳いでいました。昔は「根城のカッパ」と言われるくらい水泳は得意でしたが、殻が大きく膨らんでからは体積に反比例して浮かなくなりました。手も足もルールを無視して勝手に動き、体が水中に没しようとします。私の「平泳ぎ」はその場でジタバタするだけの運動になってしまいました。自分で言うのもなんですが「恥ずかしい」限りでした。孫たちは昔の私の勇姿を知らないので「じいじ頑張れ」などと声援を送ってくれました。嬉しいような悲しいような・・・・。それでも2時間以上温水につかりたまに足をつらせながら良い運動が出来ました。着替えをした後はプールを眺めながら「鳥の空揚げ定食」をいただきました。本当は水分補給のビールをいただきたかったのですが、備え付けの麦茶を3杯飲んで溜飲を下げました。孫たちはとても元気で、まだまだ遊び足りなかったようです。でも家に着くまでには二人ともぐっすり眠っていました。
最近は(特に冬になって)運動不足が顕著になりました。12月のまだ温かいころは「散歩」で30分くらい歩いていましたが、寒くなったらさぼり癖が出て、なかなか外に出ることが無くなってしまいました。今が1年で一番寒い季節。明日から2月。3日は節分、4日は立春です。気持ちだけでも春を感じたいと思います。17日からは「八戸えんぶり」も始まります。いよいよ本格的な春の訪れです。でも油断できないのがこの時期の大雪、「彼岸ジャラク」といわれ数年に一度ものすごい大雪をもたらします。その数年がそらそろめぐってきそうな感じです。今まで以上体を鍛え、非常事態に備えたいと思います。来るなら来い・・・いや、来ないでほしい大雪です。