園長です。
サッカー大会が終わったら、夏らしい天気が続くようになりました。気温は20度前後なのですがこれまで寒かったのでまるで「夏」が来たような感じになっています。
さて、今日は普段鉛筆しか持たない手に「電動草刈り機」を持ち、草の刈取りをしました。広さにしてほぼ300坪。ただし私の土地ではありません。保育園で今年建て替えがあるので、職員と保護者の送迎用の駐車場に借りたのです。期間は来年の5月まで。園舎を建てて、園庭整備が終わるまでの予定です。ここは保育園から150mくらい離れているのですが、大きい道路に面していないので比較的安全だと思い決めました。しばらく売地になっていたのですが、この不景気でなかなか売れず困っていたそうです。この根城地区は歴史が古いことで有名ですが、実は土地区画も市内では早く整備された地域なのです。そのため、土地の値段は比較的高く、一般庶民には高値の花になっています。だからまとまった広さのあるこの土地も私では全然手が出ない値段になっています。
7月にはいろんな行事があるので、早めに草刈りをして準備しておこうと思ったのですが、今日は天気が良く、暑い。なんでこの日なの?と自分に文句を言いながら、刈っていると、なんと土地の持ち主の関係者が草刈り機を担いでやってきたのです。私にはひげを生やした天使に見えました。二人で約二時間、はびこるつわものに手を焼きながら無事に草を刈り上げたのでした。
実は、この草刈り機には苦い思い出があり、つい最近まで草刈り機に触ることができませんでした。何年か前、草刈り機で自分の右足の親指を刈ってしまったのです。大きなけがほど痛みを感じないといいますが、私の場合も「じ~ん」としびれている感じはしましたが、痛さより出血の多さに気が動転してしまっていたようです。痛いのは麻酔が切れてからで、夜寝るときは歯を食いしばって寝た記憶があります。あれから10年くらいたちましたが、未だに右足の親指は、毛布がかかっても、10キロくらいの重さを感じます。神経が2本切れてしまったので、指先は鉛のように固い感覚があります。その代り天気予報はよく当たるようになりました。なんとなく右足の親指が「うずくなあ」と思ったときは大体天気が崩れ、雨が降ります。この間のサッカー大会は全然その気はありませんでしたが雨になったのであまりあてにはなりませんが・・・。人世いろいろ、草刈り機もいろいろ・・・。間違っても自分の足だけは刈らないようにしたいものです。来週はいよいよ運動会があります。初めて七月に行う運動会ですが、7月7日はあまり天気が良くない思いがあります。特に八戸では梅雨の真只中、天の川は見たことがありません。それでも天気の神様を信じるよりありません。だって、そのあとも園外保育、夕涼み会と続き、日本で一番忙しく、楽しい時期なのです。そうそう今日(6月30日)は神明宮の宵宮があります。「シンメンサマの茅の輪くぐり」とこの時期出盛る「サクランボ」が有名です。無病息災を祈って後半半年を暮したいものだと思います。
さっき東京のNHKから電話があり、火野正平の「こころ旅」に長坂保育園が少しだけ出るという連絡がありました。ちょうどサッカー大会の最中だったので、留守番部隊が対応したのですが、保育園の楽しそうな様子がスタッフの目に留まったみたいです。内容は私もいなかったのでよくわかりませんが、時間的には小中野保育園との準決勝で白熱したPK戦を行っている時間のようでした。長坂は負けてシュンとしていましたが、保育園では火野正平さんを囲んで優勝したかのごとく大騒ぎだったそうです。放送は7月3日。NHKBS3朝7時45分から8時。再放送は11:30~11:45。夜は18:30~18:45に放送されるようです。よかったらご覧ください。