園長のつぶやき

こんにちは 長坂保育園の園長です。日々成長する子ども達を見ながら、日頃の思いを綴ります。

サッカー大会勝手にベスト8

2014-06-26 13:34:01 | 日記

園長です。

 今年もやってまいりましたサッカーの季節。ブラジルで行われているワールドカップでは、日本代表が予選ブロックで敗退しましたが、ここ八戸ではワールドカップにも負けない熱い戦いが始まろうとしています。その名も「八戸市幼児サッカー選手権大会」。6月23日、26日に大会の公式練習を終え、各チームの腕試しが終わりました。最近は各チームともレベルが上がり、どこが勝ちあがってくるのか予想しにくくなりました。練習試合を見た限りでの個人的な予想をしてみたいと思います。すべてのチームを見たわけではないので、あくまでも勝手な予想だということをご理解ください。

Aブロック  ひまわり、小久保、むつみ、すぎのこ、三条。ほとんど横一線だと思います。その日の調子、仕上がり具合で顔触れが変わるかもしれませんが、無理やり2チームをあげると、ひまわり、三条あたりか。ほんとに予想しにくいブロックです。

Bブロック  白鴎、川口(おいらせ町)、こどもの城、サンフラワー、こざくら。ここは比較的戦力が整っている、白鴎とこどもの城でほぼ決まり。番狂わせがあるとすれば、緑のユニフォームのこざくらか。川口とサンフラワーは予想以上の「神風」が吹かない限り難しいと思う。

Cブロック  みゆき(五戸町)、長坂、南売市、尻内、城下。このブロックは「死のブロック」と呼ばれ、過去の優勝チームが4チームもそろった最激戦区です。このところ急成長の城下と尻内に加え、南売市の伝統の力も侮れません。そこに、五戸の風雲児みゆき。いつも面白いチームを作って、五戸地区のリーダー的な存在になっています。このチームが意外に今年はよさそう。練習試合を見た限りでは、長坂とみゆきが抜け出しそう。紙一重で南売市、城下か。尻内は今年は厳しい戦いになりそう。

Dブロック  小中野、福聚、虹の丘、根岸、藤覚。ここは小中野と藤覚に決定。この2強を崩しそうなチームは練習試合を見た限りでは見当たらない。事故が起きるとしたら福聚が大健闘した時くらいではないか。まあ、2強で決まりでしょう。

 ということで、本当に勝手な意見を言わせてもらいましたが、ベスト8は、「ひまわり」「三条」「白鴎」「こどもの城」「みゆき」「長坂」「小中野」「藤覚」かな。旋風を巻き起こす可能性があるのは、「小中野」「こどもの城」。ここは、とても面白い存在になりそうだ。常勝「藤覚」と最近、ちょっと控えめな「長坂」も存在感を増している・・と思う。昨年は夏も秋も初優勝チームが出たが、今年はどういう展開になるのでしょうか。・・・6月28日(土曜日)「決して負けられない戦い」が始まります。

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幼児サッカー大会

2014-06-21 13:58:49 | 日記

園長です。

 朝方は、曇りや霧、霧雨・小雨の日が多い最近ですが、本日は、日中20度くらいまで上がり、外遊びには最高の天気になりました。来週はいよいよ待ちに待った「幼児サッカー大会」があります。週明けの23日(月)と26日(木)には公式練習試合も予定されています。子供たちは練習に余念がないようですが、私たち大人には余裕がないようです。

 今日は、小学1年生たちがサッカー大会の応援と練習をかねて保護者付きで遊びに来てくれました。去年は熱い保護者が多く、日曜日まで子供たちを集めて自主的に練習してくれました。今年は控えめな保護者が多く、静かな練習風景ですが、5月の「パワーズ杯フットサル大会優勝」で、少しだけ意識が変わってきたようです。表面的にはいつもと変わりない、静かな感じですが、あれ以来子供たちの靴が「サッカーシューズ」に変わってきました。やはり心は静かに燃えてきているようです。

 さて、実力の方はというと・・・・これがまた、心配の種で、ようやくボールを蹴れる子が出てきたと思ったら、「蹴る」子と「見守る子」が歴然としてきました。見守る子は応援団に回るのですが、こちらの方が盛り上がっている感じです。応援歌も26年バージョンを作ったようですし、今までにない長坂の姿が見られそうです。今までは保護者に少し謙遜しながら「ベスト8」を目指します・・・と言っていましたが、今年は本当に「目指せベスト8」「勝ち取れベスト8」の状態です。しかも、わがCブロックは「死の組」と呼ばれ、昨年の優勝チーム、昨年ライオンズ杯優勝チーム、過去数度の優勝経験があるチームと強豪ぞろいのブロックなのです。くじ運にも見放され、どうなることやら・・・。

 それでも今年は担任が「魔法使いの智美先生」。子供たちのやる気をとても上手に引き出す手腕は天下一品です。ただ、これまでもいいところまでは行くのですが、最後の詰めの甘さに、なんど悔し涙を流したことでしょう。それでも子供たちとの絆はしっかり紡いできました。ワールドカップの日本代表も期待が高かった分、残念な気持ちですが、何分相手があることなので仕方がないことかもしれません。勝つことだけが目的ではありません。負けてくれるチームがあるから勝てるのです。勝っても負けても、子供たちには大きな思い出が残ることでしょう・・・でも、少しだけ・・・・期待しています。

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移行の意向調査

2014-06-17 10:11:18 | 日記

園長です。

 決算処理も終え、情報開示、現況報告書作成の時期になりました。毎年、毎年少しずつ変わっていきますが、今年は、情報公開の仕方が大きく変わり、少し戸惑っています。わが園では、早くからパソコン、インターネットというIDを取り入れていますが、これほどまでに普及してくるとは自分でも驚いています。法人の重要な情報開示はインターネットで行うよう法制度が整備され、今年度から実行に移されています。さすがにパソコンがない保育園はないと思いますが、ホームページがある保育園は半分にも満たないのではないでしょうか。手書きの優しさ、個性の尊重・・・など叫んでいた声は、いっぺんに吹き飛んでしまう最近の情勢です。それでも私たちはけなげに国の命ずるままに四苦八苦しながらパソコンとみらめっこしながら、文字がかすむくらい進んだ老眼をだましだまし、書類を書き、それが正しいのかどうかも判断できないままホームページにアップしています。これでいいのでしょうか・・・。

 先日、こども子育て新制度への移行をどうする気なのか、その意向調査が行われました。今まで通り保育園で残るのか、幼保連携型認定こども園、あるいは保育所型認定こども園へ移行するのかの調査です。昨年11月にとった住民アンケートの結果をもとに「量の調整」をするためです。国では大まかな部分はほぼ決め、残された課題は、ほとんどが市町村の自治体が自ら定める条例にゆだねています。本当の勝負は9月議会での条例制定前の8月初旬だと思っています。「すべてが決まるまで何も変わらない。」という言い訳は、もうありません。すべてがわからなくても、自分たちで5年先、10年先を見越して決断しなければならないのです。保育業界はこれまで、「護送船団方式」「みんなで渡れば怖くない方式」が主流でしたが、これからは自己決断になります。もちろん責任付きです。世の中が変わる、制度が変わる・・・ということはそういうことなのでしょう。とにかくこの先が、子供たちにとっても保護者にとっても、私たちにも優しい制度になってほしいと願わずにはいられません。

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新幼保連携型認定こども園5

2014-06-05 14:07:20 | 日記

園長です。

 悩ましい判断が迫られています・・・と書いたら、本当に悩みが深くなりました。まして、今日の朝のニュースで、「3歳以上児の保育料無料化」「5歳児からの義務教育化」など私たちの生活の基盤を揺るがすような大胆な提言がなされました。これから少子化が続くと小学校へ入学する子ども達が減り、先生方が過剰になる。一方、女性の就労が増えれば子ども園や保育園利用の子どもが多くなり、保育士が不足になる。そこで5歳児の義務教育化・・・・。そのための露払いとして「幼保連携型の認定こども園」奨励・・・。うがった見方かもしれませんが、全くの的外れではないような気がします。

 何度も言いますが、私たち保育園関係者は、「教育」もしっかりしているんです。法律で規定されていなくてもしているんです。国の役人は「言葉遊び」みたいに保育と教育の定義を言いますが、もっと現実を見て欲しいと思います。そして、学校教育とは違う「幼児教育」にも目を向けて欲しいと思います。子どもたちが人間として生きていく意欲や態度は教室の机の中からは生まれません。環境を整え、いろんな体験の中から、子どもは人間として成長する術を学んでいきます。学校教育はそれからでも遅くないと思います。ドイツでは「入学の落第」(小学校へ入学する時期を1年遅らせる。)制度があるそうです。幼児期に必要なことをしっかり身につけさせてから小学校にいれると言うことだそうです。日本では、なんでも早期教育、早熟を目指しますが、誰のための教育なのでしょうか。子ども時代には、もっとおおらかに遊びをさせてあげる方が良いと思います。幼稚園の教育要領にも「環境を整え遊びを中心とした保育を行う」と書かれています。子どもたちが少なくなると大事に大事に育てられる子ども達ですが、もう少し距離をおいた子育ても必要なのではないでしょうか。

 難しいことを考えたら、頭がいたくなりました。今朝のニュースは「少子化の中の教育の行方」を占う意味で、考えさせられる問題提起でした。それに女性の合計特殊出生率が2年連続で上昇したというニュースもついでにありましたが、1.46じゃ、全く話になりません。それでも少しだけでも解消されたことに、日本人としての危機感をあることがわかりました。この際、2040年の推計が全く間違いでしたと、いわれるくらい子どもが生まれれば面白いですね。まあ、希望を捨てないように一縷の望みにかけて診たいと思います。私たちがもう少し若かったら・・・なんてね。

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新幼保連携型認定こども園4

2014-06-04 13:02:09 | 日記

園長です。

 昨年は、「雨男」と呼ばれた園長ですが、今年は「晴れ男」と呼ばれ、嬉しい思いをしています。先月31日に行われた「親子バス遠足」は、今年初めての「真夏日」になり、絶好の遠足日和となりました。私はお肌が弱いので「長袖」に「サングラス」と言ういでたちで参加しましたが、青い空がまぶしくて、老眼にはとても堪えました。場所は岩手県の「こどもの森」というところで、この日は青森県から三園が訪れていました。ここは、設備も環境も良く、我園では年長の「サッカー大会のご褒美」として毎年出かけています。屋内には巨大な遊具やテーマに沿った「部屋」(遊び場)があり、お風呂に入ったり、巨大滑り台に乗ったり、いろんな職業が体験できたり、変身できたりします。私は屋外で「ワラビ採り」をしました。ここは知る人ぞ知る、知らない人は全く知らない、ワラビの宝庫であり、前回来た時もワラビをたくさん採った記憶があります。今回は、草木灰を持っていったので一本一本手で折り、折り口に灰を付けてとっていきました。ある場所に行ったら、あるわ、あるわ、それこそ座って採れるくらいのワラビが発生しており、採り放題でした。それも30センチくらいに成長した、太さ、伸び具合とも申し分ありませんでした。20分くらいで大きめのビニール袋2つが一杯になり、汗びっしょりで意気揚々と本部へ戻りました。ほんと・・いい一日でした。

 さて、今週の月曜日、6月2日は盛岡へ研修に行きました。ワラビ取りではありません。子ども子育て新制度の勉強会です。厚生労働省の課長補佐なる講師から午前、午後にわたり講習を受けました。難しい問題に加え、説明が早口で、しかもいまいち聞きにくく、辛抱の時間が続きました。あまり新しい情報はありませんでしたが、質疑応答で少しだけ納得できたところがありました。大筋では理解できたのですが、細かいところがまだまだ不明で、会場の皆さんも少しざわついていました。一番盛り上がったのは、最後の全保協の副会長、佐藤秀樹さんへの質問で「みんなが頭がいいわけではありません。どれがいいのかお勧めはありませんか。」と質問した園長がいたことです。私も思わず拍手したくなりましたが、講師曰く「それは自分たちで判断してください。」ということでした。ほんとにこの制度がこれからの日本の子ども達に良い結果をもたらすのかとても悩ましい感じがします。

 私たち保育園は、どうやら今後3つの選択肢があるらしいのですが、認定こども園か保育園で残るのかくらいの問題しかありません。問題は幼稚園の方が大きいようです。そのため、国でも特別な支援をたくさんするようです。よくよく制度の中身をみると「幼稚園の保育園化」が見えてきます。幼稚園の機能が果てしなく保育園の機能に近くなっています。保育園は「教育」だけを加えれば幼保認定こども園ね移行できますが、幼稚園にとって「教育以外」の保育の部分には大きな抵抗があるようです。そうはいっても、今月中には「意向調査」があるようで、今後どの道を進むか判断しなければなりません。今までの幼稚園、保育園の壁が今、音をたてて崩れ去ろうとしています。今こそ、原点「子どもが中心」の立場に立ち道を選ばなければなりません。すべての子ども達の最善の利益を守るために・・・。それにしても「悩ましい決断」を求められています。

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