園長のつぶやき

こんにちは 長坂保育園の園長です。日々成長する子ども達を見ながら、日頃の思いを綴ります。

熱い一日

2010-06-27 20:18:02 | 日記
園長です。
 6月26日、熱い一日でした。気温も今年初めての真夏日を迎えましたが、この日の「サッカー大会」はもっと熱く燃えました。長坂保育園は、優勝を狙って臨んだのですが、それがいかに甘かったのか思い知りました。練習通りの力を出せず、準決勝で涙を飲みました。でも、久しぶりの第3位には、保護者もこども達も大喜びでした。私は少し残念な気持ちがあり、秋の大会にはもうひとつ上位の成績を狙いたいと思っています。ツートップの一人が感情面のトラブルで機能しなくなったのが苦戦の原因です。一番元気な子が、戦意喪失、その上、ゴールキーパーが元気がない・・・。練習試合と本番との違い、保護者の応援がプレッシャーになり、実力を出せないままベスト4で沈没しました。こども達のテンションは、こども一人ひとりで全く違い、おだてても、なだめすかしても効果がないこどもがいることが判りました。それでも全員がカバーして勝ち取った第3位はこども達の大きな自信になったようです。暑さ対策、水分補充など担任には事細かくこども達の健康管理と気分の高揚を指示していましたが、それ以前の指導が足りなかったようです。
 サッカーは一人では出来ません、チームワームが大切です。自分勝手な行動はチームの力と和を乱します。今回は私たちにも良い経験になりました。秋の大会がとても楽しみです。暑い中でこども達と一緒に大きな声で声援をおくっていただきありがとうございました。オリジナルの応援歌にも心を一つにして対応していただき感謝します。やはり保護者の後ろ盾は大きな威力があるのを改めて感じました。親の気持ちはこども達にしっかり伝わっています。ベスト8でPK戦になり、PKを成功させた女の子が、準決勝で負けて泣いていました。自分の思うようにはならないのが世の常です。でもこの子の涙は決して無駄にはならないと思います。その分の価値ある体験を積んだということです。勝って喜び、負けて泣く。ゴールを讃えて、失点を励ます。たった一つのボールを巡って、いろんな経験が出来ます。たかがサッカー、されどサッカー・・・相手を思いやり、みんなで協力することで喜びが大きくなります。春先から取り組んできたサッカーもひとまずお休みし、10月のライオンズ杯に向けて頑張りたいと思います。暑い中を走り回った子ども達と保育士、声が枯れるくらい大きな声援で盛り上げてくれた保護者の皆様に改めて感謝したいと思います。ありがとうございました。私自身の反省として、子ども達の力を信じたあまり、いつもの力を出せない子供たちに、活を入れすぎ、ついつい大きな声を出しすぎたということです。最後は子ども達を信じ、勝っても負けてもそれを受け入れるという、大きな気持ちを持ちたいと思います。話は変わりますが、南アフリカで頑張っている日本代表もベスト4まで是非進んで欲しいと思います。負けても誰も文句は言わないと思います。だってそれまでの努力は私たちが一番よく知っているのですから。
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サッカー大会勝手にベスト8予想

2010-06-24 15:19:14 | 日記
園長です。
 今年も「幼児サッカー大会」がやってきました。22回目を迎えるこの大会は、県内でも大規模な大会です。参加20チームが優勝旗を目指して戦います。 
 6月23,24日に大会前の練習試合が行なわれました。どのチームもこの練習試合を通して、今年のチームの強さ、弱さを図ります。優勝を目指すチーム、参加することに意義を見出すチームなどチームのねらいは様々ですが、子ども達にとって、他園との戦いは、チームワークを築くと共に、勝つ喜び、負ける悔しさを体験できる貴重な保育の場でもあります。勝ち負けにこだわることなく保育の一環としてこれからも続けたい行事の一つです。
 さて、今回の2日間の練習試合を見て、自分勝手に今年の予選リーグ突破チームを予想してみました。全チームを見たわけではないので、外れることの方が大きいと思いますが、人の迷惑顧みず勝手に予想してみます。外れたらごめんなさい。
 Aブロックは藤覚、サンフラワー Bブロックは福聚、田子 Cブロックは予想困難。強いてあげれば城下、長坂か南売市あるいは白鴎・・わからない・・。Dブロックは小中野、小久保か。しかし、この大会には時として「神風」が吹くことがあり、予想だにしなかったチームが大活躍することがあります。それがどこなのかは、当日にならなければわかりません。世の中は大相撲の「野球賭博」で大揺れですが、保育園の勝ち負け予想は賭博に当たりませんから、ご安心を・・。とにかく子ども達が全力で、一つのことに向かってチーム一丸となり向かっていく姿には感動するものがあります。勝っても善し、負けても善し。結果より過程が大事なのです。子ども達の自信に繋がるような大会にしたいと思います。
 それにしても、クジ運とは恐ろしいもので、誰がこんなブロックを予想したのでしょうか・・。今回は実力+運が無ければ予選を突破できない感じです。Cブロックのチームの皆さん、お互い全力で頑張りましょう。
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休肝日

2010-06-21 15:58:19 | 日記
園長です。
 北国もやっと汗ばむような季節がやってきました。昨日、今日と夏の代名詞「積乱雲」が発生し、雷鳴がとどろく中、局地的だと思いますが、豪雨になりました。道路は川のように濁流になり、マンホールからは雨水が噴水のように吹き上げていました。久しぶりに見る「自然の脅威」です。普段であればこの雨が上がれば洗い流したような青空が広がり、七色の虹が大地に橋を架けるのですが、今日は、まだぐずぐずと雨が降っています。
 さて、この時期はやはりビールがおいしいですね。最近我が家では「白エビス」という缶ビールを飲んでいます。苦味が少なく、どちらかといえば「スッキリ系」で、のど越しがさわやかです。「エビスビール」というと、濃厚な味わいが人気ですが、この「白エビス(シルクエビス)」は女性向けに作られたのかも知れません。これからの季節は、「ほや」をつまみにビールで一杯が最高です。ほやもこれから身が厚くなり、甘味も増します。「保夜」とも書くそうで滋養強壮にも最適なようです。
 昨年の末頃から「休肝日」を設けて、月曜日から水曜日まで「アルコール断ち」をしていましたが、3日間が2日になり、最近はとうとう月曜日だけの休肝日になってしまいました。私の父も、「酒を断つ」と書いた紙を額に入れて飾っていましたが、1ヶ月もたたないうちに「焼酎」を飲んでいました。父曰く「酒ではない。」・・・この血を私もしっかり受け継いでいるようです。固い決心も暑い季節には敵いません。のど越しキリリの快感は、コーラでもウーロン茶でもサイダーでもだめなのです。やはり「男は黙ってサッポロビール」なのです。ビールの嗜好も年々変わるようで、アサヒのスーパードライがおいしかったり、キリンの一番搾りに凝ったときもありました。初めて飲んだビールは「サッポロ」でした。その後しばらく「くろラベル」を飲んでいましたが、最近は「モルツ」「エビス」が主流で時々「黒ビール」を買って、ハーフ&ハーフにして飲んでいます。肝臓には冬の鍋の季節と共にこの時期は危険なようです。この一線は絶対死守したいと思っていますが、風呂上りにはやはり飲みたくなります。思い切って月曜日はお風呂に入らない日にしようかとも思っています。月曜日は「吉田類の酒場放浪記」がBSで入ります。この番組を見ているとたまらなく酒が恋しくなります。「ホッピー」の飲み方もこの番組で教わりました。八戸ではあまりホッピーを飲んでいるところを見かけませんが、東京などではビール感覚で飲まれています。こんど上京したら是非飲んでみようと思います。肝臓には良くないテレビ番組ですが、月曜、夜9時、BS-TBSでやっています。居酒屋・・いい響きです・・・ゴクン。
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サムライブルー

2010-06-16 22:08:04 | 日記
園長です。
 6月14日、日本のサッカー界に奇蹟が起りました。ワールドカップ南アフリカ大会でなんと日本が格上のカメルーンに勝ってしまったのです。私も当日、夜11時からの中継を見ていましたが、本当に感動しました。いつもはビールを飲みながら、テレビの前で横になりながら応援するのですが、この日は「休肝日」ということもあり、アルコールなしで、テレビの前に正座し、応援していました。前半38分に日本がゴールを決めた時は、シーンとした居間で思わず大拍手をしてしまいました。後半はハラハラドキドキして見ていましたが、カメルーンの猛攻を何とかしのぎ、奇蹟の1勝を成し遂げました。19日のオランダ戦は、よもや勝てるとは思いませんが、何が起こるか分からないのがサッカーの世界、世紀の番狂わせが起きるかの知れません・・。まずないと思いますが。
 今月26日には、幼児サッカー大会が行われます。ワールドカップほど盛り上がらないかもしれませんが、こども達はとても心待ちにしているようです。勝ち負けにはこだわらないで、正々堂々と闘って欲しいと思います。最近、年長組の保護者はこども達と毎日サッカーボールを蹴っているという情報を聞きました。ここにきてやっとその気になってきたようです。いつものことですが、こども達より親のほうが熱くならないと、こども達にはサッカーの楽しさが伝わりません。是非、少しの時間でも良いですから、子どもと一緒にサッカーボールを蹴ってほしいと思います。野球では良く「キャッチボールの大切さ」と言いますが、サッカーはまさに「パスの大切さ」が要求されます。相手の蹴りやすいところに、ボールをパスすることは、相手の気持ちを考えなければ出来ません。自分ひとりだけの勝手な行動では、チームプレーは成り立ちません。一人はみんなのために、みんなは一人のために行動しないとチームプレーはうまく作動しません。勝つ喜び、負ける悔しさも大切ですが、みんながひとつのことに向かって、協力して成し遂げるということは、とても大切なことだと思います。たかがサッカー、されどサッカーなのです。26日にはそのようなこどもの姿を、是非ご覧いただきたいと思います。決戦まであと10日。今年はどんなドラマを見せてくれるのかとても楽しみです。
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保育園給食外部搬入業務委託

2010-06-09 20:49:03 | 日記
園長です。
 世の中、とてもおかしなことが起こります。今月1日から民間保育所でも給食の外部搬入委託が出来るようになりました。これまでは一部「特区」という形で取り入れられてきましたが、3歳以上の給食に関して認められるようになりました。これはひとえに「経費削減」というこどもの世界にはなじまない世界での出来事であります。今まで「食育基本法」という法律まで作って、こども達の食に関して啓蒙してきたのに、まるで「一生懸命梯子を上って、やっと2階までたどり着いたら、梯子をはずされた」という感じです。こども達には家庭の温かさ、手作りの目に見える給食が必要だと思います。当園では、猫の額ほどですが「畑」があり、こども達の野菜作り、お祖父さん、おばあさんとの触れ合いのひと時、場所でもあります。この畑で作った野菜や果物で、どれだけの好き嫌いが解消されたことか・。こども達は自分たちが丹精込めて作った野菜だと、たとえそれが「ピーマン」だとしてもおいしく食べることが出来ます。調理員との関わりはもっと大切です。保育士ではない「給食のおばさん(お姉さん)」は、保育園の中でも特別に心を解放される場所でもあります。当園では給食当番と調理員の関わりが「味見隊」という形で特別に関わりが深い取り組みをしています。家庭でお母さんが料理を作ってくれるように、保育園でも味見を通して、食材や生産地、作り方などをこども達に教えています。保育園で行なう給食業務は、決して経済効率では語れない大事な要素を含んでいます。特に乳児の離乳食や体調の悪い幼児への配慮は欠かすことができません。特に当園では給食を「セミバイキング方式」で行なっているのでこども達の食べる量や好き嫌いを調理員は全て知っています。それらを考えて、献立表を作り、独自メニューを開発し、こども達に喜んでもらえるような給食を目指しています。調理員は事業仕分けされるような仕事内容ではありません。子どもにとって「給食」は大切です。日本の食文化が崩壊寸前なのは、親が手作りの料理を作らなくなったからにほかなりません。今や保育園だけが最後の砦になりつつあると思います。行事食、伝統食をこども達に伝えられるのは、保育園だけかも知れません。最近、東京から給食の業務委託の電話が3回くらいありました。東京で作る、セレブの味付けも魅力ですが、地方には地方の食文化があります。馬肉、菊の花、うに、アワビ・・山には山の、海には海の食材があり、いつも食べているご飯が地方の食文化を支えているのです。私は今システムを大切にしてこども達に食の大切さ、八戸の食文化を伝えていきたいと思っています。この給食の業務委託、外部搬入については大きな抵抗勢力でありたいと思っています。皆さんはどう思いますか?
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