園長です。
長い長いトンネルをやっと超えました。昨年12月から忙しいこと、忙しいこと。一番大変だったのは「30年度社会福祉法人及び施設監査」が2月の半ばにあったことです。真面目に経営しているのですが、「監査書類」が細かくて作成にすこぶる時間がかかりました。同時並行で「多目的子育て支援棟」の建築が遅れ気味に進んだことです。おかげで、定款変更、定員増変更、園規則変更、重要事項説明書変更など変更手続きの書類作成が多種に及んだことです。2月3月にはあまり面倒なことはしないほうが良いを思い知りました。まあ、一番大変だったことは、私の記憶力と視力、分析力が著しく劣化しているということです。昨日食べた晩御飯のおかずが思い出せないくらいです。
さて、「清明」ということですが、4月に入っても寒さが続き、1日には12センチも積もりました。色彩的には白く明るいかもしれませんが、気候的には清明とは全く違う感じがします。今日も雨が降り、天気は荒れ模様です。明るくすがすがしい気持ちになるのはいつのことでしょうか。
明日は平静31年度、平成最後の「入園・進級式」があります。今、夕方5時を過ぎていますが、明日の準備に職員は大忙しです。本園では2名退職、3名が新職員としてデビューします。それぞれ得意分野を発揮し、保育・教育を楽しんでいただければと思っています。最近は保育士が物騒な事件に巻き込まれる例が多く、わが園は美人保育士が多いので少し心配しています。今年は男性保育士を1名採用したので用心棒として期待しています。
先月23日は感動的な卒園式が行われましたが、明日の入園式、進級式は涙なしの元気で楽しい式になることを祈っています。先ほど2階のホールを覗いてきましたが、新入園児30名と保護者の席が60以上あり、いつも以上に狭い会場になりそうです。お互い気配りしながらご協力をお願いいたします。明日も天気はあまりよくはないようです。園庭で思いっきり遊ばせたい・・・と考えていた保育士たちでしたが、思惑が外れそうです。それでも多目的子育て支援棟ができたので、今までよりは選択肢が増え、行き場が確保できそうです。式の後は恒例の「父母の会総会」が行われ、1年間の行事計画や父母会会長が決まります。最近はアンケート結果の説明も行うなど盛りだくさんの内容になっており、副園長の出番が多くなりそうです。何はともあれ、平成31年度・そして令和元年度が始まります。新しい元号と新しい天皇、そして新しい時代が始まります。10月には消費税の増税とともに3歳から5歳までの園児の保育費の無償か始まります。今、国会でスッタモンダを繰り返していますが、増税は仕方がないものと考えます。無償化は私個人としてはもう少し考えててほしいところがありますが、施行されることはほぼ間違いがないところだと思います。しっかり対応していきたいと思います。
社会福祉制度が変わり、とても大変でしたが、まだまだ試行錯誤は続きそうです。老体に鞭打って頑張りたいと思いますが、後進も育てていかなければ・・と思っています。何はともあれ令和時代は子供たちの時代です。思いっきり翼を広げられるよう手助けしたいと思います。これからもよろしくお願いいたします。