園長のつぶやき

こんにちは 長坂保育園の園長です。日々成長する子ども達を見ながら、日頃の思いを綴ります。

ルーターが壊れた

2016-04-30 13:17:11 | 日記

園長です。

 4月25日、思いもよらないアクシデントが発生しました。人間とはこんなに弱いものかと実感した出来事でした。

 わが園でインターネットを導入してから、かれこれ10年以上になります。その間、エアーステーションを導入し、無線で快適な電化生活を送っていました。園舎を改築する前から導入していたものの、これまで不平不満もないまま来ましたが、今週の月曜日あたりから、インターネットやメールがつながらない状態になりました。業者に連絡したら、「寿命」なのだそうです。26日に変わりの機器を注文し、それでも到着が28日以降になるという。これまでいろいろ使用の仕方が悪く、切断したことはあるけど、これほど長期にわたりインターネットやメールが使えなくなるのは初めてでした。

 おかげで、ここ数日快適な日々を送らせていただきました。メールが使えない、インターネットにつながらないということで、パソコンに向かっていた時間が減り、子どもたちと遊ぶことが出来ました。久しぶりに園庭に出て、子どもたちからサッカーボールを奪い、あっという間に奪い返され、おまけに足がもつれて、子どもを道連れに転んでしまいました。しばらくぶりに子供たちの体温を感じることが出来ました。28日は青森市で会議があったため、3日間、完全にインターネットとメールがない生活を過ごしました。パソコンにいかにこき使われてきたのかがわかり、愕然としましたが、県、市からのメールは当たり前、各種調査もメールがほとんどです。パソコンのない仕事は考えられませんが、ルーターですべての機会とつなげていたので、プリンターまで使えなくなりました。何とか線をつなげて、園長のパソコンだけはプリンターとつながりましたが、保育教諭たちが使うパソコン7台は見事に開店休業状態でした。

 今日の朝、完全復活したパソコンに向かい、メールをチェックすると、なんと大量のメールが蓄積されていて、どれから処理したらいいか迷うほどでした。特に役所関係からの「至急」の調査が私の心を痛めています。同じような調査を何回作ったらいいのか・・・・。新制度になったら快適な事務処理ができると思っていた私の考えがいかに甘かったのか思い知らされています。

 しかし、この3日間ルーターが壊れたおかげで、電子機器の重要性とそれが使えなくなった時のショックを改めて感じることが出来ました。高度な通信機器もいいのですが、「使っているのか」「使われているのか」わからなくなりました。でもこれだけは言えます。「使えないという理由が心に大きな余裕をもった。」ということです。パソコン、メール、インターネットは今、なくてはならないものになりましたが、その分、心に余裕がなくなっているのではないでしょうか。凡人には難しい問題です。

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川口温泉 奥羽山荘

2016-04-12 10:12:40 | 日記

園長です。

 梅の花が咲き、桜のつぼみも大きく膨らんできました。今年の桜の開花は早そうです。年度末、年度初めのバタバタからさすがに入学式を終えると少し落ち着いた感じになってきました。新年度が始まって12日。新入園の子も含めて154人の園児たちが元気に保育園に通っています。最初ぐずっていた他園からの入園児も園長室に顔を出すことによりだんだん園の生活に慣れてきたようです。子供にとって環境の変化はとても不安なものです。できるだけ早く解消してあげるのが私たちの仕事だと思っています。

 さて、年度初めの一連の仕事が一段落したので思い切って「旅」に出ることにしました。旅と書くと大げさですが、ここ数年、あるいはこの数か月、とても忙しい日が続きました。退職、就職の手続きが一段落し、決算事務に入る前に体と頭をリセットして鋭気を養おうという魂胆です。行き先は妻が決めました。我が家では「大人の休日倶楽部」と「ゆこゆこ」に加入しているので旅行や温泉情報は比較的豊富に入手することができます。今回は1泊で自家用車で行けるところ。しかも今まで行ったことがない場所、温泉という条件にしました。岩手の山奥や秋田の海岸端など候補がたくさんあがりました。その中で土曜日でも宿泊料が安く、地ビール飲み放題が1200円で追加できるという温泉にしました。場所は横手市と田沢湖の中間地点、昔「たざわこ芸術村」、今「秋田芸術村」に昇格した「わらび座」が経営する「ゆぽぽ温泉」の姉妹温泉、川口温泉「奥羽山荘」に決めました。最近は土曜日や祝日の前の日は平日の倍、3倍という料金のところもあり、ここは良心的な宿でした。午前中は秋田芸術村で孫のお土産を買い、わらび座のレストランで食事。そのご「奥羽山荘」へ。3時前には着いたので、チェックインまで付近を散策することにしました。近くに川口川が流れていて2キロも上流へ進むと川口渓谷があり、登山道路が整備されていました。川口渓谷は渓相が良く、イワナやヤマメが釣れる場所でも有名なようです。車止めから約5分で着く・・・と看板にあった薬師堂までは10分もかかってしまいました。そこから6分ほどで「太田の大杉」があるところまで行く予定でしたが、妻がフキノトウ採り、私が「わさび採り」に夢中になり、縄文杉に匹敵するという大杉まではいけませんでした。道路にかかる大小の川の流れは素晴らしい眺めで、その中に「天然わさび」があちこちに群生しており、帰りに絶対採って帰ろうと思っていましたが、カルシウムとナトリウムの優しい泉質の温泉に入ったらすっかり忘れてしまいました。食事は「地ビール」飲み放題付。田沢湖ビールが6種類用意されており、「ジョッキ」か「グラス」かで迷いましたが、量より質。グラスで飲み始めましたが、2杯も飲んだらおなかがいっぱい。妻は4杯飲まないと元が取れないと頑張って飲んでいましたが3杯でギブアップ。私は3杯目から「コップ」に替えて6種類完飲しました。結論、「今後食事の時にはビールの飲み放題は付けない」ということに意見が一致し、私たち夫婦は「呑兵衛」ではない・・・という共通認識をした次第です。ここの風呂には都合4回も入りました。あまり熱くなくサウナもついて、ゆっくり過ごすには最適の温泉でした。またこの温泉の敷地が広く、宿泊の別館や動物舎、パークゴルフ場などが完備されており東京ドーム4個分の広さは伊達ではありませんでした。ゆっくり過ごしたい人には最適の温泉だと思います。

 翌日は、横手市で「かまくら館」(本物の雪のかまくらを再現した冷凍庫)を見学し、火野正平のこころ旅で出ていた「横手焼きそばやや」の店を道路から覗き、横手ふるさと館に行きました。今回で3度目になりますが、ここは見ごたえのある施設です。敷地の一角には秋田県立近代美術館もあり見ごたえがあります。今回は美術館にも行ってきました。ほとんど貸切状態でゆっくり作品を見ることができました。一通り見学した後、館内にある食堂で横手焼そば四天王の「出端屋(いずはや)」の焼そばと十文字ラーメン、ギョーザ付をたべました。横手焼きそばは初めて食べたのですが、ソースの味がしない焼きそばは初めてでした。焼きそばと言っても焼いた様子はなく、ゆでて野菜を絡めたという感じでした。第1回目のB1グランプリで「せんべい汁」がこの焼きそばに負けたのが不思議です。横手焼きそばと言ってもたくさんの店が、独自の味付けをしているようなので、別の店の味は別の機会に食べてみようと思います。十文字ラーメンはおいしかったです。ただ、細麺過ぎて、稲庭うどんを食べているような錯覚になったのは私だけだったのでしょうか。

 本当にあわただしく過ぎた温泉旅行でしたが、久しぶりに妻とゆっくりドライブをしながら話が出来て良かったです。最近は、あまりの忙しさに夫婦の会話もないまま過ごしてきましたが、とりあえず、最近の不満とこれからの対策は話し合えたのかなあと思っています。私だけ・・・。今度は山を越えないで岩手県の秘境「西和賀」にワラビ採りに行きたいと思います。待ってろよ「西ワラビ」。

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今年度のキーワード「60」

2016-04-03 16:09:28 | 日記

園長です。

 激動の年度末もやっと過ぎ去り、続激動の年度初めが始まりました。私がこの世界に入り、こんな忙しい年度末は初めてでした。例年の仕事量の倍くらいあったのではないでしょうか。原因は3つあります。その1、何といっても新制度移行によるトラブルが一番だと思います。年度末に来てからの「処遇改善」の強行。補助金の実績報告の事前提出。新入園児の確定の遅れ等、これまでの経験が全く生かされない仕組みになってしまった見通しの立たない不安。補正予算もまともに作れない状況は異常としか言いようがありませんでした。2つ目は、職員の異動。いろんな事情で4人の職員が辞めることになり、3人の新人採用。28年度の新入園児数不明・・・という全く過去に例のない悩みが続きました。最後はやはり「老化現象」でしょう。滅多にしないミスを平気で侵し、それに気がつかない。3月30日、31日の大チョンボは35年間で初めての経験でした。そんな私を心配して、いろいろサプリメントを妻が探し出して私に飲ませてくれるのですが、そのスピードを上回る症状の悪化。効いていると信じて飲んでいますが、はたして効いているかどうか。きっと5月の決算が終わるくらいに結果がわかると思います。また、「卒園式」各種「理事会」などの行事、会議など、アイドル並みのスケジュールでした。でもやはり一番忙しいと思うのは役所への提出書類が多かったことだと思います。それでもなんとか4月を迎えることが出来ました。

 4月2日は当園の「入園・進級式」でした。3月31日までいた年長の子どもたちとの涙のお別れの翌日からの新年度。今度は新入園児の不安の涙との戦いです。それでも何とか入園式が終わり、月曜日からの保育が楽しみです。

 さて、今年は「60」という数字がキーワードになりそうです。青森県保育連合会の結成60周年記念。八戸市保育連合会の60周年記念。ついでに私も「還暦」を迎えます。昨日は、私の誕生日前でしたが、こども達が集まり、ささやかな「還暦祝い」をしてくれました。いろいろ問題が絶えない父親でしたが、何とか今日までやってこれたのは妻や子供たちの協力があったからこそと思っています。これからも不良な親ですが支えてください。来年は仕事を減らし、孫たちと遊んだり、もう少し家族との時間を大切にしたいと思います。もちろん保育園の子どもたちともたくさん関わりたいと思います。昨年は本当に忙しく、こども達に「紙芝居」も読んであげられませんでした。自分でもいっぱいいっぱいの状態だったと思います。時間は自分で作るもの。もう少し余裕のある仕事をしたいと思います。そのためにはやはり「認知症」に効くサプリメントが重要です。誰かいいサプリメントを知りませんか。知っていたら是非情報をお知らせください。

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