園長のつぶやき

こんにちは 長坂保育園の園長です。日々成長する子ども達を見ながら、日頃の思いを綴ります。

危機管理研修

2013-09-18 20:33:52 | 日記

園長です。

 今日は、八戸市保育連合会の研修会がありました。「保育園の危機管理」という演題で、とても厳しい研修内容でした。今日の新聞の一面に出ていた「東日本大震災」関係の幼稚園の避難についての説明がメインでしたが、「劇的な判断」を詳しく説明していただきました。これからは自然災害が原因での事故についても賠償責任が生じることになりそうです。私たちは「万が一」に備えてm毎月避難訓練をしたり、災害マニュアルを整備したりしていますが、その活用と内容がこれまで以上に重視されるようです。「命を守る」ということの責任の大きさを改めて感じた良い研修だったと思います。参加した保育園の保育士たちは、私語も少なく、耳をダンボのようにして真剣に聞いていました。私たちは、事故や事件が「何もない状態」が普通だと思いがちですが、保育園で事故がないことは奇蹟的なことのようです。内にもなかったことは、保育士たちの普段の心がけと保育士たち自身の頑張りのおかげなので、その日は「良く頑張ったね。」とお互い褒め合うくらい幸せなことのようです。研修は午後1時から午後3時まで行われましたが、誰一人居眠りなどする保育士はいなく、みな真剣に聞いていました。我が保育園でも保育士が3名参加しましたが、研修報告は熱い話し合いになりそうです。

 研修後、講師の先生は「今回の判決は、これまで玉虫色だった自然災害での賠償責任に対して、画期的な判決になっており、世の中の仕組みが大きく変わることになるだろう。」と話していました。マニュアルにしても「あればいいから内容と共有が重要視される」ということでした。その中で熱く語っていたのが、「普段の姿勢」でした。「ミスをする人は、ミスをする習慣が身についている。」そうです。そう言われれば、同じことを何回も繰り返しミスをする人がいますが、普段から悪い癖を治すことを心がけなければいけないと思います。「緊急時には普段の行動が出ます。」とい講師の言葉に、自分の立場を考えさせられる思いがしました。毎年この講師をから危機管理の話を聞いていますが、聞くたびに自分の考えの甘さを反省させられます。

 保育園で一番大切なことは、「安全の確保が最優先」だということです。保育園は事故が起きるのが当たり前。事故がないほうが特別。保育園は安全ではない」といことを自覚して日々の保育に向き合うことが重要だと教わりました。我が園にも「災害マニュアル」はありますが、それが現場に即しているか、マニュアルが職員に共有されているか、もう一度確認したと思います。「千年に一度」の災害は、いつ起きるかわかりません。世間の常識が保育園の非常識とならないように危機管理の意識を高めていきたいと思います。可愛い子どもたちのために。

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大雨特別警報

2013-09-17 10:06:25 | 日記

園長です。

 いやあ、台風18号はすごかったですね。先月新設されたばかりの「特別警報」も初めて適用になりました。「ただちに命を守る行動をとってください。」・・強烈な言葉です。今回は、京都、滋賀、福井県で発令されましたが、何十年に一度の災害が、頻繁に起こるような予感がします。特に感じるのが「竜巻」です。竜巻は外国で起きるもの・・・と思っていた私には、最近の竜巻の被害は何とも信じがたい出来事です。「つむじ風」はたまに目撃したことがありますが、屋根が飛び、電柱がなぎ倒される光景は、さながら地獄絵図のようです。もっと残酷なことは、たった1メートル場所が違うだけで、被害の程度が天国と地獄ほどの差があることです。自然災害とはいえ、残酷な現象だと思います。今回災害にあわれた方々には心からお見舞い申し上げます。

 さて、昨日は、八戸市にも「避難勧告」が発令されました。県南の暴れ川、馬淵川が反乱の可能性が高いとのことでした。保育園は川から少し離れているので心配はなかったのですが、職員が住んでいる場所が避難勧告の地域だったので、少し心配でした。この川は、忘れたころに氾濫するとても始末に負えない悪い川なのですが、計画的に改修・改善を加えてきた結果、最近では水の流れがスムーズになったようです。やっと改善の成果が出たのだと思います。私は、台風の最接近の時刻に、保育園の様子を見に行ったのですが、こちらも新築と園庭整備が整っており、全く問題がありませんでした。つい1週間前、園庭の水はけの修理をしたばかりで、あんなに降った雨なのに、ほとんど園庭に水はありませんでした。今日は、朝から子供たちが園庭で遊んでいます。これまでのことを考えると夢のような出来事です。改めて工事関係者の皆さんにお礼を申し上げます。

 9月も前半を終え、怒涛の後半へ突入です。前半は指導監査があり、ばたばたしましたが、後半は後半で「親子バス遠足」「給食試食会」「誕生会」「ボランティアフェスティバル」などがあり、ゆっくり出来そうもありません。そして10月5日には、秋の最大イベント「八戸東ライオンズ杯ちびっこサッカー大会」が控えています。子供たちの体力は問題ありませんが、老朽化した私の体力がついていけるか、心配なところです。

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指導監査

2013-09-11 11:13:42 | 日記

園長です。

 昨日、平成25年度の社会福祉施設の指導監査がありました。私たちは、国と市から保育園を運営するための資金をいただいているため、1年に1回、最低基準や運営資金の正しい使い方などのチェックを受けなければなりません。今年は、社会福祉法の改正により、八戸市が社会福祉法人本部の監査、青森県が保育所の監査になり、4人の監査人を前に指導を受けました。私と副園長、主任保育士が対応しましたが、私の記入ミスが何か所か発見され、少し自信を無くしている園長です。書類的には「完全だ」と思っていたのですが、根拠のない自信だったようです。自己点検様式の書類なので、来年は、何人かに確認してもらい提出したいと思います。今回の監査でつくずく年齢を感じた園長でした。7月の末から8月のお盆前までに作った書類なので忘れていることが多く、監査前にもう一度見返す時間が必要だと感じました。でも、もう終わったので、あとは結果を待つばかり、少しくらいの指摘は仕方がない・・・。今回の監査は、「新会計基準」に移行して初めての監査だったので、細かいところまで見てくれ、とても勉強になりました。私としては、もっと保育のことを聞いてほしかったのですが、残念です。でもそうなると1日では終わらなくなりそうなので、みんなの幸せのために我慢することにします。ありがとうございました。

 この日、「コオニヤンマ」を捕獲した園児が、私に報告したくて午前中から騒いでいたようですが、保育士に止められ、我慢していたようです。3時過ぎに監査が終わると、待ってましたとばかり、報告に来ました。形はオニヤンマ・・・なのですが、少し小さめ。色彩もオニヤンマそっくりなのですが、どこかが違う。本人はオニヤンマと思い込んでいたので、柔らかく「コオニヤンマ」だね、すごいね、なかなかいないよ、という言葉に少し満足していました。今年は、例年より昆虫が多いようで、私の出番もたくさんあります。散歩に行く園児たちは必ず捕虫網を担いでい来ます。帰りはどんな虫が捕まったのか楽しみです。

 監査が終わり、ほっとしている園長ですが、11月初めまで予定がびっしり入っています。年度前半は、なるべく会議や研修は近場だけに出席してきましたが、後半からは県外への研修、会議が予定されているので、まだまだ息を抜くことはできません。9月も半ば。マツタケも気になるし、山の温泉にも行きたいし・・・。贅沢は言いません。もう少し私に自由な時間をください。

 

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異常気象

2013-09-05 16:07:15 | 日記

園長です。

 全国で異常気象が発生しています。テレビで見る竜巻は、「ここは本当に日本なの?」と思うくらい凄まじいものでした。そして、これでもか・・・と降り続く雨。今年、何度同じような惨状を見たでしょうか。温暖化は、思いもよらぬ悪影響を私たちにもたらしています。原発も心配ですが、竜巻に破壊された街並みはまるで戦争の後のようでした。一体この先どのような世界が待っているのでしょうか・・・。なんて真面目なこともたまには考えるんですよ。東日本大震災ほど広範囲ではないにしろ、考えさせられた出来事だと思います。

 さて、こちら八戸では8月末から秋らしい天気になりました。でも、昨日は29度まで上がり、久しぶりにうだるような暑さでした。朝方降った雨のせいか、今日はだいぶ過ごしやすいい気温です。ここ1週間は最高気温が22度から29度まで差があり、体調を管理するのも大変です。

 それでも確実に「秋」はやってきました。朝方はまだセミが鳴いていますが、夕方にもなると虫の声の大合唱が聞こえるようになりました。いよいよ秋本番が近付いています。先日、友人が「マツタケが出ているぞ。」という情報を届けてくれました。情報よりも現物を届けてくれ。なんて言っても無理なのですが、こういう情報を聞くと、心ウキウキ頭はルンルン、いてもたってもいられなくなりますが、来週は「指導監査」があり、それが終わらないうちは山へも行けません。いつもは9月10日前後に初物をゲットするのですが、今年はこの異常気象がどこまで影響しているのか、とても心配です。マツタケ以外の雑きのこはあとでゆっくりやっつけるにしても、やはりマツタケは彼岸前までが勝負、気になるなあ。

 9月8日は、根城地区連合町内会の運動会があります。私は町内の総務部長もしているので、4月の総会とこの運動会には必ず参加しなければいけません。例年だとちょうどこのころが私のキノコ狩り開始の時期なのですが、かえすがえす残念です。私は写真がかかりなので、休むわけにはいかないのです。それでなくても今年は、仕事が忙しく、町内には迷惑をかけています。気が良い町内会長なので、今までは笑って許してくれましたが、運動会をさぼってマツタケを採りに行ったと聞いたら・・・・やはり、運動会に出ることにします。今年の広報南鹿島は、マツタケの怨念が詰まっている見ごたえのあるものになりそうです。

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