園長です。
昨日、東京で地震がありました。午後6時ころです。私は妻と上野駅にいました。本当は東京駅から乗るはずでしたが、上野を久しぶりに歩こう、と言うことになり、「旧岩崎邸」を見学することになり、上野不忍池を通り、土佐藩に坂本竜馬とゆかりのある「岩崎邸」を見学しました。初代の岩崎弥太郎はあまり登場しませんでしたが、明治維新からの岩崎家の富豪ぶりを垣間見ることができました。居宅の洋館は庭園の紅葉が盛りで見事なものでした。三菱財閥の発展を歴史と建造物でしっかり勉強出来ました。そのうえ、帰り道に「アメ横」に寄った関係で、東京駅まで戻ることができず、急きょ上野駅から新幹線に乗ることになりました。アメ横はとても混んでいて、歩くのも大変でした。それでもバナナのたたき売りの掛けあいや、活気のある呼び込みなど十分にアメ横を楽しむことができました。上野駅で新幹線を待っていると、時間どおりにはやて号がやってきました。時間は午後6時。私たちの乗る場所は4号車でしたが、連結の「こまち号」が通り過ぎる直前に急ブレーキがかかり、はやて号が止まってしまったのです。また、運転手の居眠りかと思いましたが、どうやらそうではないらしい・・・地上では震度4の地震があり、送電が停止になり急ブレーキがかかったようです。こまち号に乗り人たちはずいぶん手前で止まってしまったこまち号目指して掛けてきましたが、停電のためドアの開かず約5分間、停止状態でした。生まれて初めて、緊急停止した新幹線を見ました。滅多に見ることのない新幹線同士の連結部分も見ることができました。上野駅は震度4でも地震が来たのがわからないくらい耐振設備が完備されていました。あの地下で大地震が来たら一巻の終わりですが、震度4でも揺れを感じない建て方には感心してしまいました。上野駅で6分遅れで発車したはやて号は途中で遅れを挽回し八戸駅には時間どおり到着しました。貴重な体験をした上野駅での出来事でした。