結婚式

園長です。

　今年も残すところあと4日。保育園は明日が今年最後の保育になります。今年もいろんなことがありましたが、新型コロナで開けて、北京オリンピックで盛り上がり、ロシアのウクライナ侵攻で驚愕し、サッカーワールドカップで日本の大活躍に興奮し、12月のコロナ第８波で苦しめられています。このコロナも発生してから4年目に入るわけですが、なかなか良い薬も出ず、ワクチンも効いているようないないような・。ワクチン5回目で感染した人もいるし、一回も打たない人が元気で過ごしている場合もあります。私は7月に感染しましたが、後遺症は全くありません。我が園では34人の職員のうち25人が感染しました。一時は保育園を開けられるかどうか本当に心配しましたが、園児もそれなりに罹り、大事には至りませんでした。クラス休園は両手では足りないくらい行いました。八戸市も最初のころは厳しい対応でしたが、9月末からの制度改正から少しだけ優しくなり「協議」らしい対応ができるようになりました。現在、中国で新型コロナの大感染が起きつつあるようですが、もうしばらく辛抱が続きそうです。

　そんな中、我が園の職員が結婚式を挙げました。コロナが発生してから「内輪で」とか「籍だけ」とか「披露宴をする」に呼ばれることはありませんでした。親戚でも「式は行いません。お祝いだけください」（冗談ですが・・）という状態です。新婚旅行も感染が収まったあとで・・・という感じです。ところが12月24日結婚披露宴を行います。あいさつをお願いします。という強者が現れ、びっくりドンデン。24日は土曜日、しかも巷では「クリスマスイヴ」。結果はとても良い結婚式でした。久しぶりに「若いっていいなあ」と実感できた式でした。つらつら考えてみると、前回結婚式に出たのは私の娘の結婚式で４年前に遡ります。でもその時は新婦の父なので、お祝いの言葉は要請されませんでした。嬉しいような、残念なような・・。今回は久しぶりの挨拶だったのと、コロナの感染が拡大中だったため、心に余裕がなく、あまりアドリブのない祝辞になってしまいました。ごめんなさい。200人くらいの披露宴でしたが、新婦も新郎も輝いて見えた良い式だったと思います。末長い幸せを祈っています。

 

12月24日（土）　今日はすご～く静かです。コロナ感染が止まりません。本日も陽性者が確認されています。6クラス中3クラスが休園になっています。まして本日は土曜日、その上「クリスマスイヴ」が重なって、なかなか見ることのできない長坂保育園になっています。毎日、違うクラスの子が感染するので、情報収集が大変です。月曜からは復活するクラスもあるのでもう少し賑やかになる予定です。おかげで、ランチルームの子たちと「サンタさん」の話をすることができました。今日はサンタさんが「プレゼント」を持っておりこうさんのうちへ行くことになったので、準備方よろしくお願いいたします。　　さて、今日のメニューは「ミートソーススパゲテイ」でした。麺類は子ども達が大好きなメニューの一つです。口をケチャップで赤く染めてモリモリ食べていました。副菜は「ナゲット」です。今日はクリスマスイヴなのできっとおいしい唐揚げが食卓に上がる家庭も多いと思います。野菜はステイックになった胡瓜とセロリでした。もちろんマヨネーズが添えてありました。卵スープが良い味を出していました。県内で鳥インフルエンザが発生し、卵が急騰していますが、子ども達にはたっぷりと食べてほしいと思っています。今日はヤクルトも特別に提供され、ラッキーなクリスマスイヴの子ども達でした。今年も残すところあと3日。全員が揃うのが28日の一日だけ。最後の最後までコロナに翻弄された2022年でした。

12月２３日（金）　今日はいつもの朝のにぎやかさとは違って、静かな玄関でした。　子どもたちも、「今日はお友だち少ないね…」と言っていました。来週、にぎやかになるのを楽しみにしています！　　今日は、クリスマスのおもしろシアターを３クラス一緒に見ました。　クリスマスバージョンのマジックに、子どもたちはとても喜んでいました。最近はクリスマスプレゼントの会話が聞こえてきて、楽しみが伝わってきます！　クリスマス気分を！とサンタクロースに変装した職員にひよこ組の園児が泣してしまった子もいて…　見ていて可愛らしかったです。　　　さて、今日の給食は『鯖のおろし煮』でした。とても柔らかく、小さいクラスの子もパクパク食べていました。『ひじき煮』も人参、枝豆、大根が入り具沢山でとても食べやすかったです。たくさん食べて、体力をつけコロナ菌をやっつけて欲しいですね！（佐々木綾乃）

１２月２２日（木）　ギリギリのところで休園を回避してきましたが、体調不良のお友だちや、家族が陽性になったなどの連絡も入り、とうとう明日から３クラスが休園となってしまいました。保護者の方にはご迷惑をおかけしますが、ご理解ご協力の程よろしくお願い致します。　さて今日の給食は子どもたちに人気の『まさご揚げ』でした。豆腐にしらすや人参が入り握り上げしたもので、食べやすくカルシウムも豊富です。『五目豆』もさいの目切りにされた人参や牛蒡、竹輪やいんげん、大豆が入り、栄養満点の一品でした。菜飯も食べやすく、モリモリ食べていました。（若江）

12月21日（水）　昨日、夜10時過ぎ職員から「旦那さんがコロナ陽性になりました」と電話が来た。今日の朝、職員から「子どもが熱を出した。病院へ行く」と電話があり、その後「陽性でした」との連絡があった。保育園では、紙一重のところで休園を免れているが、第８波はそんなに甘くないようだ。朝の電話に「ハラハラ、ビクビク」している園長です。さて、今日のメニューは「根菜味噌バーグ」でした。挽肉の中に、蓮根、人参、牛蒡が少し大きめに切られ混入されていました。ハンバーグといえば「デミグラスソース」ですが、和風のみそ仕立てになっていました。根菜は歯応えがあり、いかにも「野菜（根菜）を食べている」という感じでした。すまし汁には素麺ととろろ昆布が入り、いい味を出していました。今日は職員との話が長引き、ランチルーム入りが遅くなり、おにぎりも食べ始めていました。（写真は食べかけのおにぎりですが、おいしさが伝わってくるようです。）0，1，2歳児は食べ始めるのが早かったので、私が覗きに行くと、ほとんど食べ終わった後でした。残念。

12月20日（火）　今日は「もちつき＆終業式」を行いました。なぜこんな時期に？・・と思う方もいると思います。我が園では1号認定児は夏休み、冬休みを設定していて、12月21日から冬季休業に入るからです。2・3号認定児は28日までしっかり保育をします。数年前までは12月28日に行っていた餅つきですが、1号認定児がお休みにはいる前に行うことにしました。園にある「臼」と「杵」でついたお餅は、腰がしっかりあり、煮ても焼いても良く伸びる絶品です。しかし、保健所のお達しで最近は「お供え」にしています。子ども達が食べるお餅は、もちつき機で搗いています。そのうち、保健所から解除の通知が来たら、出来立て、搗きたての餅をおなか一杯食べてもらいたいと思います。餅独特の香りとお米特有の甘みをぜひ味わってほしいと思います。　　さて、お餅は、もちつき機で搗いた出来立てを「ごま」と「きなこ」でいただきました。0，1歳児は「白玉団子」になったようです。給食は「けんちんうどん」と「玉子焼き・ウインナー」でした。餅を食べたい子には「おかわり」が用意されていました。もちつきが終わるといよいよ年越しの準備です。あと1週間、コロナが心配ですが、何とか乗り切りたいと思います。

12月19日（月）　今日は寒かった。今冬一番の冷え込みだったのではないでしょうか。まだ雪が少ないので助かっていますが、雪かきのシーズンはすぐそこまでやってきているようです。　さて、今日の献立は、野菜をたっぷり使った「和食」でした。「鮭の揚げ野菜餡かけ」には、鮭の切り身を軽く油で揚げて、蓮根、玉葱、なす、人参、小松菜が入っていました。「フキの煮物」には、フキ、姫筍、椎茸、人参など、どちらかといえば「春の野菜」が主に入っていたように思います。そこに薩摩揚げが入って味のアクセントをつけていたようです。味噌汁も白菜と油揚げで、今日は野菜が10種類以上使われた健康志向の給食でした。味付けが優しかったのでお代わりをする子が続出でした。明日は年末恒例の「もちつき会」が予定されています。もうこんな時期かと時間の速さに驚きます。今日は、先日行われた「発表会」のDVDを確認しました。ご家庭に届くまでには、もう少し時間がかかるかと思いますが、楽しみにしてください。年末年始には、ご家族で「あの感動を再び」味わってほしいと思います。

年末の恒例行事

園長です。

この写真は、先日行った「12月の誕生会」の給食メニューの一つです。我が園の調理員たちは、子どもに提供する食べ物には「ひと手間」を省きません。イチゴにホイップを乗せるだけでもいいのですが、イチゴをひとつづつ切り分け、ホイップを挟み込み、チョコで目をつけて、サンタクロース仕立てに作り上げました。食べてしまえば一緒ですが、見た目にも楽しめる一品になりました。

　クリスマスまであと5日。子ども達はクリスマスプレゼントで何をもらうか盛り上がっています。12月の恒例行事といえば「発表会」と「もちつき」です。発表会はここ数年、3歳未満の子と3歳以上の子に分かれて行っています。3日に行った3歳以上の発表会は、コロナ感染対策をしっかり行い、めでたく終えることができました。第8波の最中でしたが、保護者の多大な協力が功を奏したようです。ここ数年、保護者参加の行事がほとんどできなかったので、とりあえず感謝されました。あと、12月といえば「もちつき」があります。最近は「杵」と「臼」を使っての餅つきはほとんど見られなくなりました。家庭では「もちつき機」が普及していて、いつでもつきたての餅が食べられるようになりましたが、この時期は、やはり杵と臼で汗を垂らしながら搗く餅は最高です。ある時期から「ついたもちは食べないように」と保健所からお達しがあり、子ども達が食べる餅は「もちつき器」で作るようにしています。何か割り切れないものを感じますが、「責任をとれ」と言われても困るので、お上には逆らわないようにしています。このもちつきが終わると、1号認定の子は、「冬休み」に入ります。園は29日から年末休業に入ります。

　さて、12月といえば、もう一つ忘れることができないことがあります。私の両親の「命日」です。3年の間をおいて同じ12月19日に亡くなりました。2001年・2004年でもう20年以上経ちました。いろんなことが思い出されますが、残念なことは「もう少し話をしておけばよかった」という後悔があります。毎年お墓には手を合わせに行きますが、答える声はありません。「親孝行、したいときには親はなし」。残念。

今日も子どもたちは元気に外で雪遊びを楽しんでいます。

 

12月17日（土）　子どもたちは寒くても外遊びが大好きです。活動に外遊びがないと「園庭で遊びたい」とのつぶやきが。ひまわり、きく組のお友だちは、午後の時間園庭で遊んでいました。小さいクラスのお友だちも散歩に行くなどしたので、靴や上着が泥で汚れている子もいました（いつもお洗濯ありがとうございます）。　さて、今日の給食は『中華丼』でした。白菜や人参玉ねぎ等の野菜に、海老やイカなどの魚介、豚肉やうずらの卵など、具沢山の中華餡でボリューム満点でした。『南瓜のコロッケ』には枝豆やチーズが入っていて、小さいクラスのお友だちもおいしく食べていました。みかんもシーズン初めの頃より、皮のむき方が上手になり、一ました。１２月も半分を過ぎ、子どもたちはクリスマスへのカウントダウンを始めています。サンタさん♪プレゼント♪と楽しみにしている様子が伝わってきます。あと一週間、ワクワクがとまらないですね。（若江）

12月16日（金）　今日は、12月生まれの園児の誕生会が行われました。クリスマスバージョンの出し物やダンスで楽しみました（詳しくはかわら版で）。今月の誕生児は少なかったので記念写真も少し寂しくなりましたが、係の子が一生懸命盛り上げてくれました。誕生会が終わった後は園庭に出て「そり遊び」です。風は冷たく、「換気」をするのがはばかるくらいでしたが、子どもは風の子、元気に雪の中へ突っ込んでいきました。誕生会の献立は、普段より少し「豪華」になるよう配慮していますが、調理員が一人体調不良のため、3人がフル回転で作業していました。今回の目玉は「いちごゼリー」です。手作りのゼリーの上に半分に切った苺を乗せ、サンタ風にアレンジしていました。赤いイチゴとサンタの衣装がマッチし、子ども達からは「可愛い～」の大合唱。「ひと手間」の威力は、予想以上に好評だったようです。「ピザ風春巻」はウインナーやチーズを春巻きの皮に包み、しっかり焼いたものでした。ピザの風味でおいしかったです。マカロニ入り野菜スープも優しい味でおかわりの声が上がっていました。マカロニは「くま」の形になっていて、目でも楽しめるものになっていました。外は寒くてもランチルームは体も心も温かくしてくれたようです。誕生日おめでとう。

12月15日（木）　最近、我が園では、朝の電話が鳴りやみません。欠席報告と感染症診断結果報告、その他です。その他は「寝坊しました」「病院へ寄ってから・・」という遅刻の報告です。バス事故があってから出欠確認（特に保護者から連絡がない場合）を確実にするようになったことも一因だと思います。朝で一番ドキドキするのが「昨夜から熱が出て、これから病院に行きます」という連絡です。当然連絡が来るまでハラハラドキドキして待っています。電話の対応は主に副園長と主幹が行っていますが、朝の時間はまさに「戦場」のようです。これからインフルエンザも流行する兆しがあるそうですが、ウクライナ情勢と同じく、終戦の訪れを首を長くして待っています。　　さて、今日のメニューは「すき焼き」と「ブロッコリーのカニカマ餡」でした。すき焼きは説明するまでもなく、子ども達の大好きなメニューの一つです。ほとんどの子は「大盛り」を注文します。ブロッコリーのカニカマ餡は、ゆで方が抜群。柔らかすぎず、生過ぎず、歯ごたえがあり、おいしくいただきました。

12月14日（水）　最近の天気予報はよく当たります。今日の予報はばっちり当たりました。風が強く、雪、ところどころ吹雪。地面が温かいので積雪には至っていませんが、ここ1週間は最高気温でも3度に届かないようで、これからが心配です。コロナも心配です。青森県では過去2番目に多い感染者が出ました。2,000人を超えたのは久しぶりです。我が園では、コロナにハラハラし、溶連菌にドキドキしています。その上「ただの風邪」もあり、いずれも症状が同じで結果に一喜一憂しています。子どもより大人の感染が多いようです。これから「忘年会」や「納会」を計画している方も多いと思いますが、くれぐれも「コロナ付きのお土産」は持ち帰らないようお願いいたします。　　さて、今日のメニューは、みんなが大好き「ホッケの塩焼き」と「野菜炒め」でした。我が園では焼き魚は断然ホッケがおおいです。サバもありますがサバはみそ焼きや塩麹焼きが多いかもしれません。ホッケは煮てもおいしいですが、焼きには敵いません。野菜炒めには豚肉も入り、万能野菜のもやしが良い味を出していました。外は吹雪ですが、ランチルームには和やかな風が吹いていました。

12月13日（火）　今日は気温も高く、天気も上々。しかし午後からは雨が降り、夜には雪の予報も。明日からは寒さが厳しくなるようです。保育園では体調不良の子が何人か見られるようです。また、家庭でのコロナ感染も見受けられます。市内の全域で保育園の部分休園が増えてきています。重症化しないとはいえ、発熱やのどの痛みがあるようです。我が園では「紙一重」のところで休園にはなっていませんが、これ以上感染が広がるとどうなるかわかりません。もう普通の風邪にした方が対策を取りやすいかもしれません。　　さて、今日のメニューは「醤油ラーメン」でした。調理員が昨日から手作りで「チャーシュー」を作っていたようです。チャーシューにシナチク、ナルトが入った伝統的なラーメンです。子ども達の要望に応えて、残念ながら「ネギ」は入っていませんでした。もう一品は「餃子」。ラーメンには餃子がよく合います。そして「トマトの三杯酢和え」。あまり酸っぱくないよう工夫された味付けです。ラーメンのおかわりはあっという間になくなっていました。今日のおやつは、その辺を苦慮して、手作りの「三色おにぎり」だそうです。コロナに負けないようしっかり食べてほしいと思います。

12月12日（月）　今日は、天気は良いけれど気温は低いです。太陽の日差しを浴びながも体はらしんしんと冷えていく感じです。八戸はもう冬です。我が園ではコロナはたまにぽつんと出ますが、溶連菌や「ただの風邪」と診断される子が増えています。コロナは、単発的に「家庭」で発生し、子どもに感染することがありますが、園での感染は今のところありません。インフルエンザが同時発生するといわれていましたが、今のところ感染の報告はありません。このまま早く冬が過ぎることを願っています。さて、今日の給食のメニューは、「静岡おでん」と「牛蒡サラダ」がメインでした。静岡おでんは「黒い」ので有名ですが、我が園の静岡おでんは「まだら」です。原因は「青のり」です。お玉のすくい方により、濃かったり、薄かったりで「まだら」になっています。定番の大根、人参、竹輪、つみれ、卵、こんにゃくとウズラの卵が入っていました。どれも食べやすい大きさに刻まれていました。今回は「結び昆布」も入っていました。私は大好きな昆布ですが、苦手な子が何人か見られました。牛蒡サラダは歯応えも良く、おかわりの声がたくさん上がっていました。納豆は定番の「ひきわり」です。混ぜると糸を引いて匂いもランチルーム中に充満します。でも不思議なことに「納豆は苦手」という子はいません。我が園の子ども達は「五感」をフルに使って食事をしています。

保育の世界は大騒ぎ

園長です。

　ここ数か月、保育の話が世間で話題になっています。決して良い話題ではありません。昨年から引き続いての「園バスでの死亡事故」と「幼児虐待」でこれまでにない「逮捕者」が出ました。これまでは大きな過失や障害・死亡事故でなければ保育中の事件では「逮捕・起訴」はほとんどありませんでした。しかし、その常識ははかなくも消えてしまいました。来年1月に行われるは八戸市保育連合会の危機管理研修では脇先生から厳しいお言葉と指導があると思われます。新聞記事でしか内容はわかりませんが、私的に見ても「やりすぎ」だと思います。他のクラス担任が一言注意していればこんな結果にはならなかったのではと思います。最近の保育界は、少子化が進行している割には、保育士不足が解消されません。そして「コロナ禍」でのストレス。ただでも「あの書類・この書類」と事務仕事が多いのに、感染者報告、感染対策、保護者との連絡・対応などが強制的に加わります。何か事件が起こると必ず書類が増えます。新しい制度になってもこれまでの書類作成が無くなることはありません。次から次へと追加の書類が加わります。世の中は「スクラップ＆ビルド」で何かが新しくなると古いものを捨てていくのですが、保育の世界ではそれがほとんどありません。このままでは教育の世界と同様に保育士のなり手がなくなりそうです。これでいいのか日本。この虐待の事件も、ほいくの質はともかく、余裕のなくなった保育士の悲しい事件だったのかもしれません。先日は、たった一人の苦情のために「公園が廃止」になった事件がありました。子ども達の憩いの場、育ちの場が「子どもの声がうるさい」で公園がなくなったのです。何年か前、保育所の入園が決まらず「保育園落ちた、日本死ね」というメール事件がありましたが、あれ以来、保育の世界は迷走し続けているような気がします。待機児童問題はここ数年で落ち着くでしょう。これからは人口10万人以下の自治体の定員割れ、保育園・こども園の統廃合、法人の合併、吸収が大きな社会問題になると考えられます。私はかねてから「子どもが生まれない国、女性を大切にしない国は滅びる」と言い続けてきましたが、今の政治、制度はまっしぐらにそこに突き進んでいるように思います。ウクライナの子ども達もかわいそうだなと思いますが、日本の子ども達も相当危ないと感じています。戦争ではなく、育ちの面で。

 

12月１０日（土）　今朝、２階に行くと遊んでいた年中の男の子に「せんせい！やさい！！」と声を掛けられました。昨日の遅番の時に、偶然読んだ野菜の切れ端を育てる絵本の事を覚えていたようです。一緒に給食室へ行き、人参のヘタの部分をもらい、育ててみる事にしました。どのように成長していくのか、一緒に楽しみたいと思います。　さて、今日の給食は寒い時期にぴったりの『茄子のミートグラタン』でした。茄子は苦手な子も多い野菜ですが、ミートソースとホワイトソースと絡み、美味しく食べられました。『白菜のコールスロー』はリンゴ酢の優しい酸味で食べやすく、おかわりをしている子もいました。この時期の白菜は鍋で食べる事が多いですが、たまにはさっぱりとサラダで食べるのも良いかもしれませんね。（若江）

12月9日（金）　今日の午前中は、天気が良かったので、根城の広場や神社まで散歩に出かけたチームが多かったようです。園庭にはまだ雪が少し残っていますが、雪遊びとまではいきません。真っ黒い雪だるまも未だ解けずに残っています。　　さて、今日の献立は「薩摩芋と豚肉の味噌炒め」でした。甘いサツマイモと味噌味の豚肉が筍、いんげん、玉葱と相まってとてもおいしい一品でした。胡瓜とめかぶの酢の物は、健康志向が強い調理員のこだわりの一品です。酢はきつすぎず、甘すぎず丁度良い塩梅でした。珍しく味噌汁ではなく「スープ」でした。中華風の味噌炒めだったのでこれはこれで正解だと思います。いろいろ工夫している我が園の調理員達です。

12月8日（木）　80年前の今日、「天気晴朗なれど波高し」の打電とともに日本は第2次世界大戦へ突入しました。俗にいう「真珠湾攻撃」です。この戦争の終結を境に世界は「平和」を求めてきました。しかし、今年2月、ロシアがウクライナに侵攻し、その平和は破れました。10日間でけりをつける予定が９か月経っても戦争は続いています。絶対に戦争してはいけなかったのに・・・。人間は同じ間違いを何度繰り返せばいいのでしょう。東アジアでもきな臭い匂いが立ち込めています。若い命が亡くなる、なんという悲劇でしょう。世界の独裁者は、人の命を虫けら同然と考えているのでしょうか。　　　さて、サッカーワールドカップに感動しながら、保育の世界で起こっている異常事態に激怒しています。コロナの収束も見えず、来年度からの保育教諭募集にも応募が少なく、保育はこの先、どうなっていくのでしょうか。なんて、なんて考えていると食事ものどを通りません。でもおなかがすくのはなぜでしょう。今日の給食は、手作りの「皮なし焼売」。調理員の手作りなので大きさにばらつきがあり、子ども達の「選択」に大きな貢献をしていました。大きい、小さい、1個、2個と撰ぶ子ども達も真剣です。挽肉やエビも入っていて本当に食べ応えがありました。焼売というよりも「ハンバーグ」に近いような気がします。今日の味噌汁は「モヤシ・にら」でした。我が園では万能野菜・もやしが大人気です。巷では「安くて栄養満点」の評価ですが、食感もシャキシャキして「モヤシを食べてる」という気がします。ニラの香りも食欲をそそっていました。

12月７日（水）　今日は昨日の昼過ぎから降った雪で、子どもたちは大喜び、大人はヒヤヒヤの朝だったと思います。スキーウェアを着て来た子は、ソリをしたり雪だるまを作ったりと久しぶりの雪遊びを楽しんだようです。これから冬本番！寒さに負けずこの時期ならではの遊びを楽しみたいと思います。　さて、今日はおにぎりの日だったので、おかずは食べやすく『赤魚の煮魚』でした。『やみつきキャベツ』はこっそりコーンを避けている子もいましたが「パリパリをいっぱいにしてください」という子もいて、モリモリ食べていました。今日は歯科健診があったので「歯磨きをしっかりしないと虫歯に間違われちゃう」といつもより念入りに磨いている子が多かったようです。お帳面に結果が貼ってあるので、家庭で確認して下さい。（若江）

12月6日（火）　今日は、ひと月遅れで「小児科健診」があります。11月11日の予定でしたが、新型コロナの影響で本日に延期になりました。やれやれという感じですが、今度は、コロナ以外の感染症（溶連菌、風邪等）が流行りだし、欠席者が少しあります。明日は「歯科健診」があります。どこまで私たちをいじめたら気が済むのでしょうか。早く元の生活に戻りたい気持ちでいっぱいです。　　　　さて、今日の給食は「麻婆大根」です。豆腐ではなく大根というところがミソです。大根、人参、椎茸、ニラなど野菜がたっぷり入っていました。ご飯の上にかけて「麻婆丼」にして食べている子もいました。スパサラダは、マヨネーズがかけてあり、レタス、キュウリ、トマトといい味を出していました。今日は午後から「雪」の予報です。どんよりと曇った空からちらちらと舞い落ちる雪は風情があります。寒く無ければもっといいのですが・・・。

12月5日（月）　先週の土曜日は3・4・5歳児クラスの発表会がありました。発表会の前は熱を出す園児が多く、どのチームも、全員そろっての練習ができない日が続いていました。しかし、発表会当日、どの子も頑張っていて、セリフを教え合ったり、自分で考えた振付を自信をもって発表したりと、見ていて、「子ども達って本当にすごい！」と感動しました。市内の感染状況を毎日チェックしながらドキドキひやひやしていましたが、発表会をすることができて本当に良かったですね。　さて、今日の給食は揚げ豆腐の五目煮、三色ナムルでした。私が「おいしい？」と聞くと、ブンブン首を振っていました。三色ナムルに入っていたパプリカをちょうど口に入れたところだったらしく、私の聞くタイミングが悪かったようです…。他の物は美味しいとみんな笑顔で食べていましたよ。　今日の午前中、園庭で遊ぶ子どもたちの姿がありました。氷を集めては割り、お玉ですくい、楽しんでいました。すっかり寒くなりましたね。冬の遊び、子ども達はどんなことを思いつくのか、今から楽しみです。　朝晩、道路がつるつるしています。事故や怪我に十分注意していきましょうね。（松田）

初積雪

今冬、初めての積雪がありました。積雪と言っても3センチくらいで、日当たりの良い場所ではすぐに解けてしまいそうです。それでも子どもたちは大喜びで園庭に出て「黒い雪だるま」を作っていました。なぜ黒いか？　積雪が少なく、地面の土まで巻き添えにして作ったからです。10センチくらいも積もれば「白い雪だるま」になります。今週の後半は少し暖かくなる予報なのできっと雪は消えてしまうと思いますが、これからが冬本番、冬の遊びを子ども達と一緒に楽しみたいと思います。

　さて、静岡県の保育園で1歳児への虐待で、3名の保育士が逮捕、園長が告発されました。両足を持って逆さ吊り、カッターナイフで脅すなど保育現場では考えにくいことが行われたようです。これまでは「言葉の暴力」が問題になっていましたが、「実力行使」まで至るとは・・・。3歳未満のクラスは、よほど定員が少ない園を除き、ほとんどが「複数担任」のはずです。誰かが「それはやめましょう」と言えなかったのでしょうか。我が園でも、再度見直しをしたいと思います。今ほど「保育の質」が問われているときはありません。今一度、足元をしっかり見つめ直したいと思います。まずは、私自身の言動を振り返りたいと思います。

 

12月2日（金）　今日は、朝起きてびっくりしたことが二つ。まず、雪が積もっていたこと。1センチくらいですが、積雪でした。一年ぶりに車から雪を払いました。昨日は初氷、今日は初雪。いよいよ本格的な冬の到来です。もう一つは、午前4時10分に起きてW杯サッカー、スペイン戦を見たのですが、既に０－１でスペインがリードしていました。強豪相手にあわよくば「引き分け」狙い、うまくいけばドイツーコスタリカ戦次第では決勝トーナメントへ・・。という都合のいい予想をしていたので、この時間に1点入っていて、今日は何点取られるの？という感じでした。ところがどっこい。ドイツ戦と同じで後半に入り早々に逆転。危ない場面もありましたが、なんとかこらえて２－１で日本の勝利。ドイツ、スペインを破っての堂々1位通過。眠いのも吹っ飛んでしまいました。歴史が変わった瞬間でした。侍ブルーと言われる日本ですが、大和魂を見た思いです。私は「強きをくじき、弱きを助ける」という言葉を思い浮かべました。これからは「くじかれる」場面が多くなると思いますが、それは強くなった証拠。12月6日のベスト16がますます楽しみになりました。頑張れ、日本。　　　さて、今日の給食は、みんなが大好きな「ハヤシライス」。カレーの時もそうですが、みんなの食べるスピードの速いこと。おかわりをする子もたくさんいました。保育園では大量に作るので、野菜のおいしさが十分引き出されるのでしょう。さっぱりとした「ツナサラダ」と「コンソメスープ」がよく合います。明日はいよいよみんなが楽しみにしている「発表会」。コロナと感染症には少しだけ大人しくして欲しいものです。

12月1日（木）　今日の朝は寒かった。水たまりには氷が張っていました。庭の土には2センチくらいの「霜柱」がびっしり。空からは白いものがちらほら・・。北国八戸もだんだん冬モードに突入です。それでも日中は日差しがあり、子ども達は、元気に外で遊んでいますが、靴には泥がいっぱい。今日の掃除は少し丁寧にお願いしたいと思います。さて、今日の給食は、十和田市のソウルフード「バラ焼き」です。牛肉と玉葱のみですが、これがうまいんです。飴色になった玉ねぎが絶妙の味を出します。もう一品は「ビーフン炒め」です。これには、キャベツ・ピーマン・もやし・人参が入っていました。麺類を食べるように、サラごと口に運んでいる子もいました。今日もお代わりがなくなりそうな勢いです。デザートのリンゴは、今が旬の「ふじ」。最近はリンゴも種類が多くなり、名前を覚えるのも大変ですが、やはり味は「ひじ」が一番だと思います。箸休めには黄色い王林やシナノゴールドも良いですが、今の時期の「ふじ」に肩を並べるりんごはありません。子ども達も「ふじ」が大好きです。

11月30日（水）　低気圧が通過するとともに、気温がぐんと下がりました。おまけに雨まで降ってきて、園庭に出ていた子ども達は右往左往した挙句、園内に避難してしまいました。北国の初冬は、寒さと雪（雨）との戦いなのです。12月に入るとさらに気温が低下するようなので、健康管理には十分注意しましょう。　　さて、今日の給食は「サバのみそ焼き」でした。サバは焼いても煮ても揚げても酢で締めてもおいしい魚です。今日は、甘い味付けの味噌が焼いた鯖に塗ってあり、味噌の風味が効いたおいしい一品でした。塩焼きとは少し違う趣で、改めてサバのおいしさを実感しました。沢煮椀は、豚肉、牛蒡、人参、椎茸がたっぷり入り、野菜の出汁が良く出ていました。野菜の王様もやしは、ナムルでいただきました。万能野菜のもやしは煮ても炒めてもしっかりもやしの味がします。今日はゴマが入っており、一段と栄養価が高くなっていたようです。今日で11月も終わり、いよいよ先生が忙しく走り回る「師走」ですが、今年は期待していた「忘年会」も、3年続けて中止になりました。飲み会の安心・安全もそろそろ解禁してほしいと思っているは私だけでしょうか。

11月29日（火）　今日は、3歳以上児の発表会総練習がありました。コロナ対策のために総練習も公開し、本番の参加人数を減らす作戦を立てました。その上、ZOOMでも配信しました。合計で80名近くの参加があり、本番さながらの拍手に、子ども達も緊張している様子でした。最近、コロナではないもの、発熱や咳などの症状が多く発生していて、本日も10名以上がお休でした。本番には回復して元気な姿を見せてほしいと思います。八戸でもここ数日はコロナ感染者が少ないようですが、相手はコロナ、油断せず、感染対策を徹底したいと思います。今日の総練習は長坂の特色「異年齢保育」の特色ある発表が見られました。第二部の歌・合奏でも年齢ごとの成長が良くわかる内容になっていて楽しめました。年長の演奏は「さすが」と思わせる内容で、土曜日の本番がますます楽しみになりました。　　さて、今日の給食は「長崎ちゃんぽん」と「南瓜とチーズのサラダ」でした。本場のちゃんぽんには入っていないと思われる「コーン」や「枝豆」も入り食味満点のちゃんぽんでした。南瓜とチーズも相性が良いことがわかりました。イカの天ぷらはちゃんぽんに入れてもおいしかったのかもしれません。

11月28日（月）　昨夜のW杯コスタリカ戦は残念でした。朝から夜7時のために身を清め、散髪もして万全な気持ちで試合開始を待ちましたが・・・なんということでしょう。上手の手から水がこぼれるように相手に一点献上してしまい、万事休す。まさか油断したわけでもないでしょうが、雨嵐のような波状攻撃も空振りし、無得点に終わりました。残念・・とは言え、大きな一敗になりそうです。12月2日のスペイン戦は、ドイツ戦のように女神が微笑んでくれそうにありません。勝利の神様はどこで見ているのでしょう。　　さて、今日の給食は「すき焼き風煮」、「すき焼き」と断言しないところがミソです。具材は牛肉、白菜、シラタキ、焼き豆腐、春菊、椎茸とすき焼きそのものですが、「卵」がありません。春雨のサラダは、胡瓜、みかん、人参の構成でさっぱり味でした。今日は、明日の「総練習」に向けての練習があったのでクラスごとに食べました。コロナ感染予防も大変です。月曜日や休み明けの朝、家庭からの電話にハラハラドキドキしています。今週の土曜日まで、なんとか全員無事でいられますように・・・もう、神頼みするしかありません。12月2日のスペイン戦と同じ心境です。