園長です。
めっきり寒くなりました。でも例年よりはだいぶ気温は高めです。寒いといえば昨日のW杯コスタリカ戦。ドイツ戦での健闘が光っただけに、相手の試合ペースにはまってしまったのが残念です。まだスペイン戦が残っているとはいえ、ドイツ戦のようにはいかないと思います。でも、何があるかわからないのがサッカーです。1%の可能性に期待したいと思います。
さて、園庭の木々も葉っぱを落とし、晩秋から初冬の気配を見せています。毎年、七五三のあたりには初雪があるのですが、今年は気温が高いせいもあり、まだ降雪はありません。我が家から見える「八甲田山」の頂は白いところがあるので冠雪はしているようです。これからの時期は、雪と氷の世界が待っています。園庭では、雪が降る前に・・・と子ども達が元気に群れて遊んでいます。葉が落ちた木にぶら下がったり、木登りをしたりして楽しんでいました。園庭には柿の木が一本ありますが、今年は実が少なく、いつもの「柿もぎ」ができませんでした。少ない実をカラスが食べたりしたものですから、7個しか収穫できませんでした。でも個体はいつのより大きく、子ども達は大喜び。7個の柿は、渋抜きをして食べる予定です。
欅の木に子ども達がぶら下がり「サル」の真似をしていました。今年の年長組は「さる年」生まれのようで、木登りが得意な子が多いようです。なんと私も申年生まれなので「四周り」違う子ども達です。ときどき「園長先生は何どし生まれ?」と聞かれ、「ふんどし」生まれ、というと怪訝な顔をしています。もう「ふんどし」や「まわし」という言葉は死語になってしまったようです。これでは「大相撲」を見ても興味半減というものです。日本の伝統文化は風前の灯火と言える状態だと思います。相撲や空手、木登りは子ども達の文化です。その文化に触れる機会が少なくなっているのはとても残念なことだと思います。
我が園の女の子たちはたくましいです。男の子が登らない木に群がって登っています。この元気さが今の子ども達には必要だと思っているのは、私だけでしょうか。ゲームより外遊びが楽しいことを伝授したいと思います。
11月26日(土) 今日は、風が少し強いくらいで良い天気です。子ども達は園庭や散歩で体を動かしたようです。散歩組は、神社コースを選んだようで、「ドラキュラがいた」と騒いでいました。この神社は「北龍神社」(お稲荷さん)といい、鳥居から本殿まで木で囲まれた坂道があり、いかにも「何か出そうな」雰囲気があり、怖いもの好きの子ども達には根強い人気があります。また、この場所には秋になると「きのこ」が出るので私の好きな散歩コースにもなっています。 さて、今日の給食はパンでした。アビニオンさんのバターロールは柔らかく、香りも良く我が園では大好評です。これにカレーコロッケとソテーされたウインナー入りのほうれん草を挟んで食べると最高です。今の時期のほうれん草は柔らかく、バターにとても合います。スープは「野菜スープ」です。人参、玉葱、白菜、ネギが良い味を出しています。カレーコロッケにはトマトが添えられていて彩も食欲をそそります。3歳以上児が交替で行う「給食当番」もカレーコロッケやデザートのオレンジを「一個ですか、2個ですか」と聞きながらお手伝いをしています。おかわりのパンやコロッケはあっという間に売り切れました。食べる子は育つ。コロナやインフルエンザに負けるな。
11月25日(金) 発表会まであと一週間、いよいよ練習にも熱が入ってきたようです。朝の自由時間には楽器の練習が聞こえてきます。日増しに上手になっていくのがわかります。大人と違って子ども達はどんどん物事を吸収し、成長していきます。中には少し立ち止まる子もいますが、ゆっくり時間をかけて自分なりに進んでいきます。コロナ禍での発表会なので、入場制限はしますが、祖父母の方々にも是非ご覧いただきたいと考えています。今年もZOOMでの配信を計画しています。実際の場面よりは感動が伝わらないかもしれませんが、子供たちの成長した姿はご覧いただけると思います。 さて、今日は「鮭のマヨコーン焼き」でした。今年は鮭やマスの遡上が少ないようです。晩秋の風物詩「荒巻き鮭」は今年も見られないみたいです。切り身を焼くと塩が浮き出てくるような「塩引き鮭」で食べるお茶漬けは最高でしたが、これが青森県を「短命県」にした原因かもしれません。本日の鮭(多分サーモン)は、養殖ものだと思いますが、脂がのったおいしいものでした。コーンはマヨネーズとよく合い、サーモンのおいしさを一層引き立たていたようです。本日の味噌汁の具は「豆腐&なめこ」でした。なめこは蕾でしたが本当は傘が開いたなめこは、食べ応えも、食味も最高なのですが、なかなか手に入らなくなりました。余談ですが、大きくなったなめこで作る「鍋物(味噌汁)」は絶品です。少し「土臭い」ところがたまらなく好きです。今日の給食を食べて、来年はなめこ採りもしたいなあと思った園長でした。もちろん松茸も諦めていません。
11月24日(木) 昨夜のワールドカップは、久々に感動しました。実を言うと前半を終わった時点でもう寝ようかとも思いましたが、点差はまだ1点だったので「もしや引き分けにでもなれば悔いが残る」と思い、頑張ってみていましたが、後半は、前半と全く違う展開で、ついに逆転してしまいました。まさに「歴史に残る一戦」になりました。27日のコスタリカ戦が俄然楽しみになりました。 さて、本日の給食は、ニラレバ。レバニラとどこがどう違うのかわかりませんが、レバーよりニラの方が多いのでしょうか。レバーは一度油で揚げているので食べやすくなっています。ニラの外にもやし、人参なども入っていました。切り干し大根にはウインナー、しめじ、小松菜が入っていて、我が園の給食は「野菜が中心」だと改めて感じました。野菜をたくさん摂り、W杯の深夜の試合にも備え、体と心を整えたいと思います。
11月22日(火) 昨日は3歳以上児の発表会のアドバイスチェックでした。総練習の前に行い、出し物の微調整と進捗状況を把握するために行っています。今日は昨日のアドバイスを受けて、子ども達の表情にもだんだん真剣みが現れていました。我が園では俗にいう「お遊戯会」ではないので、子ども達が考えて、子ども達の言葉で表現する「発表形式」になっています。ポイントは「大きな声でゆっくりと」です。今日の練習を覗いてみると効果てきめん、大きな声が出ていました。本番まであと10日あまり。4つの出し物と年長の合奏は見ごたえ、聞きごたえがあります。どうぞお楽しみに。 さて、今日は「親子丼」と「春巻」でした。卵が先か、鶏が先かでもめる親子丼ですが、どちらが先でも子ども達のおなかの中に納まってしまえば「おいしかった」で終わります。丼物はおしとやかに食べていてはおいしくないので「ごはんと一緒にかっこんで食べる」のが普通です。子ども達もほっぺにご飯粒を残しながらもおいしそうに搔っ込んでいました。本日の味噌汁にはサツマイモが入っていて味噌のしょっぱさと薩摩芋の甘さが絶妙でした。今日もたくさんのおかわりをしていた子ども達でした。
11月21日(月) ここ数日、とても過ごしやすい気温と天気です。昨日は久しぶりに農作業をしました。我が家の畑で「里芋」と「菊芋」の収穫をしました。里芋は一株(6株中)しか芽が出ず、大失敗でしたが、里芋の煮っころがし1回分は収穫できました。問題は「菊芋」(きくいも)です。植えた種芋全部が成長し、土の中にはたくさんの菊芋がありました。種芋を植えた場所から50センチも離れたところにも菊芋が出来ていて掘り出すのが大変でした。こちらは大収穫。しかし、この芋は最近出てきた新参者で食べ方が良くわかりません。我が家の奥さんも煮たり、焼いたり、炒めたり、揚げたりして料理したようですが、「うまい」という料理にはなりませんでした。シャキシャキした歯ごたえと無味無臭の芋は食べ方を聞いてからでないと植えないほうが良いみたいです。唯一、まあまあかなと思ったのは「酢の物」でした。健康に良いということですが、だれか食べ方を知っている人は教えてください。さて、今日は「味噌バター肉じゃが」でした。読んで字のごとく味噌味の肉じゃがにバターの仕上げをしたもので、彩りに黄色のコーン、朱色の人参、緑の枝豆が入っていました。春雨のスープには、千切り筍がたくさん入っていて、子ども達には食べやすかったようです。菊芋が入った肉じゃがはどんなものでしょう、今度作って食べてみたいと思います。