園長です。
いやあ～、本当に忙しかった4月5月です。30年度決算から始まり、国、県、市への調査書・報告書。一難去ってまた一難という状況です。書いても書いても、作っても作っても減らない書類、その上、重大事件や重大事故が起こるたびに注意勧告書、行動様式の作成など「働き方改革」は私たちの職場にはないのでしょうか。
さて、それでも季節は巡ってきます。2年前に整備した園庭は新緑でいっぱいです。咲く花はほとんど散ってしまいましたが、現在マロニエのピンクの花が満開です。実のなる木にもたくさん花が咲いたのでうまくいけば秋の収穫は楽しいことになりそうです。気温もここ数日高めに移行しており、本日は最高気温は23度くらいの予想です。里山ではカッコーの長閑（のどか）な鳴き声も聞こえています。野生の世界では「恋の季節」の到来です。困ったこともあります。我が園の2階のベランダに雀が巣を作り、あたり一面汚しまわっています。そうです、生き物は食べたり、飲んだり、出したりするのです。おまけにひなが孵ると攻撃的になります。なるべく知らんぷりを決め込むのですが、周りにふんをたくさんされるのはとても困ります。乾燥するとこびりついてなかなか取れないのです。何か良い方法があったら教えてほしいところです。もう少しすると雛がかえり「ピイピイ」と餌と親を求める声が聞こえてきます。今更巣を取り壊すこともできないので、巣立ちを待つことになりそうです。
今週の土曜日は、八食センター主催の「フットサルフェステバル」があります。当園のサッカー活動の最初の大会になります。ここで力試しをして本大会とライオンズ杯に臨むのですが、今年はなかなか上位の成績は難しいように思います。毎年子供たちが変わるので、その時々の個性を重視しながら指導するのですが、今年の子は、元気があるのですが大人しく、奥ゆかしく、自分から攻撃を仕掛けるのが苦手な子が多く、いわゆる「金魚のうんこ」状態の場面が多く、ボールを取られると前に出ることはなく相手の後ろばかり追いかけています。キック力に期待をかけているのですが、なかなかボールの中心を蹴ることができず、空振りの果てにスッテンころりんと転がる子が続出です。それでも「伝統」の力は侮れず、気持ちだけは「優勝するぞ」と意気軒昂です。明後日の試合はあくまでも運試し、力試しですが、子どもたちの本気に期待しようと思います。
ああ、いい天気だなあ。少し子どもたちとサッカーをしてこようかな・・・。書類整理に一段落して少しだけ仕事に余裕ができた園長でした。
