園長です。
昨年度から始まった青森県主催の「子育て支援員研修」、昨年は、急なこともあり、1日の実習でしたが、今年は規定通り、2日間になりました。その前に必要な知識は座学で5日間ほどあったようです。基本研修と専門研修があり、その中でも共通科目、専門科目、見学実習があり、7日間の日程になっています。わが園では2年続けて実習を引き受けました。昨年は6名、今年は4名の強者が参加しています。保育養成校の実習とは一味違う実習で、指導する方も勝手が違うようです。何しろ40代50代の実習生(保育士資格はないものの実戦経験が豊かな皆さん)なので、「釈迦に説法」みたいな感じです。でも、家庭の子育てと保育園の集団保育では、視点が違うので実習生の方も真剣です。わが園では「無資格保育士」はいませんが、これほど保育士不足が顕著になるとこの支援員制度もありがたい制度になるようです。今日と明日の2日間ですが、わが園の保育をしっかり学んでほしいと思います。それ以上に指導する職員には心を込めた指導に徹してもらいと思います。
子どもたちは、甘えられる大人が増えたので大喜びです。基本的には3歳未満の実習ですが、3歳以上の子たちは「次は自分たちの所へ来る」と期待しているようですが、残念。それでも外で雪遊びをしている実習生を見る目はらんらんと輝いていました。
たった2日間ですが、保育の楽しさを実感してもらえれば幸いです。けがをしないよう、させないよう大変さより楽しさを実感してほしいと思います。頑張れ、経験豊富な実習生。