園長です。
久々の登場です。いや~今年の冬は寒い。年が明けてから真冬日の連続です。昨年少し降った雪が解けずに、今月16日には10センチの積雪がありました。たまに寒気が緩むと、道路はぐちゃぐちゃ、次の日はそれが凍っててかてかになり、交通事故が絶えません。今が一年で一番寒い季節、栄養を蓄え、来るべき春に備えて残り少ない冬眠を全うしたいと思います。
さて、年が明けて・・・あまり良い話はありません。というか、逆によくないことばかり起こっています。びっくりするくらいの凶事の連続です。そのうちの一つが、隣の保育園の園長先生の死亡です。昨年11月に全国保育研究大会で一緒に沖縄まで行ってきました。バイタリティあふれる元気な方だったのですが、「心不全」という病気でこの世に別れを告げてしまいました。たぶん、本人も全く考えていないことだったと思います。12月には「はばきぬぎ」もおこない、来年の名古屋大会にも行こうと息巻いていたのですから・・。今日はその告別式があります。先生の無念を伝えるかのように雪が降っています。細かい雪です。津軽には7つの雪があるそうですが、南部八戸の今日の雪は、「涙雪」になりそうです。細かくたくさん降る雪は「大雪」になります。悲しみを覆い隠すかのように・・・。ご冥福をお祈りいたします。
保育園の園舎改築は1か月遅れで順調に進んでいます。明日は、「上棟祭」が行われます。現代ではなかなか経験することのない棟上げ式なので、子供たちと一緒に楽しみお祝いしたいと思い計画しました。先輩の宮司さんにお願いし、祈祷してもらうことになりました。保育園が安全に完成し、子供たちが幸せに生活できるようお祈りしたいと思います。最大のお楽しみは「散餅銭の儀」です。紅白の2種類の切り餅と、紅白のひもを通した5円玉をまいてお祝いする行事です。500個ほど用意しましたが足りるでしょうか。3歳以上児が参加する予定ですが、一般の参加者も可能です。たくさん参加してほしいと思います。今、雪が「もさもさ」という感じで降り続いています。この分では、夕方までに結構な積雪になりそうです。雪の中での「もちまき」も楽しいかも知れません。でも、よりによって・・・という感じです。やはり前途多難の兆候なのでしょうか。上棟式が終れば本格的に建築工事に入ります。今は、2階の床部分を張っていますが、外壁も内装も急ピッチで行われ行きます。今、保育園では、備品の調整作業を行っています。予算がないので、できるだけあるものを利用しますが、新しい園舎に古い・汚い備品では悲しいので、無い袖を目いっぱい振りながら、職員と相談しながら進めています。着々と新園舎が出来上がるのを見ていると、子供たちのたわいもない歓声が聞こえてきました。新園舎が子供たちにとって生活しやすく、楽しい場所であってほしいものだと思います。