園長です。日本には季節季節を彩る呼び名があります。節句や二十四節気が代表的なものですが、ほとんどは農作業に関わることだそうです。立春や立秋をはじめ「啓蟄」「白露」「降霜」などがそうです。もうすぐ7月7日七夕が来ますが、夏至から11日目からこの七夕までの間を「半夏生」と呼ぶそうです。いわれはいくつかあるそうですが、「この時期には田植えを終わらせるように」という説が有力だそうです。我が園でも昨日、弘前大学の先生が「お米の話」で来園されました。そして赤米やかおり米の苗を置いていきました。我が園でも「半夏生」前に田植えを終えたことになります。これから毎日、コメになるまで子ども達の水管理が重要な役割になります。半夏生は田植えなどの農作業で疲れた体を「湯治」などで体を癒す時期とも言っています。そして「土用の丑の日のうなぎ」とまでは有名ではないものの、この半夏生には「うどん」や「たこ」を食べる習わしがあるそうです。どちらも疲れた体にはもってこいの食材だそうです。今日はスーパーで「タコの刺身」でも買って帰ろうかと思います。
先日、6月27日は良い天気でした。娘たちが「佐井村のウニ」を注文するとか外れたとか話しているのを聞いて、「生うに丼」を食べに行こうと妻と話が一致し、朝9時半過ぎに下北半島の佐井村み向けて出発しました。3時間もあれば「ランチタイム」内には着ける予定でした。途中で陸奥横浜の菜の花プラザで休憩を取り、むつ市、大間町経由でうに丼の待つ佐井村まで行きました。時間は午後1時30分。めざす店の駐車場はいっぱいで隣のドライブインも混んでいました。やっと「生うに丼」(2000円)にありつけると思い、勇んで戸(ドアではないあくまでも戸)を開けると店主が一言「ごはんがありません」。ラーメンでもいいけど・・・、「ラーメンは売り切れました」とのこと、ここまで空腹を我慢させてきたのに・・・。「店主は申し訳なさそうに、向かいのドライブインへ行ってみて・・・」と。50メートルの離れていないドライブインも店に入るなり手で「✖」印。「食事はみな売り切れ」だそうです。私たちの後から来たお客も、この店が載っているチラシを手に喜び勇んで戸を開けましたが、入る時と対照的な顔で外へ出ていきました。「チラシまで出しているのだから、もう少しご飯を大量に炊いておけよ」と捨て台詞を残して、車の中へ。来た道を変えるのもなんだからついでに「仏が浦」を見て帰ろうとなり、40年ぶりくらいの「仏が浦」に行きました。「行き10分、帰り16分」と書かれた看板を横目に、長いつづら折りの下りの坂道を海岸まで下りました。40年ぶりの「仏が浦」は随分色あせていたように見えましたが、海を覗くと生うにがびっしり・・・。手を伸ばせば届きそうなところまで紫ウニがいっぱいついていました。国定公園なので植物、海産物の採取は厳禁です。勇壮な景色を瞼に残し、16分の岐路へ。ところが誰の16分なのか、途中にあるベンチを目いっぱい利用しながら16分の倍くらいの時間をかけて階段を上り続けました。駐車場に着いたときは息も絶え絶え、足はガクガク、日ごろの運動不足を痛感させられました。その後、食事にありつこうとレストランの看板を見るたびに寄ったのですが、下北半島はほとんど集落がなく、食べ物にありつけませんでした。その後も「食事は2時30分まで」「食事は5時から」など振られに振られ昼ご飯はなし。夕食にありついたのはごご6時半に着いた十和田市の焼肉店でした。本当はその向かいにある「ざるっこそば」を目指していたのですが、店は午後6時まで・・・。なんと非情な一日だったことか。おかげで「生うに丼2,000円」より高い焼肉を食べることになり、全く踏んだり蹴ったりの一日でした。家にたどり着いたのは午後8時。無計画の「生うに丼食べたい」は疲れがたまっただけの一日となりました。それにしても下北半島へ行くときは「非常食」の携行をお勧めします。特に日曜日は時間に余裕を持ち、ランチタイムに気を付けて、早め早めに行動することが肝心だと思います。今度いつ「仏が浦」に行けるかわかりませんが、行きは10分、帰りは16分・・・・に惑わされないよう運動不足を解消してから挑戦したいと思います。
6月26日(土) 快晴。初夏の日差しが降り注いでいます。土曜日とあって行楽には絶好です。今日は人数が比較的少なかったのでランチルームにワックスを塗ることになりました。そこで急遽、ウッドデッキがランチルームに早変わりです。ウッドデッキにはモミジの木が一本植樹されていますが、全体に木陰を作るには足りないので、砂場のメッシュテントを移動して日陰を作りました。普段とは少し違う環境に子ども達は大喜び。心なしかお代わりをする子が多いような気がしました。特にスティックサラダの胡瓜とセロリはみんな多めに取っていました。食育の野菜作りが好き嫌いをなくしているようです。最近大活躍のウッドデッキです。
6月25日(金) 風は少し冷たいものの、雲の間から漏れる太陽の光はさんさんと輝いています。本格的な夏を前に準備運動をしているのでしょうか。今日は天気に誘われ、ほとんどの子が「散歩」を選んだようです。おかげで食卓のテーブルには「花」が沢山飾ってあります。花がある食卓は何となく心が和みます。さて、今日の給食は「揚げ豆腐の五目あんかけ」です。餡かけというよりは少し煮込んでいたようです。野菜もたっぷり入りおいしく出来上がりました。ご飯は「雑穀ごはん」です。白米より栄養価が高いといわれる雑穀が入ることにより食感も変わります。見た目は「赤飯」に似ていますが、食べると全然違います。私が幼少のころは「麦ごはん」がたまにありました。母親曰く「麦は体にいいからよく噛んで食べなさい」。ところが何の麦を買ったのか、出来上がった麦ごはんは、つるつる、むぎゅむぎゅして食べにくく、体どころか喉もなかなか通らないものでした。残すと雷が落ちるので我慢して食べましたが、この年になっても「麦入りごはん」は苦手です。あの時、この雑穀があったらなあと思ってしまう園長です。
6月24日(木) 昨日は1年ぶりの幼児サッカー大会が行われたため、このコーナーはお休みしました。申し訳ありません。そのおかげで見事優勝することができました。ご協力ありがとうございました。さて、今日は嵐の後の静けさとでもいうのでしょうか、昨日の興奮はどこへやら、静かな朝になっています。雨が降ったり止んだりの天気ですが、晴れ間には園庭で元気な声が響いていました。今日の献立は「八宝菜」。中華の定番です。我が園では鶏肉を使った中華料理が多いのですが、今日は野菜がたっぷり入った八宝菜です。昔はウズラの卵は原則「一人一個」でしたが、最近は子どもたちの要望に応えて数個までは(個人差があるので何個とは断定しません)許可しているようです。卵が入るか入らないかで子ども達の料理への評価は違うようです。でも、ウズラも」玉子は玉子、アレルギーを持つ子がいるので要注意です。今日は昨日の反動で本当に静かな一日です。
6月22日(火) 今日の給食は野菜たっぷりの野菜納豆和え。野菜が苦手な子でも、ぺろっと食べてしまうので不思議です。「おいし~!これおかわりしたい!」と、いつも小食の子が言っていたのには驚きました。バラ焼きは、十和田のB級グルメでおなじみですね。甘じょっぱくて、ごはんが進みます。どちらも子ども達に人気の味付けで、進みが良かったです。 暑かったり涼しかったりするせいか、咳、鼻水、熱などで体調を崩してしまう子ども達が増えてきました。たくさん食べて、ゆっくり休んで健康に過ごせるようにしましょうね。梅雨時期は大人も憂鬱になりがちですが、お父さん、お母さん方も体調を崩さないように気をつけて下さいね。 さて、「明日はサッカー大会!」と、年長さんは朝から張り切っていました。根城の広場で最後の練習をし、職員手作りのミサンガ(毎年、思いを込めて職員みんなで作ります)をつけてもらい、あとはもう天気だけ。「家でてるてる坊主作るね!」と言ってくれた子どももいました。子ども達の目指すところはもちろん「優勝」! 明日は晴れますように…!(松田)
6月21日(月) 今日は避難訓練がありました。通常の「火災」「地震」ではなく、「土砂災害」の訓練でした。我が園は「津波」「土砂」の危険地帯には位置していませんが、最近の気象状態に合わせて「万が一」の場合に備えて毎年訓練をしています。普通非常ベルが鳴れば「2階から1階へ」「園舎内から園庭へ」と移動するのですが、今回は「大雨・洪水」を想定して「1階から2回へ」避難しました。1階は0・1歳児の居住区空間なのでエレベーターや避難車を導入して訓練します。我が園は耐震構造にもなっているのでちょっとの災害ではびくともしません。でも訓練は必要です。次回は「不審者」対応の訓練になっています。さて、今日の献立は「わかめごはん」と「石狩汁」でした。石狩汁は「石狩鍋」の味噌汁版です。中身は石狩鍋とほぼ同じで、鮭が入っています。味はもちろん味噌味、ジャガイモがほくしくしておいしく仕上がっています。朝、園児の保護者から「さくらんぼ」の差し入れがあり、早速子ども達にお裾分けしました。これから県南地方は「しんめんさま」の「茅の輪くぐり」を挟んでサクランボの最盛期に入ります。季節の旬をたっぷり味わいたいと思います。