園長のつぶやき

こんにちは 長坂保育園の園長です。日々成長する子ども達を見ながら、日頃の思いを綴ります。

半夏生(はんげしょう)

2021-06-29 12:43:26 | 日記

園長です。日本には季節季節を彩る呼び名があります。節句や二十四節気が代表的なものですが、ほとんどは農作業に関わることだそうです。立春や立秋をはじめ「啓蟄」「白露」「降霜」などがそうです。もうすぐ7月7日七夕が来ますが、夏至から11日目からこの七夕までの間を「半夏生」と呼ぶそうです。いわれはいくつかあるそうですが、「この時期には田植えを終わらせるように」という説が有力だそうです。我が園でも昨日、弘前大学の先生が「お米の話」で来園されました。そして赤米やかおり米の苗を置いていきました。我が園でも「半夏生」前に田植えを終えたことになります。これから毎日、コメになるまで子ども達の水管理が重要な役割になります。半夏生は田植えなどの農作業で疲れた体を「湯治」などで体を癒す時期とも言っています。そして「土用の丑の日のうなぎ」とまでは有名ではないものの、この半夏生には「うどん」や「たこ」を食べる習わしがあるそうです。どちらも疲れた体にはもってこいの食材だそうです。今日はスーパーで「タコの刺身」でも買って帰ろうかと思います。

 先日、6月27日は良い天気でした。娘たちが「佐井村のウニ」を注文するとか外れたとか話しているのを聞いて、「生うに丼」を食べに行こうと妻と話が一致し、朝9時半過ぎに下北半島の佐井村み向けて出発しました。3時間もあれば「ランチタイム」内には着ける予定でした。途中で陸奥横浜の菜の花プラザで休憩を取り、むつ市、大間町経由でうに丼の待つ佐井村まで行きました。時間は午後1時30分。めざす店の駐車場はいっぱいで隣のドライブインも混んでいました。やっと「生うに丼」(2000円)にありつけると思い、勇んで戸(ドアではないあくまでも戸)を開けると店主が一言「ごはんがありません」。ラーメンでもいいけど・・・、「ラーメンは売り切れました」とのこと、ここまで空腹を我慢させてきたのに・・・。「店主は申し訳なさそうに、向かいのドライブインへ行ってみて・・・」と。50メートルの離れていないドライブインも店に入るなり手で「✖」印。「食事はみな売り切れ」だそうです。私たちの後から来たお客も、この店が載っているチラシを手に喜び勇んで戸を開けましたが、入る時と対照的な顔で外へ出ていきました。「チラシまで出しているのだから、もう少しご飯を大量に炊いておけよ」と捨て台詞を残して、車の中へ。来た道を変えるのもなんだからついでに「仏が浦」を見て帰ろうとなり、40年ぶりくらいの「仏が浦」に行きました。「行き10分、帰り16分」と書かれた看板を横目に、長いつづら折りの下りの坂道を海岸まで下りました。40年ぶりの「仏が浦」は随分色あせていたように見えましたが、海を覗くと生うにがびっしり・・・。手を伸ばせば届きそうなところまで紫ウニがいっぱいついていました。国定公園なので植物、海産物の採取は厳禁です。勇壮な景色を瞼に残し、16分の岐路へ。ところが誰の16分なのか、途中にあるベンチを目いっぱい利用しながら16分の倍くらいの時間をかけて階段を上り続けました。駐車場に着いたときは息も絶え絶え、足はガクガク、日ごろの運動不足を痛感させられました。その後、食事にありつこうとレストランの看板を見るたびに寄ったのですが、下北半島はほとんど集落がなく、食べ物にありつけませんでした。その後も「食事は2時30分まで」「食事は5時から」など振られに振られ昼ご飯はなし。夕食にありついたのはごご6時半に着いた十和田市の焼肉店でした。本当はその向かいにある「ざるっこそば」を目指していたのですが、店は午後6時まで・・・。なんと非情な一日だったことか。おかげで「生うに丼2,000円」より高い焼肉を食べることになり、全く踏んだり蹴ったりの一日でした。家にたどり着いたのは午後8時。無計画の「生うに丼食べたい」は疲れがたまっただけの一日となりました。それにしても下北半島へ行くときは「非常食」の携行をお勧めします。特に日曜日は時間に余裕を持ち、ランチタイムに気を付けて、早め早めに行動することが肝心だと思います。今度いつ「仏が浦」に行けるかわかりませんが、行きは10分、帰りは16分・・・・に惑わされないよう運動不足を解消してから挑戦したいと思います。

6月26日(土) 快晴。初夏の日差しが降り注いでいます。土曜日とあって行楽には絶好です。今日は人数が比較的少なかったのでランチルームにワックスを塗ることになりました。そこで急遽、ウッドデッキがランチルームに早変わりです。ウッドデッキにはモミジの木が一本植樹されていますが、全体に木陰を作るには足りないので、砂場のメッシュテントを移動して日陰を作りました。普段とは少し違う環境に子ども達は大喜び。心なしかお代わりをする子が多いような気がしました。特にスティックサラダの胡瓜とセロリはみんな多めに取っていました。食育の野菜作りが好き嫌いをなくしているようです。最近大活躍のウッドデッキです。

6月25日(金) 風は少し冷たいものの、雲の間から漏れる太陽の光はさんさんと輝いています。本格的な夏を前に準備運動をしているのでしょうか。今日は天気に誘われ、ほとんどの子が「散歩」を選んだようです。おかげで食卓のテーブルには「花」が沢山飾ってあります。花がある食卓は何となく心が和みます。さて、今日の給食は「揚げ豆腐の五目あんかけ」です。餡かけというよりは少し煮込んでいたようです。野菜もたっぷり入りおいしく出来上がりました。ご飯は「雑穀ごはん」です。白米より栄養価が高いといわれる雑穀が入ることにより食感も変わります。見た目は「赤飯」に似ていますが、食べると全然違います。私が幼少のころは「麦ごはん」がたまにありました。母親曰く「麦は体にいいからよく噛んで食べなさい」。ところが何の麦を買ったのか、出来上がった麦ごはんは、つるつる、むぎゅむぎゅして食べにくく、体どころか喉もなかなか通らないものでした。残すと雷が落ちるので我慢して食べましたが、この年になっても「麦入りごはん」は苦手です。あの時、この雑穀があったらなあと思ってしまう園長です。

6月24日(木) 昨日は1年ぶりの幼児サッカー大会が行われたため、このコーナーはお休みしました。申し訳ありません。そのおかげで見事優勝することができました。ご協力ありがとうございました。さて、今日は嵐の後の静けさとでもいうのでしょうか、昨日の興奮はどこへやら、静かな朝になっています。雨が降ったり止んだりの天気ですが、晴れ間には園庭で元気な声が響いていました。今日の献立は「八宝菜」。中華の定番です。我が園では鶏肉を使った中華料理が多いのですが、今日は野菜がたっぷり入った八宝菜です。昔はウズラの卵は原則「一人一個」でしたが、最近は子どもたちの要望に応えて数個までは(個人差があるので何個とは断定しません)許可しているようです。卵が入るか入らないかで子ども達の料理への評価は違うようです。でも、ウズラも」玉子は玉子、アレルギーを持つ子がいるので要注意です。今日は昨日の反動で本当に静かな一日です。

6月22日(火) 今日の給食は野菜たっぷりの野菜納豆和え。野菜が苦手な子でも、ぺろっと食べてしまうので不思議です。「おいし~!これおかわりしたい!」と、いつも小食の子が言っていたのには驚きました。バラ焼きは、十和田のB級グルメでおなじみですね。甘じょっぱくて、ごはんが進みます。どちらも子ども達に人気の味付けで、進みが良かったです。  暑かったり涼しかったりするせいか、咳、鼻水、熱などで体調を崩してしまう子ども達が増えてきました。たくさん食べて、ゆっくり休んで健康に過ごせるようにしましょうね。梅雨時期は大人も憂鬱になりがちですが、お父さん、お母さん方も体調を崩さないように気をつけて下さいね。  さて、「明日はサッカー大会!」と、年長さんは朝から張り切っていました。根城の広場で最後の練習をし、職員手作りのミサンガ(毎年、思いを込めて職員みんなで作ります)をつけてもらい、あとはもう天気だけ。「家でてるてる坊主作るね!」と言ってくれた子どももいました。子ども達の目指すところはもちろん「優勝」!  明日は晴れますように…!(松田)

 

6月21日(月) 今日は避難訓練がありました。通常の「火災」「地震」ではなく、「土砂災害」の訓練でした。我が園は「津波」「土砂」の危険地帯には位置していませんが、最近の気象状態に合わせて「万が一」の場合に備えて毎年訓練をしています。普通非常ベルが鳴れば「2階から1階へ」「園舎内から園庭へ」と移動するのですが、今回は「大雨・洪水」を想定して「1階から2回へ」避難しました。1階は0・1歳児の居住区空間なのでエレベーターや避難車を導入して訓練します。我が園は耐震構造にもなっているのでちょっとの災害ではびくともしません。でも訓練は必要です。次回は「不審者」対応の訓練になっています。さて、今日の献立は「わかめごはん」と「石狩汁」でした。石狩汁は「石狩鍋」の味噌汁版です。中身は石狩鍋とほぼ同じで、鮭が入っています。味はもちろん味噌味、ジャガイモがほくしくしておいしく仕上がっています。朝、園児の保護者から「さくらんぼ」の差し入れがあり、早速子ども達にお裾分けしました。これから県南地方は「しんめんさま」の「茅の輪くぐり」を挟んでサクランボの最盛期に入ります。季節の旬をたっぷり味わいたいと思います。

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新ユニフォーム

2021-06-21 13:16:46 | 日記

園長です。

いよいよ23日は「幼児サッカー大会」が開催されます。空模様が心配ですが、雨の場合は翌日に順延です。できれば青空の下で思いきりボールを蹴らしてあげたいと思うのですが・・・。

 さて、我が園には複数のサッカー用のユニフォームがありますが、最近優勝から遠ざかっているので心機一転、ユニフォームを新調して優勝を目指したいと思います。前回の白を基調にしたユニフォームは「降参」の白だといわれ、今回は思いっ切ってこれまでにない色とデザインにしました。おまけにシューズまでオレンジ色に揃えました。「ユニフォームを新調すると優勝できない」というジンクスが我が園にはありますが、今年はそのジンクスを打ち破りたいと思っています。これまでは「長坂といえば紫」のメージが定着していましたが、今回は予断を全く持たずに決めました。これから子ども達がこのユニフォームに色を付けることになります。優勝の色になるか、予選敗退の色になるか・・・楽しみです。キーパーの黄色は初めての色なので「鉄壁の黄色」と言われるようキーパーを励ましています。とにかく今回は初めての色合いなのでできれば相手チームに印象付ける試合をしたいと思っています。伝統の紫も一部使っています。大会が楽しみです。

 

6月19日(土) 昨日に引き続き「洋風」のメニューです。ミートソーススパゲテイと白菜のコールスローは定番です。我が園のスパゲテイメニューはミートソースかナポリタンが多いです。たまにボンゴレや魚介のスパゲテイも出ます。定番の「ナポリタン」はイタリア名物のスパゲテイと思っていたら、日本生まれだそうです。あのケチャップでまったりした味はいかにも日本人好みだと思います。イタリアの人は麺の茹で加減を「アルデンテ」と言って少し、否、かなり固くゆでるのが一番おいしいといいますが、日本人は茹ですぎるくらいの「もっちり型」がおいしいようです。だからケチャップが合うのでしょうね。粉チーズは乳アレルギーの子がいるので慎重に確認して調理員が振りかけます。最近はいろんな食物アレルギーがあるので把握するのが大変です。でも今日は土曜日なのでテーブルには少し余裕があり、会話も良く弾んでいるようでした。食事はやっぱり会話しながら出ないと楽しくありません。

6月18日(金) 6月の誕生会でした。今月は13人のお友達が誕生日を迎え、みんなからお祝いされました(トップページ6月誕生会参照)。誕生会の日は普段より少しだけ豪華な献立になっています。いつもは「和食」が中心の献立ですが、今回は「洋食風」になっています。お楽しみパンは数種類の中から食べたいパン2種類を選びます。量が多い子は半分にしてもらいます。パンは中にフルーツと生クリーム、チョコクリーム・トッピングの2種類が挟まれており好きな方からかぶりついていました。コーンフレークフライは食べやすく一口サイズに作られており調理員の工夫がしのばれます。かぼちゃはスープで、刻み野菜にはレタス、キューリ、カイワレ、トマト、ハムなどが入っていて彩り豊かな一品になっています。我が園ではご存じの通り、パン類は、アビニオンさんの特製パンを使用しています。バターロールや食パンはもちろん、本日のパンもおいしくいただきました。戦場のような給食室と笑顔が絶えないランチルーム。子どもたちのおいしい顔が調理員たちのエネルギー源になっているようです。

6月17日(木) 今日は朝から「蜂騒ぎ」があり、スズメバチを2匹退治しました。この時期になると毎年花を咲かせる「やまぼうし」と「そよご」に蜂が集まります。ミツバチのうちはいいのですが、4センチ近いスズメバチが来ると大変です。「蜂がいる~」という子どもの声に園長室においてある「スズメバチジェット」を片手に園庭に出動します。園児から「園長先生かっこいい」とおだてられスズメバチが潜む「そよご」の木へ・・・。子ども達の熱いまなざしの中で、抜き足、差し足忍び足でスズメバチに近づき、狙いを定めて「シュー」と殺虫剤を吹きかけます。殺虫剤を浴びても直ぐには降参しないスズメバチは、園庭の中をあちこち飛び回り(なぜか園庭の外にはいかない)数分後には力尽き地面でじたばた。スズメバチには鋭い毒針があるので要注意です。砂まみれになりご臨終のスズメバチを水道で洗い、子ども達の虫かごへ。これでスズメバチの絵を書いてもらうことにします。子ども達の観察眼でリアルな蜂の絵が見られそうです。また、今日は根城の広場で「梅の実の収穫」に呼ばれました。今年は例年に比べて大豊作でした。早速食育の一環として「梅シロップ」を作り、暑い夏に備えたいと思います。さて、そんな忙しい1日でしたが、体をいっぱい動かした子ども達は食欲旺盛でした。本日のご飯は、先日いただいた「赤米」を入れたご飯でした。「虫が入ってる~」という子もいました。赤米の色が白米に移る(赤飯のように)かと思っていたら、そうではなく、赤米が赤いだけで白米には影響していませんでした。少しケチりすぎたのかもしれません。白米の中の赤米を探しながら食べていた子供たちでした。鮭のマヨコーン焼きは子ども達の大好きな献立です。赤米とともにお代わりをする子が続出でした。

6月16日(水)  今日はさなぎからかえったモンシロチョウを子ども達と一緒に逃がしました。逃がした瞬間、笑顔で捕まえようとする子ども達…。せっかく自由の身になったのに!モンシロチョウの身になったらひやひやしてしまいました。あと一匹チョウになりそうなさなぎがいます。無事にモンシロチョウになりますように。  さて、今日はおにぎりの日でした。朝、「今日は自分がおにぎりをにぎったから、大きいかもしれないね。多かったら残してもいいからね。」と優しく子どもに言っていたお父さんがいました。小さなおにぎりが作れなかったということで、子ども達に声をかけていたようです。男の方は手が大きいから子ども用のおにぎりを作るのは大変だろうなあ、でも素敵な会話だなあと思いながら聞いていました。給食の時間、気になってその子の様子を見に行くと、「全部食べれるよ!」と。そして、しばらくするとおかわりもしている姿がありました。子どもの食欲はすごいですね!そして、愛情たっぷりおにぎりだと、いつもよりもペロッと食べれてしまうのかもしれません。  今日の給食は根菜味噌バーグ、パリパリサラダなど、食感が楽しい給食でした。根菜味噌バーグの中にはゴボウやニンジン、レンコンなどが入っていて、ホクホクシャキシャキ。パリパリサラダのパリパリはワンタンの皮を上げたものです。もちろん、味も最高でした!   子ども達は、味噌焼きおにぎりやおかかマヨ、昆布など、いつも嬉しそうにおにぎりを見せてくれます。いつも愛情たっぷりのおにぎりありがとうございます♪(松田)

 

6月15日(火) 「いってらっしゃーい!」と、朝から元気にタクシーに向かって手を振っていた子ども達。今日は幼児サッカー大会の2日目の練習試合でした。昨日は全勝して嬉しそうに帰ってきた年長さん。今日も嬉しそうに帰ってきました。本番は来週なので、たくさん食べて、体をゆっくり休めてほしいと思います。 ちょっと話はそれますが、玄関に置いていたさなぎがモンシロチョウになりました。気付いた子が「あ、ちょうちょになってるよ!」と教えてくれました。明日には外に放そうかと思っていますので、お迎えや登園の時にぜひみてみてください。   今日の給食はチンジャオロース。「ピーマン食べれるよ!」と食べて「味しないよ」と言っていた園児が、そのあとお茶をごくごく飲んでいた姿を見て、かわいいなあと笑ってしまいました。ひじきは小さいクラスの子ども達はつまみやすかったので意外と食べやすかったようです。暑かったり涼しかったりするので体調を崩しやすい時期です。子どもの体調等にも気を付けて保育を進めていきたいと思います。(松田)

 

6月14日(月)  今日は朝から子ども達がウッドデッキで、空豆のさやをむくお手伝いをしてくれました。 給食は空豆ご飯!初めて空豆をむく子ども達が多く、「どうやるの~?」と先生や友だちに聞きながら一生懸命むいてくれました。「お豆が4つ入っていたよ」と嬉しそうな子や、「わあ~、中がふわふわしてる!」と発見している子もいました。もちろん、むいている時の表情は真剣そのもの。 家庭では(すみません、我が家では)、さやを取って薄皮をむく、なんて工程が多い空豆はなかなか食卓に出せません。給食の先生、ありがとうございます! 今日は作業している中で、「そらまめ君のベット」の会話も聞こえてきたので、そらまめくんの絵本を先生たちが読んでくれたと思います♪   空豆の味はホクホクとした食感で、ゴマ塩と合っていてとても美味しかったです。苦手な子ももちろんいましたが、苦手な子は空豆を少しにしました。自分たちがお手伝いしたご飯は格別です。 さて、今週は近くの施設で梅の実も収穫させていただく予定なので、色々な食材にふれながら、旬を感じて一緒に食育を楽しんでいきたいと思います。(松田)

 

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スズメバチの嘆き

2021-06-17 13:13:43 | 日記

園長です。

 やっと夏らしい天気になり、初夏の花が咲きだしました。我が園は、数年前ただだだっ広い園庭だったところをに四季の彩を考えていろんな樹木を植樹しました。最初のころは頼りない姿だった樹木も樹勢を増し、結構丈夫な木になっています。春の桜から秋のモミジまで四季折々の風情を楽しめる園庭になっています。ところが、花が勢い良く咲き始めたころと同時に「困った招かれざる客」も来るようになりました。今の時期に咲く「やまぼうし」と「ソヨゴ」の花に蜂が来るようになりました。ヤマボウシは園内に3本ありますが、ピンクの花がきれいです。ソヨゴの花は、小さく白い花ですが、が「蜜」(密ではありません)が沢山あるようでミツバチがたくさん群がっています。その中に狂暴、凶悪な「スズメバチ」(多分黄色スズメバチ)が来訪するようになりました。今週に入りもう5匹も退治しましたが、収まる気配がありません。保育園は子ども達が遊ぶ場所なので本当は危ない木は切ってしまうのが普通なのでしょうが、反抗精神が渦巻いている私は、逆に「危険な教材」として、殺虫剤を片手に子どもたちに「見本」として展示しています。今日も虫かごに「危険・スズメバ」と書いて3匹のスズメバチが入っています。夕方まで旺盛に飛び回るので、この後、何匹か増えるかもしれません。昆虫の世界は不思議の世界と言われ、蜜のある場所に自然と集まる習性があるようです。我が園の園庭も虫の中では「おいしい蜜のある場所」として記憶されているのかもしれません。しかし、虫の世界では「危ない場所」も申し送りされているといわれます。一度捕まえ損ねたスズメバチが「危険な場所」として登録していれば、こんなに来園することはないだろうに・・・と思ってしまう園長でした。近くに「巣」があると思われますが、まだ発見できていません。昨年は近くの公園にサッカーボール大のスズメバチの巣を見つけ、市へ報告しました。その生き残りが我が園を訪れているのでしょうか。スズメバチジェットは一缶2000円もする高価なものなので大事に使っていますが、たまにスピードに乗り遅れて退治しそこなうことがあります。子ども達には絶対向けて噴射できないのでその分退治する確率は落ちることもあります。「我が園の近くにいるスズメバチの諸君、我が園の園庭は危険がいっぱいなので命が惜しければ近づくな」と忠告したいのですが、だれか翻訳してくれる人はいないでしょうか。

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幼児サッカー大会 勝手にベスト8予想

2021-06-15 14:49:52 | 日記

昨年は、新型コロナウイルス感染拡大のため、残念ながら中止になった「幼児サッカー大会」、今年は感染防止対策を万全にして2年ぶりに開催することになりました(ただし、今後の感染状況で中止または延期になることもあります)。青森県では教育・保育施設でのクラスターも発生しているので慎重に事を運んでいます。幸いなことに6月14日時点での県内感染者はゼロだったようです。これで収束してほしいものです。多分甘い考えだと思いますが・・・。昨日と本日サッカー大会の公式練習試合が行われました。2日間で参加園がほぼ参加するので、チームの状態を見るのに好都合です。傾向と対策のほかに敵情視察も兼ねています。まあ、子ども達はそんなこととは露知らず、全力で試合をしています。私は本日、別件で用事があったため終了間際に会場に着きましたが、予定の2試合のほかに3試合も増え、5試合も行ったようです。申し込まれたら断れない我が園の伝統のため、すべて受けたようです。2時間半で5試合・・よく頑張ったものです。この根性で本番を迎えてほしいものだと思います。

さて、毎年恒例の「勝手にベスト8予想」ですが、周りの園長先生たちの意見も聞きながら(私はほとんど観戦できなかったため)勝手に予想してみたいと思います。毎回言いますが、瞬間瞬間しか見ていないので事実とだいぶ違うことがあります。当たるも八卦当たらぬも八卦で、当たった園は喜び、外れた園は「ざま~見ろ」と笑ってください。ただし、外れても一切の責任は負いかねますのでご了承ください。

 Aブロック

小久保・藤覚・サンフラワー・チェリー・こどもの城

 このブロックは藤覚がダントツで強い。続くのは小久保かサンフラワーか。チェリーは三戸郡から選抜されてきた強豪ですが、個人の体力、持久力は相当なものがありそうですが、サッカーには少し向いていないかも・・。という評価でした。こどもの城は「参加することに意義あり」は今年も健在のようです。さて、問題はサンフラワーと小久保です。どちらも一長一短があり、ツボに入れば強さを発揮しそうですが、得点力はサンフラワーに軍配が上がりそう。というわけで藤覚とサンフラワーでどうでしょうか。

 Bブロック

白鷗・むつみ・ひまわり・城下・尻内

 このブロックはやはり城下が強いか。下馬評では白鷗の評判がいい。尻内も元気な子が多く、良く走り回っている。守備力は尻内が上か。たまに「神風」が吹くむつみですが、今年はそよ風くらいにしかならないようです。毎年元気なひまわりも今年は少し大人しそう。本番になると何が起こるかわかりませんが、大きな期待は酷のようです。城下も今年は「最悪」という評判でしたが、練習試合を見た限りではだいぶ調子を上げているようです。ここは城下と白鷗を挙げておきましょう。白鷗には初優勝の期待を込めて応援したいと思います。

 Cブロック

虹の丘・みゆき・三条・こざくら・すぎのこ

 ここのブロックは「夢の国」です。どこが進出しても不思議ではありません。当日の運不運が左右しそうです。その中でもこざくらの緑のユニフォームが勢いがありそうです。五戸のみゆきは最近めきめき実力をつけているチームですが、今年は一休みか。守備力が目立つのが三条。なかなか点を取るのが難しそうです。すぎのこ、虹の丘は少しだけ力不足か。でも調子に乗るとどうなるかわからない。第一試合の結果次第では力以上の結果が出るかも。このブロックは難しい判断ですがこざくらと三条を挙げたいと思います。

 Dブロック

根岸・福聚・小中野・南売市・長坂

 我が園が入っている「死のブロック」(シーブロックではありません)。我が園は最近強豪チームがそろうブロックに入ることが多い。今年も過去の優勝チームが4チームもいるブロックに入ってしまった。特に最近南売市とは相性が悪い。昨年のライオンズ杯も決勝で敗れた。ここ数年勝ったことがない。小中野と福聚は過去の栄光が輝いているが、今年は少しだけ力が不足のようだ。根岸はたまに大爆発するが、午後に午睡をしているのか、後半極端に力が落ちてしまう。残念ながら今年は相手が悪い。我が園(長坂)は今年すこぶる調子が良いようだ。お調子者が何人かいるせいかもしれない。今年はそのまま調子に乗っていてほしい気がする。メンタル的には少し心配な面があるが「目指せベスト8」に向けて頑張っているようだ。そこでこのブロックの予選突破は南売市と長坂を挙げておきたい。

 以上、ベスト8は 藤覚・サンフラワー・城下・白鷗・こざくら・三条・南売市・長坂の予想をします。本当に勝手な予想ですのであまり深刻に考えないでください。最近の予想的中は「7割」です。3割は外れているのであしからず。たまに予想もしないチームが大旋風を巻き起こすことがあります。最後まであきらめないで試合を楽しみましょう。おあとがよろしいようで・・・。

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ああ勘違い

2021-06-14 16:46:23 | 日記

園長です。

先週の土曜日以降、夏らしい天候が続いています。今日も30度近くまで気温が上がりました。今日は八戸市幼児サッカー大会の公式練習試合がありました。大会は6月23日にありますが、いつも一週間前くらいに参加する園が集まり練習試合を行っています。2日間の予定で、本戦での同ブロック同士の対戦は避けて組み合わせが決まっています。相手の戦力を確認しながら自園の作戦を立てる絶好の機会となっています。今日は組み合わせは2回の試合でしたが、相手を見つけながらあと2試合を行いました。結果は負けなし。接戦も含めて4戦4勝。子ども達は「自分たちは強い」と勘違いしたようです。まだ強い相手はたくさんいるのに・・・。試合会場は例年と違い、コロナ感染の防止のため保護者の観戦は無しにしたので、各園では落ち着いた選手起用ができたようです。我が園ではサッカー組とそら豆組に分かれました。自分で考えて、自分で選んだので恨みっこなしです。そら豆組は、給食の「そら豆ご飯」作りのお手伝いでした。八戸ではなかなか大きなそら豆が採れないので子ども達は大喜び。サッカーに行った子たちの分までおいしくなるよう頑張っていました。一方サッカー組は土埃をあげながらグラウンドを駆け回り、真っ黒になっていました。本番は天然芝なので転んでも大丈夫ですが、今日は「危ない」ので「ぜったい転ぶな」と指令を出しました。といえばかっこいいのですが、帰りのタクシーに乗車拒否されるのが怖かったのです。それでも何とか勝てたのできっと「自分たちは強い」と思ったことでしょう。確かに1か月くらい前から見るとだいぶ上手になっていました。この調子で明日の練習試合も頑張ってほしいと思います。

 

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