園長のつぶやき

こんにちは 長坂保育園の園長です。日々成長する子ども達を見ながら、日頃の思いを綴ります。

大掃除

2009-12-30 11:55:38 | 日記
園長です。
 今日は12月30日。明日はいよいよ大晦日です。今日は我が家の大掃除を行いました。我が家は現在3人家族ですが、皆仕事を持っているので、普段はなかなかゆっくり掃除ができません。朝から掃除機の音が響いています。私の受け持ちは、はたきかけと掃除機かけ、及び神棚の掃除、掛け軸交代になっています。10時くらいから雪が降り始め、寒い一日になっています。それでも風通しを良くするために窓や戸を開け放ち、鼻水を垂らしながら掃除機をかけました。神棚は1年に1回の掃除しかしませんが、だんだん年季の入った輝きが出てきたように思います。ついでに父親からもらった、出雲大社のお土産の「大黒様」と「恵比寿様」も丁寧に拭き清め、お札を交換しました。11月に「金毘羅様」の奥の院まで行って求めたお札も一緒におさめました。そして明日発表の年末ジャンボ宝くじが10枚、神棚の前で裁きを受けようと待っています。買っても当らない、でも買わなければ当たる権利のない宝くじですが、しばらく夢を見させてもらっています。
 さて、大掃除は我が家の山の神(妻のこと)が得意です。要領がいいというか、言いつけをきちんと行う私が上手なのかは不明ですが、彼女が通った後はいつもきれいにかたずけられています。今日も私が掛け軸をあれやこれや迷いながら選んでいるうちに、玄関、居間、台所を片っ端からきれいにしていました。玄関の花もいつの間にか正月用に変わっていました。大したものです。しかし、掃除の手際が良すぎて、私がせっかく隠していた物など次々発見され、処分されてしまいました。民主党が行った事業仕分けのように情け容赦ない「これは捨てるの?」「これは処分したら?」などとほとんど仕分けされてしまいました。唯一残ったものは、アンパンの作者やなせたかしの「やなせたかし全詩集」でした。これは何年か前、七戸町の鷹山宇一記念美術館で買い求めたもので、アンパンマンの原画などを展示していた時のものです。「手のひらを太陽に」など有名な詩などもたくさんあります。厚さが5センチ近くもありなかなか読む暇がなく、しまって(隠して)おいたものでしたが、これを機にもう一度読み直したいと思います。そういえば、最近、同じ本が我が家の中で発見されることがあります。本屋さんで本を買う時に中身をぺらぺらとめくり、「未読」と判断して購入するのですが、読み始めると、何となくどこかで読んだような気がしてくるのです。なんと同じ本が家の中に3冊もあることがあります。題名も全く同じ。情けなくなります・・。最近は特に「老眼」になったこともあり、本を読む機会が少なくなりました。その上、活字を目で追っているだけで頭の中に入らないことがほとんどです。だから同じ本を選んでしまうのでしょう。・・このブログを読んで笑っているあなた、あなたもいずれそうなるのですよ。ゆめゆめ忘れないように・・・だから老人はいたわりましょうね。とりあえず私を労わってください。
 今年のブログは今日で終わりにします。休酒は10日間で終わりましたが、13日から本日30日まで見事に3日だけしかお酒を飲まなかったのですが、明日はそのご褒美も含めて飲みたいと思います。10月から始めたブログでしたが如何だったでしょうか。「会社で隠れて見ています。」とか「誤字だらけで読みにくい。」とか「まだ、書いていないの?など叱咤激励の言葉をいただきました。ありがとうございます。来年も子どもたちのことや家族のことを肴に想いを綴りたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。良いお年をお迎えください。
 
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御用納め

2009-12-28 20:36:23 | 日記
園長です。
 今日で今年の仕事は終わりです。俗に言う「御用納め」です。御用納めと言えば官庁の御用納めの様子がテレビなどで映し出されますが、最近は少し様子が違うようです。私がこの世界に入ったころの役所の御用納めは、土曜日でもないのに午前中には仕事を止めて、午後は思い思いにのんびり過ごしていました。アルコールもあったような無かったような・・・。本当にのんびりしたものでした。
 私が仕事納めで思い出すのは、学生時代のアルバイトです。前にも書いたとおり私は学生時代にたくさんのアルバイトをしました。ある時は小・中学生の家庭教師。またあるときは、ビル工事の建築現場の力仕事。はたまた夏の海でのアイスキャンデイ売りなど。でも一番続いたのは、秋葉原のふぐ割烹「神谷」でのアルバイトでした。足掛け3年もここで働かせてもらいました。今でも上京の折にはたまに顔を出しています。ここはフグ料理の専門店で「てっさ」(ふぐ刺し)「てっちり」(ふぐ鍋)などが飛ぶように注文されていました。私は友人たちと「仲居」及び「洗い場」を担当していました。お客さんが食べるフグ料理を毎日毎日横目で見ながらよだれを垂らして仕事をしていたわけですが、1年に一度従業員が飲み放題食べ放題の時がありました。それが今日の仕事納めの日です。店は12月28日に終わります。その次の日に「大掃除」をするわけですが、その大掃除を手伝った人だけがそのご褒美にありつけるのです。私の家では「正月は家族で過ごすこと」という家訓があるため、なかなか12月29日まで東京にいることはなかったのですが、大学3年の冬に初めて大晦日に家へ帰る切符をとり、大掃除を手伝ったのです。大掃除はゴキブリとの戦いでしたが、朝9時ころから始まり、夜の6時くらいまでかかりました。そのあとにお待ちかねの「ふぐ料理三昧」が行われたのです。いつもよだれを垂らして見ていた「ふぐ刺し」や「煮こごり」「ふぐ鍋」など初めて味わいました。ふぐ刺しは薄造りできれいでしたが、3,4枚まとめてポン酢につけて食べるとおいしいことがわかりました。一番ショックだったのは「ひれ酒」を飲んだ時でした。他人が飲んでいるのを見ていたときは、おいしいもんだろうなあ。くらいにしか思っていませんでしたが、実際口の中で味わうと、「こんなおいしいお酒があったのか」と思うくらい感激してしまいました。私は中学の時から、親父の指導のもとにお酒をたしなんでいたので、少しは味が解るのです。この時に飲んだ「ふぐのひれ酒」はその後の私ののん兵衛の生き様に大きな影響を与えたのでした。とにかく午後6時過ぎから「酒地肉林」?の大宴会は終電間際の電車の時刻まで続き、世の中にこんなおいしい食べ物があったのかと思いながら、遠慮などすることもなくたらふく食べたのでした。ひれ酒の酔いも手伝って「おじや」を作るころにはロレツが回らなくなるくらい酔っぱらっていたのを覚えています。もう30数年前のことです。今、あのような宴会をしようとしたら財布にいくら持って行ったらいいのか想像もつきません。でも、そこの主人やおかみさんはとても良い人で、私たち貧乏学生をとても大事にしてくました。その後、新婚旅行の時と、仕事仲間で数回「神谷」に行きましたが、行くたびにごちそうになっています。今は近代的なビルになっていますが、当時は木造の由緒正しい建物でした。店の前にしだれ柳の木があり、ゴキブリがひっきりなしに行き来していたのをさぼりながら見ていたのを思い出します。「社会人になったら友達を大勢連れて飲みに来てくれよ。」という江戸っ子のご主人のかすれ声が聞こえてくるようです。今の時期になると思いだす一生に一度の御用納めでした。
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記録更新断念

2009-12-25 15:37:35 | 日記
園長です。
 皆さんの期待を裏切り、10日間続いた「休酒」も、クリスマスイブには勝てず、ついに記録を断念するハメになりました。記録は破られるもの・・と言いますが、私の場合、自分から破ってしまいました。まあ、こんなもんでしょう。でも10日間は立派だったと自分自身感心しています。その内にまた挑戦したいと思っています。ところで我が家の炊飯器が新しくなりました。先日、妻からクリスマスプレゼントをねだられて、炊飯器をプレゼントすることになってしまいました。なんと、圧力何とか釜だそうで結構な値段でした。最近出来たケーズ電気に行ったのですが、妻からそれとなく買い方のレクチャーを教わりました。「絶対、付いている値札で買わないでね。」…。私は調子には乗りますが、値段を値切る交渉は得意ではありません。東京のアメヤ横丁に行っても言われた値段、品物についている値段でしか買えません。要するにコニミュケーションが取れないのです。自分のペースで進んでいるときはいいのですが、攻守所が変わると、全然力が発揮できない男なのです。その時も、世間話には花が咲きますが、いざ、値段交渉になると妻の出番になります。本当に頼りになる嫁さんです。
 新しい炊飯器で炊いたご飯はおかずが少なくても食が進みます。言い古されたメニューですが、ご飯とインスタント味噌汁、それに納豆か海苔、そして沢庵でもあれば十分なのです。ご飯の甘味が違うようです。買うときに店員さんが「炊き上がったご飯に旨みを戻す機能が付いています。」といっていたが、その意味がわかったような気がします。そしてもっと解かったのが、妻の戦略。少ないおかずでおいしくいただく・・。してやられたり。高価な炊飯器だと思っていたのに、実は食費の方が減っていた・・・。きっとこれはいいことなんだよね。私の健康を考えてくれた上でのことだったのです・・・多分。おかげで今日も元気です。明日も一汁一菜の精神で食卓を楽しみたいと思います。
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冬至

2009-12-23 10:37:13 | 日記
園長です。
 12月22日は1年で一番日中が短い日でした。この日には「かぼちゃ」を食べる習慣がありますが、この日のかぼちゃは、いきなり高級食材に変身します。我が家では前日の21日に食べたのですが、これが大外れ。べちゃべちゃ、ぐにゅぐにょで次の日には犬のご飯になりました。ここで声を大にして言いたいのは、原因は料理の腕前ではないということです。妻の名誉にもかかわることなのではっきり言いますが、かぼちゃ自体がおいしくなかったのです。あえて言うならば「選び方が悪かった」。かぼちゃは食べてみないとおいしいか、まずいかわからないところがあります。外見だけでは判断できないし、たまに外皮に爪をたてて、通ぶりをしてみますが、結局は食べてみないとわかりません。最近は南半球のニュージーランドやオーストラリヤ産のかぼちゃが大きな顔をして店先に並んでいます。かぼちゃと言えば2年前、食育の一環として3株苗を買って植えたのですが、雑草に負け、2株は枯れ死、残った1株は競争率の高い畑での成長を放棄し、近くのフェンスに活路を見い出し、無事に1個のかぼちゃを生産したのでした。フェンスの中ほどで成長したため、日々成長する姿が観察できました。秋に収穫するのがいたわしく、だいぶ寒くなるまで、フェンスにしがみついていました。直径20センチくらいのかぼちゃでしたが冬至を前に、子どもたちのおなかに収納されました。
 さて、我が家ではかぼちゃは食べませんでしたが、「ゆず湯」に入りました。保育園の帰りに寄ったスーパーには、この日のためにかぼちゃと「ゆず」が山のように積まれていました。私は「ゆず」の香りに弱いのです。弱いと言っても嫌いという意味ではありません。どちらかというと「好き」なのです。あのなんとも言えない柑橘系の香りは、青森県育ちの私にとって、未知の香りであり、大好きな「ゆずポン」の香りなのです。11月に四国にに行った時、高知県にも寄ってきましたが、まさに高知県の「馬路村」のゆずが最高の味だそうです。八戸のスーパーにも置いてありますが値段が少し高いようです。高知のお土産屋ではどこでももれなく「馬路村のゆず製品」が置いてありました。向こうではゆずやミカンがどこの庭でも普通に実っていて、北国育ちの私たちは「すごいミカンがなっている。」と感激ししてしまいます。地産地消、産地直売・・地方には地方の名産がたくさんあるのです。「水晶文旦」という、直径25センチもあるミカンのお化けみたいな果物も名産で、北国では味わえない南国の味がしました。しかし1個800円もするのでなかなか買えない幻の果物です。でも味は絶品でした。高知県は山が多く、だんだん畑にミカンの木が茂り、緑の葉っぱの中に黄色のミカンがなっているのは風情があります。冬至には黄色が似合うみたいです。
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記録更新2

2009-12-22 14:04:17 | 日記
園長です。
 毎日、寒い日が続いています。今日は少しだけ緩んでいるようで、道路の雪が解けていました。青森県内は大雪のようですが、県南の八戸では積雪はほとんどありません。このまま新年を迎えたいものです。
 さて、「休酒」をはじめてから9日が過ぎました。数多くあった誘惑に負けることなく明日で記念すべき10日間を迎えます。思い返せば結婚してから10日もアルコールを抜いたのは初めてのことではないでしょうか。飲みすぎて肝臓が役目を果たせず、体中にジンマシンが出たときでさえ、3日間くらいしか休みませんでした。健診で「胃にポリープ発見」と言われたときも胃カメラを飲んだ次の日にはアルコール消毒をしていました。今回は自分で言うのもなんですが・・「見事」と言うほかありません。今日も医者に言われました。「若いときは、少しくらい無理をしても回復が早いが、これからは体と相談した方がいいですよ。」と。私の場合、相談しても、意志が弱いので、自分の都合の良いほうしか選ばないので結果がわかっています。人は私のことを「春雨みたいな奴だ。」といいます。見た目はパリッとしていますが、水に濡れるとくにゃくにゃ、よれよれとなるからです。昔は糸こんにゃくの意志を持つ男と呼ばれていましたが、少しだけ成長したようです。今日は、あまりきつい事を言われませんでしたが、次回は14日後・・だそうです。今日は、てっきりアルコール解禁日になると期待を持っていったのに・・。私が清水の舞台から落ちる気持ちで「そろそろビールを飲んでもよいでしょうか・・・」と聴くと、「止めておいた方がいいんじゃない・・・。」ですって。のんべの気持ちが解かっていない。私としては、「それだけ頑張ったのだから、少しくらいなら・・。」と言う言葉を期待していたのですが、清水の舞台から、思いっきり突き飛ばされたような気持ちです。最近は友人達から、血圧の薬を飲むようになると、一生薬を飲み続けなければならないぞ、などとおどされています。そういえば「今日から薬を1段階強いのにしましょう。」とか言っていたなあ。医師曰く「血圧が高いと言うことは、めがねをかけていることと同じで、薬を飲まなければ元に戻ります。しかし、めがねも度が弱くなったり、強くなったりするので、まあ、体と相談しながら・・。」・・だから相談が出来ない体なのです。
 「飲める奴が飲めなくなったら・・。」と親父が言っていたが、私ははじめから飲めない体質だったのかもしれません・・・などと言い訳を見つけるのも疲れてきました。記録は10日間だけにして、お正月が過ぎたら再び挑戦・・と言うのはどうでしょうか。うん、それがいい。それに決定。そう考えたら、クリスマスイブの夜が楽しみになりました。久しぶりにパーッといこうかな、酒ではなくワインで。
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