園長です。
今月初めての登場です。いやはやなんとあわただしい年度末だったことよ。例年この時期は忙しいが、今年は異常です。歳をとったせいもありますが、やはり「新制度」になって、書類が複雑怪奇になったことがあると思います。特に施設型給付の請求は、複雑すぎて大変。当の役所でも担当しかわからない様子・・・・。まして「広域入所」は情報もほとんどないので、正解を出すのが大変。こんな複雑な計算を私たちにやらせ、一体どうしようとするのか・・・放射能でのいじめが注目を集めていますが、国が私たちに対し給付申請でいじめをしているのかと疑ってしまいます。早く、もっと簡単にならないものかと思っています。
さて、日曜日の夕方、「大相撲」の千秋楽がありました。稀勢の里が横綱での初優勝を果たしました。本割で勝ち、優勝決定戦までもつれ、絶体絶命のもろ差しを許し、もうだめだと思った瞬間、右の小手投げが決まり、奇跡の逆転優勝。君が代を歌っている途中で、感極まって涙を流していました。本当に素晴らしい相撲でした。「努力は人を裏切らない」の次に「決してあきらめない」が稀勢の里の信条。見ていた私も「うるっ」としてしまいました。八百長でファンを裏切ってきた相撲界ですが、稀勢の里の「男泣き」で再び盛り上がりそうです。最近はスポーツを見てもあまり感激しなかったのですが、今回は日本人の精神の素晴らしさを見たようで、とても感激しました。
がっかりしたのは「森友事件」と姫路の「なんとか保育園」。社会のルールを破り、我田引水的な自分勝手な振る舞いはあきれてしまいます。建築契約が3つもあるなんて、考えられません。4年前にわが園が建て替え新築した時は、一語一句を点検され、何回も何回も書類を書き直しされ、本当に大変な思いをしました。補助金をもらうということの大変さを身を以て体験していたため憤りが収まりません。まさか政治家が絡んでいるとは思いたくありませんが、火の気がないところで煙は立たない、と言われます。経済は一流、政治は三流と言われる日本ですが、早く政治も一流になってほしいものだと思います。
光陰矢のごとし。歳をとるにつれ、一日が過ぎ去るのが早いこと早いこと・・・。まだ春が来ないのにもう秋が過ぎたような感じです。いつになったら私に春が来るのでしょう。でも、重い荷物が一つ減ったので、だいぶ肩の荷が軽くなりました。残りあと1か月弱・・・。最後のご奉公が終ると、自由な時間が出来そうです。ここ10年間、なかなか思うように時間が取れなかったので、少し取り戻そうと思います。それにしても「実績報告」と「実施計画書」はもう少し簡単にならないものかと心から思います。私の頭が悪いだけなのですが・・・。