園長のつぶやき

こんにちは 長坂保育園の園長です。日々成長する子ども達を見ながら、日頃の思いを綴ります。

春光

2014-02-24 15:56:27 | 日記

園長です。

 2週続いた大雪も、今回はお休みだったようで、久しぶりに「雪かき」のない週末でした。今日は最高気温が6度くらいまで上がり、ようやく春の兆しを感じる暖かさになりました。太陽の日差しはだいぶ強くなり、久しぶりに雪が解けています。ただ、この雪解けがまた厄介なもので、タイヤが横滑りをして、交通事故が起きやすくなります。我が家の前の道路も、轍から抜け出すのに苦労します。

 園庭に積もっている雪は、子供たちに踏み固められ、なかなか解ける兆しは見えませんが、鉄棒が雪の中から顔を出したり、子供たちが作った「かまくら」が小さくなったり、確実に雪は減りつつあるようです。午前中、用足しに街中へ出かけましたが、道路もだいぶかたずけられ、走りやすくなっていました。日影のところは依然として頑固な氷になっていて、轍になっていますが、もうしばらくの辛抱です。

 昨日は、私の所属する町内会の役員会がありました。保育園の仕事だけでも忙しいのに、町内会の仕事もさせられています。役柄は「総務部長」。部長・・・といっても部下が一人もいないので、この時期は大変です。500世帯くらいの集まりなのですが、ほとんどが「老人世帯」です。しかも「独居老人」が最近増えてきました。町内には20の班があり、交代で班長を務めますが、老人世帯が多いので比較的早く班長が回ってきます。この時期は、来年度の班の名簿作成などがあり、班長さんも忙しいのですが、私たち執行部はもっと忙しいのです。昨日は、ある班長さんの「ご意見」に執行部全員が迷惑しました。あまりにも自分勝手な言いぐさに返答する気にもなれませんでした。でもわが町内の会長は、人間が出来ているので、優しくわかりやすく対応していました。年齢はきれいにとりたいと思ったのは私だけではないと思います。自分のことを棚に上げて、他人を攻撃することは現に慎みたいと思いました。これからわが町内も少子高齢の影響で10人に5人が老人になります。自助、公助、共助が必要ですが、これに「近助」(きんじょ)が入れば、町内会も少しは活動しやすくなると思います。それにしても「成熟した社会」といえば聞こえはいいですが、若者がいない町内会はすごく不安が募ります。まして子供会を組織できない町内会の未来はあるのでしょうか。待機児童の解消が叫ばれる大都会ですが、地方の嘆きも聞いてほしいものだと思います。この先日本はどうなっていくのでしょうか・・・。

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ビールがうまい

2014-02-19 15:23:49 | 日記

園長です。

 記録的な大雪のおかげで、ビールを大変おいしくいただいています。月曜日は指定休になっていたにもかかわらず、緊急事態で雪かき出勤しました。前日に様子を見に行ったら、道路の除雪もしていなく、約80センチ積もった雪は、辺りを大雪原にしてしまい、あの大震災でも発動しなかった「緊急連絡網」を発動してしまいました。

 朝、7時前には数人の職員がスコップを手に保育園の駐車場を雪かきしていました。早番でも対応できるようにと頑張ったのですが、何とも量が半端ではなく、30センチ進むのに90センチの雪を運ばなければならないのです。当日休みの職員も手伝いに参加してくれ、人海戦術をフル活用して午前10時ころには一応困らない程度の広さを確保しました。若い職員の働きは見事でした。若さがあんなに素晴らしいことを少し忘れていましたが、今回の事件で再認識しました。老兵は去るべし・・・。体中のあちこちがきしんでいるような感じですが、汗をかいた後のあの1杯がたまらないのです。防寒着に身を包みながらの雪かきだったので、そんなに寒さは感じなかったのですが、汗の行き場がなく、下着を濡らしているのを感じました。

 おかげで、自家用車は雪で動けず、歩いて通勤しています。今日で3日目になりますが、体調は至って快調です。日ごろの運動不足を雪かきと歩きで解消できそうです。昨日は妻と一緒に雪道を家路に急いだのですが、途中で居酒屋さんにつかまり、ビールと日本酒で晩御飯を済ませてしまいました。吉田類の酒場放浪記ではありませんが、たまには夫婦で外で飲むのも楽しいものです。寒波と大雪で店は「開店休業」かと思ったら、私たちみたいな人が結構いて、「こんな日だからお客が来ないと思ってきてやった。」という客でカウンターは満席でした。ちょっと一杯・・・と思って入ったのに、2時間もいてしまいました。娘にはお土産を作ってもらい、マスターから「危ないから送っていく」と車でガタガタ道を送られ、無事に家に着きました。

 この2,3日雪かきで筋肉がついたような感じです。大雪は大変だけど、忘れかけた大事なことを思い出しました。「働かざる者食うべからず」・・・雪かきの後のビールは格別おいしいような感じがします。明日は「八戸えんぶり」の最終日です。わが園にも「春を呼ぶえんぶり鑑賞会」が10:00に行われます。新組えんぶり組には、卒園児、在園児、父兄たちがたくさん参加しており、長坂えんぶり組と言っても過言ではないような感じです。私ももう少し若かったら・・・と思うときもありますが、苦い思いをすることがわかりきっているので自制しています。何はともあれ、春が早く来ないかなあ。

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記録的な大雪

2014-02-09 20:27:16 | 日記

園長です。

 降った降った雪が降った。日本全国大雪警報。東京でも記録的な大雪になり、交通機関が大混乱だとか・・・。我が家の雪は強風によって飛ばされたり、吹き溜まりになったり、とにかく忙しい1日でした。朝から雪片づけに追われ、午後6時30分に本日4回目の雪片づけが終わりました。幹線道路も午後になってから除雪が始まったようで、明日、保育園までいく道路の状態が心配です。我が保育園では、自家用車通勤が多いので、職員の出勤状態も心配なところです。

 2月のこの時期は、大学の入試が行われる時期です。受験生も大変だったことと思います。私が受験の時も大雪に見舞われました。いまから約40年も前のことになります。東京の私立大学3校の受験のため、上京したときのことです。今はとは違い、共通一次試験もない時代でしたから、一発勝負で全てが決まる時代でした。3泊4日で3大学の試験を受けたのですが、1日目の試験当日から大雪になり、ちょっと郊外の大学を受けていたため、試験会場へ向かう道は、雪で大変でした。私は、防寒靴で滑り止めの機能が付いた雪国使用の靴を履いていたので大事には至りませんでしたが、暖かい地方から来た受験生は、普通の靴のため、雪で滑って、すってんころりと転んでいました。2日目も3日目も雪が残っていて、帰りの電車は運休になり、何とか臨時急行に乗ることができ、八戸に3時間遅れで着いたことを思いだします。おかげで雪では滑らなかったものの受験には見事にスベってしまいました。滑り止めに受けていた大学にかろうじてひっかかり何とか大学生になれました。我が家は貧乏だったので「浪人」は許されず、全て不合格の場合は「就職」を言い渡されていましたので、本当にほっとしたのを覚えています。

 大雪で騒いでいますが、ソチでは冬季オリンピックが開催され、熱戦が始まりました。冬季オリンピックと言えば思いだすのが「札幌オリンピック」です。私が中学3年の時ですから、今から40年以上も前のことになります。笠谷・今野・青地のノーマルヒル70メートル級ジャンプ陣が金・銀・銅を独占した時は日本中が感動したものです。私たちは高校受験生だったので、一応受験勉強のまねごとはしていましたが、オリンピックが気になりとても勉強どころではありませんでした。あれから42年も経ってしまったのですね・・・。授業中にラジオを聴いていて、数学に時間で先生にあてられ、イヤホンを袖からはずし、もぞもぞもじもじして黒板の前で問題を解いたことがつい昨日のような感じがします。

 

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インフルエンザ警報発令

2014-02-06 16:38:12 | 日記

園長です。

 青森県南地方はインフルエンザが大流行しているようです。わが園は、普段から体を鍛えているので、比較的少ない方だったのですが、ここにきてA型が発生して雲行きが怪しくなりました。一気の大流行になるのかどうかわかりませんが、少し落ち着かない気分です。

 私が幼少のころもインフルエンザはあったと思いますが、予防注射も薬も飲まないうちに治ったような気がします。体の鍛え方が違う・・・と言いたいところですが、現在の防疫体制の方に問題があるような気がします。少しくらいの雑菌は、体に入れて飼っておいた方がいいと思うのですが、最近は菌を近づけない方法、殺菌・防菌に力を入れ過ぎ、人間が本来持っている抗菌力を自らなくしているような気がします。5~6年前、指導監査で「マイコップ、マイ口拭きタオル」の指導をされたとき、監査官と大いに議論したのですが、最後は「そうは言っても感染症が発生したらどうするんですか。責任をとれますか。」の一言で討議終了になりましたが、今でも私は、少しくらいの雑菌とは、おつきあいした方がいいと思っています。海外に旅行に行って、現地の水を飲み、体調を崩すのは必ず日本人だと言われます。あまりに雑菌を殺したため、体が無菌状態になり、少しの菌でも重症になりやすい体になっているのだと思います。

 私がまだ小学校に入って間もないころの話ですが、当時はまだ「さなだむし」という、おなかの中に巣食う寄生虫を頻繁に見ることが出来ました。ある友達が校庭の隅っこで何やら、もぞもぞとお尻を掻いていました。そのうちズボンの中から得体のしれない白く細い物体が彼の手に握られて出てきました。長さは40センチもあったでしょうか・・・。今ではあまり見なくなったパンツのゴムひもくらいの太さで、色も白からず、黒からず・・褐色に近い色だったと思います。急いで穴を掘り、土に埋めていた光景を思い出します。それでも彼は、病気になることもなく、元気に跳ね回っていました。あれが出るときは肛門がとてもかゆくなるのです。でも引っこ抜いた後の快感は、経験者でなければ分からないと思います。気持ちいがったなあ。

 菌を調べるために「検便」もしました。今は検便の容器も小さく便利で機能的になりましたが、私たちが小学生のころは「マッチ箱」に入れて学校に持っていきました。その日は朝から教室中が「うんこ」のにおいが充満していました。忘れらない出来事もありました。私の友達の話ですが、明日は検便という前の日、先生の話をよく聞いて、マッチ箱にウンコを入れてきたのですが、マッチ箱の大きさが、「徳用マッチ箱」だったので、太い元気なウンコが一本、で~んと横たわっていて度胆を抜かれたことがありました。今は「徳用マッチ箱」というもの自体があるのかどうか知りませんが、はがき大の高さが10センチくらいの大きさだと思ってください。それでも笑って許された時代が私たちの小学生時代でした。今だと「いじめ」にあっていたかもしれませんね。文明が発達し生活が豊かになった分、心がすさみ、相手の気持ちに寄り添えなくなったように思います。少しくらいの失敗は目をつぶるくらい広い心であってほしいと思います。

 インフルエンザの流行で昔のことを思い出しましたが、やはり雑菌とはもう少し仲良くした方がいいと思います。中国や韓国では「鳥インフルエンザ」が発生し多数の人たちが亡くなっています。これが日本にやってきたら・・・・たぶんひとたまりもないと思います。菌を殺し、菌から遠ざけ続けた私たちの体は、強力な菌に太刀打ちできるだけの力がありません。今からでも遅くないのは、「落ちたものは拾わない・・・ではなく、落ちたものはごみを落としてから食べる。」、「手は余りキレイに洗わない。」、「毎日風呂にははいらない。」くらいのことは実行したいと思います。健全な精神や健康な体は、少しの雑菌とともに作られるのです。

 最近、ノロウイルスや食中毒が学校などで結構の数発生していますが、全員が罹患しているわけではありません。中には同じものを大量に食べてもなんともない人もいます。こういう人は健康なのです。きっと雑菌とうまく付き合っている人だと思います。決してうがい手洗いをきちんとして、消毒を欠かさず、薬を切らさない人ではないと思います。不潔・ものぐさ・不摂生がこれからの健康維持には欠かせない要素になりそうです。いよいよ私の時代が来たようです。

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節分

2014-02-05 16:28:17 | 日記

園長です。

 本日の「デーリー東北」に長坂保育園の「豆まき」の様子が掲載されていました。3日に八食センターの「鬼の出前」に応募したら見事当選し、八食キャラクターの「タベラ」と赤鬼、青鬼がやってきてくれたのです。外は氷点下の気温でしたが、鬼のぬいぐるみは真夏のようで、終わった後大汗をかいていました。

 最近の子供たちは「びっくりすること」や「こわいもの」に非常に敏感で、すぐ泣いたり逃げ出したりしてしまいます。一応、「レベル4くらい」でお願いしたのですが、鬼たちが太鼓の音とともに現れた瞬間、大パニックになり、信じられないくらいの「すきま」から子供たちが逃げ出し、それはもう大変でした。普段威張っている子も、蜘蛛の子を散らすように逃げ回り、誰も「オニワソト、フクワウチ」などと豆を投げつける子はいませんでした。昔は、何人か怖いものに立ち向かっていったものですが、今は時代が変わってしまったようです。普段、褒めまくられているので、大きな声で「ウオー」なんて叫ばれると、世の中の終わりみたいに感じるのでしょう。少し怖い思いも必要かなあと思いました。それでも最後は打ち合わせ通り鬼が子供たちにやっつけられて大団円を迎えましたが、気の弱い子は、写真の時も鬼の近くに行けませんでした。よく見るとお茶目でかわいい鬼なのですが、普段見慣れていないということだけでこんなにパニックになってしまい、物怖じしない子供になってほしいものだと本当に思いました。まあ、これもいい経験になるのかな。八食の皆さんありがとうございました。来年はもう少し「戦える」子供たちを育てようと思います。これに懲りず、来年も来てください。

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