園長です。
(私が大好きな山頂付近の山道。秋の日差しが木漏れ日となって降り注ぎます。山道の片方の斜面は断崖絶壁です。)
日本には四季折々の風景があります。冬の白銀の風景、夏の灼熱の風景、春は新緑の風景、そして秋は錦秋の風景。季節は秋。紅葉には少し早い山奥の風景が私は大好きです。9月のある日の日曜日、早起きをして「キノコ狩り」に出かけました。車がやっと通れる山道は、両側を樹木が覆い隠し、谷底を覗かせます。少しだけ黄色の葉を見せ始めたブナや山ブドウの葉を横目で見ながら、一路頂上へ。1,500メートル級の山の中はアカマツやブナの木が生い茂り、松茸を始め、ホンシメジなど多種多様なキノコに出会います。今年の夏は雨が多くキノコが豊作との予想でしたが、私にはなかなか姿を見せてくれません。キノコの代わりに見えたのが「熊の寝床」です。しかも4か所も。時間が違えばクマに4回も襲われていた可能性があります。最近はクマの襲撃のニュースが多いので、クマ対策に今年初めて「熊スプレー」を購入しました。なんと1本1万円近くしました。外国製は2万近いものもあり、どこの国でもクマには手を焼いているようです。我が奥さんは私の話を聞いて「その分出すなら松茸を買った方が良いのでは?」と現実的な指摘をします。私も内心では絶対、安心で確実な方法だと思うのですが、どうしても山に入ってみたいのです。あのマツタケが5本くらい並んで生えているのを見つけたときの感動は、筆舌に尽くしがたいものがあります。誰もいないのに、ついあたりを見回したり、急いでリュックにしまったり・・。まるで悪いことをしている感覚に陥ります。でも、あの感動は出会ったものにしかわからない究極の体験なのです。今年もあと一回は行きたいと思っています。そろそろシャカシメジやホンシメジ、10月に入ると霜降りシメジやむき茸(はどころ)、なめこなども収穫できます。
(沢に横たわるブナの大木にはブナハリタケが付いています。一度湯がいてからの油いためが最高です。)
9月の最終日曜日にもいつもの山へ妻と出かけました。本命はやっと1本。しかも採り残し。でも珍菌の「ヤマブシタケ」や「マスダケ」など、里山では見られないキノコにも出会いました。
(珍菌中の珍菌、幻のキノコと言われる「ヤマブシタケ」(ウサギダケ)。最近はその薬効に注目され、スーパーでも時々養殖物が出回っています。)
(これは少し年取った「マスダケ」。幼菌はもっと橙色が濃く、とてもいい匂いがします。食べるには遅すぎますが、なかなか深山でなければ見られないキノコです。)
この山はもう冬の準備に入っているようで晩秋に出る「クリタケ」や「ギンタケ」がありました。今年のキノコ狩りはもう終わり、と思っていますが、この時期、私の体は机に向かっていても心は山の中なのです。秋はいいなあ、山は楽しいなあ。今日はこれで一杯・・なんてね。
(誰が何と言おうが「松茸」です。しかも採り残し。よくぞここまで見つからずにいてくれました、という感じです。)
9月24日(土) 今週は連休のはざまにあり、何となく落ち着かない1週間でした。子ども達もいろんなところに出かけたようです。私は久しぶりに「渓流釣り」に行ってきました。八甲田山系の山奥の小さい渓流ですが、魚影は濃く、今回も27センチを頭に12匹の釣果がありました。今年は渓流竿を2本も折ったので、新しい竿の試し釣りも兼ねていましたが、意外に面白い釣りができました。ただ、山奥なので「熊」の気配にびくびくしながらの沢歩きでした。栗の実がたくさん落ちていて、リスなのか小動物に食べられた残骸も結構ありました。沢筋には「みず」(うわばみそう)がこぶをつけてたたずんでいました。キノコは毒キノコの「ツキヨタケ」が満開の状態で開いていました。渓流釣りは9月いっぱいなので今年はおしまいです。来年の雪解けの季節が楽しみです。その頃は山菜が豊富にあります。さて、今日のメニューは皆が大好きな「ナポリタン」でした。土曜日は人数調整ができるように「麺類」や「パン類」が多いような気がします。おかわり用のナポリタンもあっという間になくなる盛況ぶりでした。かきたまスープには小松菜、豆腐も入っていてこちらもお代わりの声がたくさんありました。ツナコロッケも人気がありますが、本日はコロッケよりスパゲテイ日和のようでした。明日は連休の最終日、天気もよさそうです。いっぱい秋の自然を楽しんでほしいと思います。保育園では、コロナ感染もだいぶ落ち着き、そろそろ日常の保育に戻そうかと考えているところです。
9月22日(木) 今日の給食は胡瓜とめかぶの酢の物でした。小さいクラスの子は、フォークで上手にさすことができずに先生に手伝ってもらったり、飲み物のようにして食べようとしている子も(危ないので止められましたが)いました。おかわりでも人気で、たくさん盛ってもらって美味しそうに食べていましたよ。ジンギスカンも人気で、おかわりが進んでいました。 明日から寒さが少し和らぐようですが、まだまだ咳や鼻水が出ている子が多いようです。暖かくして、体調管理をしっかりしていきましょうね。(松田)
9月21日(水) 9月は根城地区のあいさつ運動月間で毎週水曜日、地域の皆さんと根城中学校の交差点に立ちあいさつ運動を行っています。コロナの影響でここ数年中止になっていましたが、今年から再開されています。今日は中学校が休みだったので、人通りは少なかったのですが、卒園児の元気な挨拶を聞くことが出来ました。保育園でもやりたいお友だちが玄関の外に立ち、大きな声で挨拶や「いってらっしゃい」をしてくれました。色々な挨拶がありますが、やっぱり朝の元気な「おはようございます」は気持ちがいいですね。 さて、今日はおにぎりの日でした。大きく口を開けてかぶりつく姿が可愛らしかったです。『鰈の竜田揚げ』は外はサクサク、中はふっくらとしていて人気で、おかわりをして食べるお友だちが多くいました。筑前煮には沢山の食材が入っていて、椎茸を残す子、こんにゃくを先に食べる子などお好みの食材から食べている様でした。(若江)
9月20日(火) 昨日は夏を思わせるような暑さでしたが、今日は10度以上気温が下がり、上着が必要な肌寒さとなりました。連休はお出かけしたお友だちも多かったようで、「○○の公園に行ったよ!」「○○でお友だちに会ったよ」など、楽しそうに会話をしていました。園内では『RSウイルス』と診断されたお友だちが増えてきました。咳や鼻水、熱など風邪のような症状がでます。小さい子は重症化することもあるので、熱が高かったり、咳が長引いたりする場合はかかりつけ医を受診し相談してみて下さい。 さて、今日の給食は『じゃじゃ麵』。筍、椎茸、人参、葱と細かく刻まれた野菜とひき肉がたっぷりと入った餡に麺が絡み、つるつる美味しく食べていました。『いかの天ぷら』は年齢ごとにカットされている大きさが違い、ひよこ組のお友だちも上手につまんで食べていました。大きいクラスでは、食べたいお友だちが畑で採れたナスやピーマンも天ぷらにしてもらい食べていましたよ。そろそろナスの時期は終わってしましますが、畑では冬野菜が少しずつ大きくなり始めているので、そちらも楽しみにしたいと思います。(若江)
9月17日(土) 今日の給食は子どもも大人も大好きなグラタンでした。ポテトというと、少し重いかな、と思うのですが、そんなことはなく、おいしそうにペロッと食べていました。一方、好き苦手がはっきり出たのはトマトとチーズのサラダで、あっという間に食べる子もいれば、いつまでも残っている子と様々でしたよ。トマトのサラダ、今日は暑かったので、さっぱり食べれて美味しかったですよ。 さて、台風14号が近づいています。今日子ども達が、「台風がね、すごいまがってきてるんだよ!」と言っていました。天気予報をよく見ているな、と感心しました。青森県も、19日から21日にかけて、暴風雨になる可能性があるようです。19日までは気温が高いようですが、21日にはガクッと下がります…たくさん食べて体調管理もして、台風にも体調にも十分注意しましょう!(松田)