園長です。
6月21日、天気、曇りのち雨。4月から楽しみにしていたサッカー大会。練習試合では強豪チームにはまったく相手にされないくらい「大人しい子どもたち」でしたが、練習試合を見た保護者達は気合が入り、おかげで「戦う集団」に近いくらいまで成長しました。なんとしても予選突破を・・・という願いは辛くも(予選リーグは2勝1敗1分けで勝ち点7がチーム。わが園と互角に渡り合った三条保育園が総得点4、わが園が総得点5で首の皮1枚残して本当にすれすれセーフでした。1点の重みを改めて感じました。)クリアしましたが、最後の城下戦はわがチームのゴールキーパーのクリアミスでみすみす献上した1点でした。実力は相手が数段上だったのでもし、あと1点取られていたらと思うと冷や汗が出てきます。運も実力のうち。目指せベスト8を合言葉に練習してきたのでとりあえずは一安心。
午後からの決勝トーナメントはさすがに強豪がそろい、簡単には試合をリードできませんでした。特に小中野戦はわが園にとっては最高の試合でした。やはり相手が強いとそれに刺激され、子どもたちも頑張ったようです。結果は0-1で負けましたが、あの優しい子供たちが本気で戦っている姿を見たとき、不覚にも涙がこぼれそうになりました。やればできるじゃん。しかしそこで体力を使い果たした長坂チームは満身創痍。相手のゴールまでほとんど迫れず、わが園のゴールキーパーは大活躍・・・という状態でした。それでもPK戦で勝ち、最終相手は強豪藤覚保育園。藤覚保育園も城下と小中野に負けて長坂には負けられない・・・。我がチームも藤覚には負けられないと頑張ったものの・・・・PK戦に突入。ほとんど互角に状態で規程の3人が終って2-2。サドンデスに入りわが園が止められて万事休す。残念ながら6位に甘んじてしまった。それでも目標より2つ上。最大の収穫は・・・「やっと本気になってきたみたいな雰囲気」を醸しだしてくれたことだ。これで秋のライオンズ杯が面白くなりそうだ。少し期待したいと思う。
ところで今回は小中野が強かった。ドリブル、パスがうまく、とにかく動き回る。噂では東北でも有名なちびっこだそうだ。そんな子が2,3人。ほんとに強かった。でも実際試合をしているので今度は何か対策が立てられるような気がする。・・・私も少し暇になったので練習に参加しようと思う。そして城下保育園。ここは最近メキメキと強くなってきた園で、昨年のライオンズ杯を制している。何か人時代造りそうな雰囲気がある。ここは今年園長が交代し、イケイケのムードが漂っているので秋は絶対負けられない相手だ。また、3位には久々の小久保保育園。4位にはかつての優勝チーム、福聚保育園。新しいユニフォームが光り輝いていました。抽選とはいえ、強豪同士が初戦から競い合うし烈な大会でしたが、少し勝つチームの景色が変わってきたように感じます。相変わらず「参加することに意義」を見出しているチームもありますが、内容が一段レベルアップしたように感じるのは私だけでしょうか。藤覚の副園長もきっと同じことを感じているはずです。このままでは危ない・・・・。
というわけで、今年は小中野保育園が初優勝。(25年前の初さんから数年準優勝した実績はあるが、最近は低空飛行が目立っていた。)初優勝は嬉しいものです。この喜びを子どもたちに味あわせてあげることが私たちの腕の見せ所だと思っています。でも年々強敵が増えていくのでちょっとやそっとでは勝てなくなりました。体つくりに重点を置き、体力にある選手を育てていきたいと思います。幼児期は英語より体力が大切・・・。私の信念です。さあ、秋も頑張るぞ。大会を盛り上げてくれたサッカー連盟のスタッフに深く深く感謝いたします。次はダイハツスタジアムで会いましょう。