園長のつぶやき

こんにちは 長坂保育園の園長です。日々成長する子ども達を見ながら、日頃の思いを綴ります。

2月の給食 №3

2021-02-22 15:54:39 | 日記

園長です。今日は「雨」、この時期は「三寒四温」の季節で寒くなったり温かくなったりを繰り返しだんだん春に近づいていきます。今週は「四寒三温」というところでしょうか。巷では四連休の三日目なのだそうですが、保育園は暦通りの休日です。今週の水曜日あたりから寒さがぶり返すという予報になっています。今日は確か給食で「味噌つくり」をする予定になっていますが、この分だとどうなるか・・。2月も残すところあと1週間。いよいよ押し詰まってきました。最後のあがきをしたいと思います。

2月20日(土) 気温は高くなりましたが、雨と強風に見舞われている八戸です。今日は午後から来年度4月から予約で決まった新入園児の保護者説明会が行われます。一般入園の決定は3月に入ってからだということです。昨日山形の知り合いの園長から電話があり、山形では来年度の新入園児がすでに決定しているそうです。この差は一体何なのでしょうか。我が園では3月の初めに年間反省会を行い、来年度のクラス担任を発表するのですが、正式なクラスの人数はわからないので、予想をして担任発表をしています。八戸でも早く山形並みに2月中に決定してほしいものだと思います。

今日の給食は「焼きそば」でした。土曜は比較的お休みの子が多いので、量が調整しやすいメニューになっています。焼きそばには「餃子」が合うんです。ちょっと濃いめの味付けにカリフラワーの野菜の味が妙に舌に心地よいのです。帆立のスープにはニラやもやし、人参、キノコが入り、焼きそばを流し込んでくれます。今日の給食は中華の香りでいっぱいでした。そうそう、果物はポンカンでした。みかんの類ではありますが、甘みと酸味が強く、口の中をスッキリとは言わず、甘酸っぱくしてくれます。子ども達には皮をむくのが大変なようでした。おいしいものを食べるのには少々の困難は仕方がないことを身をもって知る子供たちでした。

2月19日(金) 2月生まれの子の誕生会でした。我が園では誕生会のメニューは、普段のメニューより少しだけ豪華にしています。今月は豪華なうえに少しだけ手が込んだメニューになっていました。くるくるサンドは、ジャムハムの2種類、しかも大きさも選べるよう大と小。紙でくるんで、その上にラップでまいてありました。巻くことによりパンのおいしさ、柔らかさが実感できる仕組みです。チーズハンバーグも手作りです。大きさも2種類。デミグラスソースがなんとも言えないおいしさを醸し出していました。汁物は「ミネストローネ」。ケチャップ味の具沢山。玉ねぎ・人参・コーン・ひよこ豆にウインナーが入り食べ応えのある一品でした。グリーンサラダはレタスのほかキャベツ・紫キャベツ・カリフラワーが入っており野菜の栄養素が十分満たされていました。いつにも増しておかわりコーナーがにぎわっていたランチルームでした。おやつは手つくりの「マーブルケーキ」。調理員が腕によりをかけて作った逸品です。誕生児のケーキは生クリームの上に甘いイチゴが乗っていました。お誕生日おめでとう。

2月18日(木) 今日は梅しらすご飯。朝から、「梅苦手~」と言っていた子ども達もいましたが、気になって見に行ってみると、「頑張って食べた!」と笑顔を見せてくれました。さて、おかずは八宝菜。保育園の八宝菜には、白菜、人参、玉ねぎ、たけのこ、豚肉、鶉の卵、えびが入っていました。あれ?それだと「七宝菜」になるのでは?と思った方もいると思いますが、八宝菜の「八」は、8種類入ってますよ、という意味ではなく、「たくさん」や「多くの」といった意味だそうです。はい、給食のボードをみて「具材が七種類しか入ってない!」と思った私はレシピや意味を調べたのでした。知ったかぶりをして、ごめんなさい。(松田)

2月17日(水) 本日から「八戸えんぶり」が開催・・・される予定でしたが、コロナの影響で急遽中止になりました。「春を呼ぶえんぶり」と言われていますが、今年は春が巡って来るのでしょうか。

さんが焼き」 新鮮な「アジ」を使った漁師料理「なめろう」を山の方に住んでいる人たちが焼いて食べたことから「山家焼き」という名前になったとされています。保育園では、筍、玉葱、人参、万能葱を加えて、野菜も摂れるようにしています・・・(調理担当:上沢)。というわけで今日は、見た目は「ハンバーグ」によく似た「さんが焼き」をいただきました。アジやサバの食べ方は、地方により多種多様な食べ方がありますが、新鮮さがおいしさの秘訣なようです。いろんな食材をいろいろ工夫して食べさせてくれる我が園の調理員たちに感謝です。本日のおやつは、熊本名産の「いきなり団子」ということですが、これもまたどんな団子か楽しみです。いきなりステーキとは関係ないのかな?

2月16日(火) ものすごい風の音で目が覚めた朝。登園時、強風を喜ぶ子もいれば、息ができない!と顔をしかめてくる子もいました。あれ?天気予報では、八戸は晴れでしたよね…?でも実際は猛吹雪…。皆様、どうぞくれぐれも飛ばされないよう、事故にあわぬよう、お気を付けください。

さて、今日の給食は見るからに野菜がたっぷり!子ども達の進み具合はどうかな?と見に行くと、小さいクラスの子でも、モリモリ食べる姿がありました。年中クラスの子に野菜は好きか聞いてみると、「大好き」だそうです。ちなみに、「野菜のかき揚げはとっても美味しいから最後に残しておくの」とも教えてくれました。好きなものを最初に食べるか最後に食べるかはそれぞれだと思いますが、楽しく食べることは何よりも大切ですよね!私も、子ども達とおしゃべりをしながら食べる給食が大好きです♪ちなみに、私は今日の給食の中では豚肉、人参、大根、しいたけ、ゴボウ、三つ葉の入った沢煮椀が一番好きです。シンプルですが、家でこの味は出せません。(松田)

2月15日(月) 2月13日土曜日午後11時8分。おやすみ・・・と言って布団に入ったのが11時3分ごろ、布団も温かくなり、眠る体制に入ったころ、ゆらゆらと目が回るような気分。そのうち、ぐらぐらと音を立てて揺れ始めました。携帯からは「非常警報装置」の乾いた音が「ビュー、びゅ-、ビュー」と鳴り響きました。「また来たか」と思ってしまうほど大きな地震に感じました。でも2011.3.11の時のように下から突き上げるような感じはありませんでした。1分以上も続いたでしょうか、緊張した時間でした。八戸は震度4ということをテレビで確認しました。宮城、福島では震度6強もあったようで心からお見舞い申し上げます。

今日は異年齢でのクッキング「おにぎり作り」がありました。わかめ天かすツナの具で、子ども達が一生懸命握りました。いつもは梅、鮭、塩昆布なのですが、少し変化球を入れたようです。3歳未満児は調理員が年齢、体調、好みに合わせて丁寧に握りましたが、3歳以上と先生方のおにぎりは子ども達が作りました。作ったおにぎりは自分が食べたい具が入ったものと、大きさを考え、自分で選びます。選択を失敗した子のために「予備」のおにぎりも作ったようです。ほとんどが丸(球)型です。三角おにぎりはちょっと高等技術が必要なようです。おかずは「回鍋肉」。豚肉とキャベツが良い味を出していました。温野菜ブロッコリー、カリフラワー。赤いトマトが添えてありました。春雨スープにはきくらげ、千切り筍、人参、もやし入っており、おにぎりとの相性は抜群です。今日は朝からいろいろ考えさせられる出来事があり、保育の仕事の複雑さ、重要性を再確認できた一日でした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2月の給食 №,2

2021-02-15 12:57:39 | 日記

 厳しい寒さも一段落。今週は24節気「雨水」(寒さも緩み氷。雪から雨に変わる季節)があります。3月5日は虫が土からはい出し始める「啓蟄」に当たります。春がいよいよ身近に感じる季節になりました。これからは本格的な「三寒四温」の季節です。昨日、我が家の忠犬「ろく」と散歩をしていると、雪と氷の間から「すいせん」が目を出していました。日当たりのよい崖には「フキノトウ」が薄緑色の衣を身にまとい、固くしまった土の割れ目から顔を出していました。いくら寒くても自然の営みは正直です。季節が巡ることを実感します。保育園では1年の総仕上げの時期に入ります。年長組は4月から小学校へ入学です。そのための準備は着々と進んでいます。気になるのは「新型コロナウイルス」の動向です。昨年も子供たちに寂しい思いをさせてしまいましたが、今年も復活は難しそうです。今月から始まる「ワクチン接種」に淡い期待を抱いて、終息を願う次第です。1月2月の食材は、昔なら「保存食」が主であったと思いますが、現代は冷凍・冷蔵技術と促成栽培技術の向上で「いつでも旬」の時代になりました。旬のものを食べると長生きする、と言われてきましたが、その証拠が「人生百年時代」の到来なのでしょうか。新型コロナはその「高齢者」をターゲットに感染を広げています。春とともに感染も収束してほしいものです。

  * アンケートでは日々の給食の写真を1日だけではなく1週間くらい残してほしい。という声がありましたが、毎日3~4枚の写真を載せているので膨大な量になります。そのうち全部でなくても「ギャラリー展」みたいなコーナーを作り、残したいと思っています。いろいろなご意見ありがとうございました

2月13日(土) 今日は土曜日。いつもより落ち着いている保育園です。天気もまずまずだったので久しぶりの「散歩」に行ったクラスが多いようでした。今日だったら「三寒四温」でもよさそうです。さて、保育園では最近小さな事件が結構あります。俗にいう「コロナ鬱」ではないようですが、子ども達も少しイライラが溜まっているようです。ご家庭でも子ども達とスキンシップを図り、適度な運動を心掛けてほしいと思います。

保育園の給食は、「ミートソーススパゲティ」でした。ひき肉がたっぷり入ったミートソースの上に「粉チーズ」が雪のように乗っていて、メタボの園長には気の毒になるくらい目の毒でした。副菜はチキンナゲットと塩キャベツ。塩キャベツのシャキシャキ感が何とも言えず食欲を誘っていました。卵スープにはわかめが良く映えていました。今日はお茶の代わりに「牛乳」でしたが、最近はアレルギーの子が多く、牛乳の日はチェックが欠かせません。チーズと牛乳、そして卵、ともにアレルギーには要注意の食材です。アレルギーといえば「クルミ」や「ピーナッツ」が子ども達の大敵になっています。我が園の餅つきや豆まきの行事にも多大な影響を与えています。そしてコロナ。生きにくい世の中になったものだと思います。ところで今夏の東京オリムピックはどうなるのでしょう。森さんの発言は問題が大きかったと思いますが、オリンピックはぜひ開催してもらいたいと思います。「老害」とまで言われていますが、私も危険がいっぱいです、掃いて捨てられないよう十分注意したいと思います。

2月12日(金) 祝日の翌日は、何となく「月曜日」っぽくて、いつも調子に戻るまで時間がかかります。さて、日本全国、この時期は「三寒四温」といい、7日のうち、三日寒くて四日温かいと言う、春が近いことを示す言葉ですが、最近よく当たるという「天気予報」の予報を裏切り、寒い日が続いています。昨日の建国記念日もとても寒い一日でした。明日からは少し暖かくなるといいますが、疑心暗鬼な気分です。さて、今日は3歳以上の子で「豆乳バナナケーキ」作りが行われました。小麦粉や砂糖の量を量り、豆乳の量を調整し、得意の「手ごね」で生地を作ります。バナナを適当に切り、卵、豆乳と混ぜ合わせバットに流し込みます。あとは調理員とスチームコンベクションがおやつの時間までに仕上げをしてくれます。おやつの時間には保育園の子、全員が「豆乳バナナケーキ」をいただきます。これが子供たちの成長(勉強)に欠かせないのです。算数と国語、道徳、社会の授業が複合的に行われます。異年齢保育アクティブラーンニングの真骨頂です。

さて、本日の給食は「鮭の塩焼き」、「煮あえ」がメインでした。鮭の塩焼きは「銀鮭」の最高級品を使っています。調理員が失敗しない限り、どう調理してもおいしく仕上がる一品です。「煮あえ」は、大根、人参、ごぼうの千切りに豆腐と蕨が入っていました。味付けは純和風です。ご飯はいつもの「白米」に雑穀を混ぜて、赤飯みたいな色になっていますが、小豆は入っていません。雑穀米は体にいいことで知られています。麦と玄米は入っていないようでした・・・・残念。

2月10日(水)   毎週水曜日は「おにぎりの日」、今日もお母さん方の愛情がたっぷり握りこまれたおにぎりが子どもたちの口に運ばれていました。それぞれの家庭の味、お袋の味が子ども達の味覚を育てていくことと思います。今日はおにぎりの日にちなんで「野菜の握り揚げ」でした。さつま揚げのひき肉バージョンといったところでしょうか。人参、ごぼう、インゲン、豚のひき肉を一握りサイズで揚げたものです。外はカリッ、中はジューシーな肉のうまみがたっぷりでした。三色ナムルはほうれん草、もやし、パプリカが入り、さっぱりした仕上がりになっていました。私的にはもう少し「胡椒」が利いていてもいいのかなあと思いました。でも子供にはちょうど良い味付けだったようです。

2月9日(火)     今日は3歳未満児のクッキングがありました。小さい子でも取り組める「クッキー」作りでした。子ども用のエプロンや三角巾、そしてマスクをして行いました。小麦粉やバターの量、焼き方は大人が行いました。こねたり、型抜きで形を作ったりは子ども達が行いました。焼き上がりは3時のおやつで全員の口で判断します。次のクッキングは年長組の「豆乳バナナ」です。どんなおやつが出来上がるのか楽しみです。さて、本日の給食は、鹿児島県の名物料理「鶏飯」でした。鶏飯は佐賀県の物が有名ですが、こちらは弁当ではなく、お茶漬けのようです。でもお茶をかけているわけではありません。「鶏スープ」を別物で作り、それをかけていただくいものです。鶏スープのいい香りがあたり一面に漂い、食欲を刺激します。ご飯の上には「しいたけ、鶏の細切り、錦糸卵」などが乗り、色彩豊かです。スープの中には「万能ねぎ」が入っています。スプーンですくって食べます。私は最初、汁をかけないで食べましたが、かけた方が数倍おいしく感じました。日本全国、いろんな食べ物があるんですね。かぼちゃの天ぷらは1~5個、しかも大きさも選ぶことができます。年長組はほとんど3個以上が盛り付けてありました。わかめとイカの味噌酢和えには胡瓜も対っていて食べ応えがありました。胡瓜ってなんにでも合うことが分かりました。明日の給食はなにかなあ、楽しみです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本日の給食2月№1

2021-02-09 10:23:32 | 日記

2月の第1週もあっという間に過ぎました。立春という節目の季節でしたが、1年で1番寒い季節、日中の最高気温が0度に達しない日が続きました。そんな中でも子ども達は頭から湯気を出して園庭で遊んでいました。寒気で雪が締まり、そり遊びにはうってつけだったのです。雪遊びというよりは氷遊びの方がしっくりきそうな感じでした。それでも日一日と日暮れが遅くなるのを実感しています。春はもうじき来そうな気配です。

2月6日(土)  今年度最後の年長組保育参加日がありました。新型コロナの感染が拡大する中、どうしようか迷いましたが、小学校に上がる直前の姿を見てもらいたく計画しました。例年は子供たちと共同で制作やクッキングなど行っていましたが、今回は2階を全部使い、文字の練習をしてから運動遊びとコーナー遊びに分かれて親子で楽しみました。給食は試食会なしで子ども達が食べる様子を見てもらいました。箸の使い方などチェックしていたようです。参加してくれた保護者は「給食を食べられないことが残念です」と言っていました。例年は親子で試食をしてもらっていたのですが、すべてはコロナが悪いのです。一日も早い収束を願うばかりです。本日の献立は「肉豆腐」と「ブロッコリーと菜種和え」がメインでした。肉豆腐は、見た目が「すき焼き」とそっくりですが、味付けと人参が入っているところが少し違います。ブロッコリーのことを「ブッコロリー」と言っていた子がいましたが、ゆで加減が絶妙でした。菜種とトウモロコシがさりげなく彩を添えていました。今日の味噌汁には「寒大根」が入っていました。千切りにした大根としっかり干された寒大根がなめこと交じり合い良い味を出していました。寒大根のしっかりした噛み応えは久しぶりに味わいました。やっぱり旬のものはひと味違うと思いました。

2月5日(金)  コロナ前だと金曜日の夕方になると心がそわそわする「花金」と呼ばれるゴールデンタイムがありましたが、コロナ禍の中では「ただの平日」になってしまいました。懐も心もとても寂しい今日この頃です。さて、我が園では給食に「麺類」が良く出ます。ラーメン、焼きそば、うどん、スパゲテイなどです。今日は「きしめん」がでました。私が小さい頃は「ひもかわ」と言っていた気がします。私の父は、方言も入って「ひぼが」と言っていました。北国は寒いので口を開けずに言葉を縮めて言うのです。日本で一番短い会話は津軽でいう「どさ」「ゆさ」(標準語:どこに行くのですか。お風呂に行きます)と言われますが、南部には「かァけ」「」(標準語:さあ食べなさい。いただきます。)という極めて短い会話があります。最近はあまり聞かない言葉ですが大事にしたい文化だと思います。話がそれました。きしめんはうどんを平たくしたようなものですが、食感はうどんより食べやすく、子ども達は大好きです。また、この「つゆ」がおいしいんです。昆布と煮干しでしっかり出汁を摂ったのでしょう。1歳児の子が食べ終わったどんぶりを顔にかぶせるようにしておつゆを飲んでいる姿が見られたほどです。麺の上には緑のほうれん草なるとが2枚鶏肉少々が乗っていました。白身のフライは「」でした。緑のレタスが彩を添えていました。ヒジキの中には人参、インゲン、さつま揚げ、しめじが入っていました。麺類は消化が良く、おなかがすくので、3時のおやつはアビニオンさんの「ホワイトラブ」が用意されています。調理員の工夫、苦労が良くわかる今日の献立でした。

2月4日(木)  日中の最高気温がマイナス4度。ここは本当に日本なのでしょうか。雪も散らつき節分で鬼を返してしまったのが悔やまれます。さて、昨日、市からメールが届きました。「新型コロナウイルスが市内において慢性的に感染者が確認されている」という情報でした。防御の壁はとても低くなっているようです。なんとかここでくい止めようと思いますが、どうなることやら・・・。

今日のご飯は「玄米」入りでした。いつもの白米より少しくすんだ色のご飯でしたが、その分栄養が濃くなっています。玄米は体に良いとのことですが、おいしく食べるにはそれなりの機会と工夫が必要です。我が園の炊飯器は玄米も炊ける優れもので、たまに入れて子ども達の様子を見ているようです。私は「玄米」と「」が入ったご飯は正直「苦手」です。特に麦飯は「とろろ」があるからおいしいので、好んで食べようとは思いません。私が小さい頃はよく「麦飯」が出て、母親と父親が麦の量で言い合っていたのを思い出します。麦の歯ざわり(きゅっきゅ、若しくはムニュムニュとした食感)が原因だったと思います。私も父親の血を引いているのだと思います。玄米は「固い」という印象があり、食べず嫌いの典型だと思います。子ども達は良く食べているなあと感心します。やはり「慣れ」のでしょうか。これから慣れたいと思います。鶏肉と根菜の煮物は今が旬の大根・蓮根・人参・ごぼうが入り、甘辛く味付けしてあります。玄米との相性は抜群です。胡瓜とめかぶの酢は、大盛りで食べる子が多く、人気があります。デザートは「白桃」の缶詰めでした。たまには缶詰もおつなものです。3歳児もだんだん食べる量が増え、おしゃべりも多くなりました。今日もにぎやかなランチルームです。

2月3日(水)  立春だというのに外へ出れば耳が千切れるほど気温が低い。今日の最高気温は-3度だという。北国の立春は暦の上だけのようです。当園では、毎週水曜日が「おにぎりの日」になっています。今日もお母さん方(若しくはお父さん、おばあさん…さすがにおじいさんは作らないかな)の愛情たっぷりの工夫されたおにぎりが沢山ありました。一番多いのが「海苔」と「ゆかり」です。海苔はいろんな形に切ったり透かしを入れたり、ほんとに知恵を絞った傑作が多数ありました。今日は「手裏剣」と「ウサギ」のおにぎりがありました。ウサギのおにぎり(写真2番目)は食べてしまうのがもったいないくらいの力作でした。でも、どんなに素晴らしくてもおなかの中に入れてしまえばおしまいですが、子ども達には自慢のおにぎりになっています。

今日のメインは「野菜炒め」。キャベツの緑豚肉橙色の人参こげ茶のきくらげ、そして万能野菜のもやしと玉ねぎが程よく炒められていました。野菜嫌いの子どもが増えているといいますが、当園の子ども達は野菜が大好きです。黄色い厚焼き玉子は焼きたてで少し味が付いています。醤油をかけなくてもおいしい一品になっています。味噌汁は寒い時期にはうってつけの「高野豆腐」、八戸ではこの時期「凍み豆腐」作りが盛んですが、食感はほぼ同じようです。栄養と味は、作り方を知っている分断然「凍み豆腐」に軍配を上げますが、値段も大量生産ができない分高めのようです。野菜炒めに入っている「きくらげ」は最近岩手県洋野町産が多く、シャキシャキと歯ざわりが良く、「刺身」でも食べられるということです。おにぎりと野菜炒め・・・これがおいしいだなあ。今日も完食です。

2月2日(火)  今日は「節分」。例年より1日早い節分です。私はてっきり3日だと思い、予定を入れてしまっていたので豆まきには参加できませんでした。明日はいよいよ「立春」です。暦の上だけですが、春が大急ぎで近づいてきた感じです。今年も職員が扮する「」は迫力があり、子ども達には「招かざる客」だったようです。姿かたちを見ただけで鬼の怖さがわかるらしく(ほんと、可愛いもんです)泣く子や逃げ出す子で大騒ぎのようでした。見ていないのですが、目に浮かぶようです。世の中、優しくなっているので、たまには怖い思いもしないと健やかな成長は望めません。今年は鬼より怖い「新型コロナウイルス」を退治することが重点だったのですが、鬼曰く「少し気合が入ってしまった」ということでした。こうして我が園にも春が訪れるのです。

さて、節分には「イワシの頭」と「柊の葉っぱ」が鬼退治には欠かせません。そこで、本日のメインは「イワシの竜田揚げ」。午前中からランチルームはイワシの匂いで充満していました。開いたイワシを小麦粉でまぶし、油で揚げたものです。イワシの頭でなくても結構なにおいがしました。でも味はみんなが好きな味付けでした。小松菜のお浸しには菊、人参、えのきなどが入り、彩り豊かなものになっています。つみれ汁には、つみれのほか豆腐、糸コンニャク、しめじ、人参などが入り、食べ応えのある一品になっています。写真の右端にあるのが本日の「おやつ」です。鬼の形を摸した蒸しパンで、髪はホイップチョコ角はとんがりコーンになっています。角は1本と2本の2種があり、各自で選べるようになっています。私だったら絶対2本の方を選びますが、子ども達はどちらを選ぶのでしょうか。3時のおやつの時間が楽しみです。遊び心満載の手作りおやつには調理員の愛情がたっぷり込められています。

2月1日(月)  今日から2月。なんとなく春が一歩近づいた感じです。しかし新型コロナはまだまだ真冬真っただ中。最近は身近に感染を感じることがあります。1月末には我が園の年長児が行っている課外授業の施設でクラスターが発生し、臨時休業になりました。市内の学校でも単発的に感染者が発生しています。今日は我が園と取引のある業者の職員が感染ということで会社がお休みになるという連絡が入りました。濃厚接触者と接触があったという園児の祖父母や会社で感染者が発生したので全員お休みになったとか、いつ・誰が・どこで感染しても不思議ではない状況です。そんな折、我が園では不測の事態を見越して他園との共助体制を構築しました。園同士協力し合ってこの危機を乗り越えたいと思います。詳しいことは後程お知らせします。

さて、今日は「豚肉と薩摩芋のトマト煮」がメインでした。豚肉と薩摩芋は意外と相性が良いのです。ジャガイモとも相性がいいのですが、トマトが仲立ちすることで何となくイタリアンな雰囲気になります。トマトの酸味と薩摩芋の甘さが一体となり、口に入れるとごはんが欲しくなる一品です。そして「切り干し大根」。先日たべたばかりなのにもう出てきました。きっと「切り干し大根が苦手だ」と先日コメントしたためと思われます。「今は切り干し大根が大好きです」と書いたらどうなるのか、明日も出てきたらどうしましょう。でも塩昆布とのコラボは切り干し大根の旨味を引き出しているようです。子ども達は残すこともなく、今日も完食です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本日の給食1月№3

2021-02-01 12:45:26 | 日記

園長です。

 新型コロナウイルス情報が乱れ飛んでいます。同じ発生源なのに物語が2つも3つもあります。1月31日の八戸市長の会見でも、クラスターになったのに必死に施設名を隠していました。そこの施設では自分のところのホームページで感染者が出たので休業しますとお知らせしていたにも関わらずです。地元の新聞もかたくなに伏せていましたが、中央の新聞にははっきりと施設名が出ていました。隠すことによってかえって物事をこじらせているようです。もう、いつ・どこで・誰が感染してもおかしくない状況です。正しい情報を早く伝え、対策を練ることが重要ではないのでしょうか。個人情報も大切だと思いますが、人の命がかかっていることも忘れてほしくないと思います。

さて、今回も我が園の給食の様子をお知らせします。写真はトップページで、しかも丸一日しか載せないのでお見逃しなく。

1月30日(土)  気温が低いうえに強風が吹き荒れています。ぴゅーぴゅーと「虎落笛」(もがりぶえ)が聞こえています。昨夜は暴風雪注意報が発令されましたが、暴風は実感しましたが、暴雪は確認されませんでした。今年は雪が降るとたくさん積もるのでもう勘弁してほしいものです。

さて、今日の給食は久しぶりに焼きそばでした。しかも「五目あんかけ焼きそば」で、私も子供たちも大好きなメニューです。私は個人的には「五目あんかけ固焼きそば」が好きです。油で揚げた面はパリパリとした食感でほのかに揚げた麺の香りがして食欲をそそります。少し時間がたってパリパリからしっとりもちもちの麺も好きです。保育園での焼きそばは普通ウスターソースをかけて食べるものが多いのですが、このあんかけは野菜もたっぷり入って豚肉もところどころでいい仕事をしています。竹輪の磯部天は竹輪を適当に切り海苔の粉をまぶして揚げたもので、まさに磯の香りがする一品です。スープは、なんとあのぬるぬるの海藻「めかぶ」と豆腐の入った特製スープでした。こちらも磯の香りとしっかりした噛み応えのあるめかぶの食感がたまらない一品です。八戸ではこれから春の彼岸の頃まで海岸にぎっしりついた「ふのり」などが採れ、「まつも」や「あかはた」といった海藻類がおいしい季節になります。最近はめったに食べることが無くなった「まつも」は高級料亭でしか味わえなくなりました。季節感のある食品が少なくなったなあと感じます。こどもたちには地元のおいしい食材を大切に伝えていってほしいと思います。酢味噌で食べた「あかはたもち」、昔は大嫌いでしたが最近は妙に食べたくなります。根っからの八戸人だなあとふと思うことがある今日この頃です。

1月29日(金)  今日は、1月生まれの誕生会がありました。その中の「全国の県調べ」は、佐賀県・福岡県・長崎県の有名なものがクイズ形式で紹介され、子ども達の共感を得ていました。今日の給食は「長崎県」の「トルコライス」がメインでした。トルコライスと言っても中近東のトルコの名物ではありません。トルコのおいしい食べ物3種を一緒盛にしたものを長崎県で編み出し、それが有名なったとのことです。中身は「ピラフ(またはカレー)・スパゲテイ・とんかつ」です。スパゲテイはナポリタンでした。ミートソースにしたら「イタリアライス」となるのでしょうか。とんかつにはたっぷりのデミグラスソースがかけてあり、いつものトンカツと一味違ったものになっていました。野菜がたっぷり入った「玉子サラダ」もおいしくいただきました。デザートの「杏仁豆腐」は我が園では誕生会の日くらいしか出ませんが、おいしかったです。20年くらい前に長崎に研修に行って食べた杏仁豆腐は最高でした。長崎の園長先生が案内してくれた中華料理店でしたが、そこの杏仁豆腐は長崎でも有名な名店だったようです。上海カニも食べましたが、硬くて八戸の「ひらがに」の方がおいしいと思ったものでした。今考えるとなんと無知だったのかと反省しています。今は新型コロナで八戸から出ることができませんが、コロナが収束したら是非行きたいと思っています。もちろん保育の勉強がメインです。くれぐれも誤解がないように・・・。

1月28日(木)  「レバニラ炒め」、インパクトがあります。私がレバーを食べるようになったのは居酒屋で焼き鳥を食べるようになってからでした。子どものころ我が家では経済的理由から肉とそれに付随する「もつ系」にはほとんど縁がありませんでした。それでも「栄養価」を考えたのか母親はたまに「レバー」を食べさせてくれたのですが、これがまたなかなか口の中にスムーズに入っていきません。レバー独特の食感と味が拒否権を発動するのです。保育園の子ども達が「レバーをたべれない」というのはよくわかります。昔はレバニラといえばレバーごろごろ、ニラどっさりでしたが、我が園のレバニラはちょっと違います。レバーは食べやすいように小さく切ってあり、しかも油で揚げています。ニラを含めた野菜(もやし・人参)がいっぱい入っていて、レバーとニラの存在感を薄めています。メニューを知らない子は「肉野菜炒め」と思うかもしれません。そして「切り干し大根」。我が家は農家だったこともあり米と野菜には事欠きませんでした。冬になると大根や白菜の保存食(沢庵、寒大根、がっくら付け、白菜の漬物など)を大量に作って冬を越すのでありました。特に大根はいろんな形に変わり保存されましたが、今でも私の喉を通らないのが「切り干し大根」。理由はありません。正月に食べる「紅白なます」(大根の千切りと人参の千切りの酢和え)が両壁を作ります。我が園の調理員たちは私が「切り干し大根が苦手だ」というと頻繁に給食に出してくれます。でも今日の切り干し大根はウインナーも入っていて食べやすかったです。ランチルームを覗くと、年長組の子たちがレバニラも切り干し大根も「大盛り」にしておいしそうに食べていました。小学校に行っても十分生き延びられそうです。長坂の子ども達・・・好き嫌いはダメよ。

1月27日(水)  「八戸前沖サバ」というブランドは大分の「関サバ」宮城の「金華サバ」と並び今では知る人ぞ知るサバの呼称となっています。全国どこに行っても「さば」はありますが、八戸のサバは「しめ鯖」にすれば最高・高級なものになるそうです。私の友人に「虎鯖」(とらさば)というしめ鯖を作り、全国で売りさばいている同級生がいますが、どこに行っても「八戸前沖サバ」は人気があるようです。保育園ではしめ鯖は出せないのでだいたい「照り焼き」か「味噌煮」になります。前沖サバは大きさにも基準があるそうで、最近は品薄状態が続いているようです。今日のサバの照り焼きは、表面に白ごまをまぶしてあります。でも「ゴマ鯖」ではありません。「マサバ」です。焼いてあるので味もついていて噛み応えもあります。私は今でも「サバの味噌煮」「サバの水煮」の缶詰が好きで、酒のつまみにしますが、本当においしい肴だと思います。「具沢山の金平」はゴボウ・人参・蓮根・コンニャクなどが入っています。お母さん(お父さんやおばあちゃんかもしれませんが))が作ったおにぎりを片手にサバの照り焼きをつつく姿は、八戸の子どもらしいとつくづく思います。

1月26日(火)  今日も快晴。今日は県のこども未来課まで会議があって出かけました。久しぶりに八戸から脱出した気分でした。前回青森市に行ったのはいつのことだったか。まして新幹線に乗ったのは1年以上前のことだと思います。2年前の鶴岡市の「三瀬保育園」に環境構成の研修に行った時以来の新幹線でしょうか。おかげで乗り方をすっかり忘れていて、帰りは時間を間違えて一本乗り継ぎの電車に遅れたら見事に1時間以上遅れる羽目となりました。それにしても新幹線はガラガラ。乗る方は楽でよかったのですが、JR東日本の今後が心配です。

さて、そういうことで本日私は給食を食べていないのですが、どういうわけかお祝いのメニューでした。「赤飯」と「いちご煮」といえば青森県南部地方のお祝い郷土料理です。今日は誰かの誕生日だったのでしょうか。それとも園長が青森市に出張でいないことが分かっていたからでしょうか。実は私は赤飯が大好きなのです。小さい時からお祝いごとがあれば赤飯を食べたものです。しかも「いちご煮」は我が家でもめったに出ない料理。これはきっと調理員の陰謀に違いない。園でもめったに出ないメニューを私がいないときに限って提供するとは・・・。まあ、そうはいっても仕方がない。次の出番を大人しく待つことにします。それにしても「いちご煮」は惜しかったなあ。「うにとアワビのお吸い物」というフレーズですが我が園のいちご煮は生うにの代わりに「蒸しウニ」を、アワビの代わりに「ツブ貝」を使います。過去に何回かは本物を使いましたが、なにしろ生うにとアワビは高いのです。毎回本物を子ども達に食べさせてあげたいと思いますが、なかなかねえ・・・。今日は写真で我慢することにします。ご馳走様。

1月25日(月)  外は快晴です。園庭では「雪遊び」変じて「氷遊び」でにぎわっています。雪が程よく解けて、それが凍って固い雪、すなわち氷に近い雪の状態になっています。これがそり遊びに最適。滑る滑るどこまでも・・・。滑りすぎて危険が危ないので職員は気が気ではありません。園庭の端から端までそりが走るので追いかけるのに大変そうです。救急箱が活躍しないよう祈っています。

さて本日のメニューは「かに玉」。我が園のかに玉は「茶碗蒸し」のようでもあり「厚焼き玉子」のようでもあります。私的には「玉子プリン」が近いかなとも思います。それでもやっぱり「玉子焼き風」です。中にはカニカマのほかネギや玉ねぎ、インゲン豆などが入っています。あんをかけた状態で初めて「かに玉」と確信できます。本物のカニは入っていません。カニカマは姿・形・味がカニとほとんど変わらないので重宝な食品です。「ビーフンの野菜炒め」にはしいたけ、人参、キャベツなど野菜がたくさん入っていて色彩豊かです。炊き立てのご飯にビーフンを乗せ、かに玉と一緒にがつがつ食べると「孤独のグルメ」の井之頭五郎になった気分がします。これに味噌汁を流し込むと「日本の昼ご飯」そのものです。今日もおいしい給食で体も心も大きく育つ子供たちです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする