園長のつぶやき

こんにちは 長坂保育園の園長です。日々成長する子ども達を見ながら、日頃の思いを綴ります。

インバウンド

2024-11-13 13:40:39 | 日記

園長です。

 10月に県外へ出かける用事があり、数年ぶりに東北新幹線、40数年ぶりに東海道新幹線に乗りました。東海道新幹線には大学の友人と卒業旅行に京都へ行った時以来です。富士山は飛行機からはよく見ましたが、新幹線の車窓から見る富士山は格別の感じがしました。

 奈良には高校の修学旅行以来なので実に50年ぶりでした。柿食えば‥で有名な「法隆寺」、日本史の教科書でよく見た「東大寺」「薬師寺」「唐招提寺」などをはじめ、私の見たかった「薬師寺の阿修羅像」や「千手観音」など数多くの「国宝」も見てきました。日本という国家像を創り揚げた歴史上とても重要な時代の代物です。日本で一番国宝が多い県が奈良県だそうで、実感しました。邪馬台国から平城京、そして平安京と変遷をたどった遷都ですが、権力争いも相当なものがあったようです。国宝の建物はほとんどが戦で焼失し、何度か再建されたものがほとんどですが、日本建築の粋(技術)を極めた三重塔や五重塔は見ごたえがありました。修学旅行の時に、もう少し真剣に見たり聞いたりしていたらもっと興味深く見学できたのに残念で仕方がありませんでした。

 さて、そんな奈良での発見は、「インバウンド」でした。八戸にいるとあまりインバウンド的な風景を見ることがありませんが、たまに見る外国人ると「三沢の米軍基地」の人かな?という程度ですが、奈良、京都、東京は日本にいながら「ここはどこ?」というくらい外人が多かったです。観光地では、日本人より外国人が多い感じでした。日本人が目立ったのは「修学旅行」の団体客だけ。個人の観光客はほとんどが外人でした。道路を歩いていても日本語より外国語の方が多かったようです。昨年、北海道へ行ったときも台湾、韓国、東南アジアの旅行客が目立ったが、今回はそれに加えて白人(アメリカ、イギリス等)も多く見かけました。外人は陽気で声が大きく、耳が悪いのではないかと思うくらい大きな声で笑い、しゃべります。東南アジア系は声のトーンが高く、にぎやかです。驚いたのは、女性が一人で居酒屋に入っていることでした。しかも並んで・・・。それほど日本の治安が良いということでしょうが、私には画期的な出来事に思えました。そして驚いたのが「支払方法」です。見ているとほとんどの外人は、現金ではなくスマホ決済のようでした。バスに乗る時もスマホをかざして「OK]です。私は子どものころから「いつもニコニコ現金払い」で通してきたのでこのような状況に戸惑っています。現金を使っているのはほんの一部の外人と、高齢者が多い日本人だけでした。これを「青天霹靂」と言わず、なんというのだろうか。やっとカードで物を買えるようになった私には何とも言えない光景でした。

 八戸にいるとあまり気にならないのですが、世の中は「インバウンド」の時代です。円安・ドル高の影響もあるのでしょうが、日本がたたき売りに会っているような感じです。「安い日本」の行く末はどうなるのでしょうか。私が小学生のころ1ドルが360円でした。学校の先生からは「お前たちが大人になったら1円が360ドルになるよう頑張れ」と言われました。1ドルが80円のころもあったのですが、今は150円を超えています。せめて1ドル120円くらいになってほしいと思うのは私だけでしょうか。賃上げがすべての解決策のような昨今ですが、給料が安くても一杯1000円以内で食べられるラーメン(アメリカでは1杯3,000円だそうです)がある日本が好きです。大企業や富豪のかたには申し訳ありませんが、もう少し円が高く(強く)なり、輸入品が安く手に入り、物価も落ち着いた環境になってほしいと思います。石破総理頑張れ。トランプが大統領になるんだって・・・この先どうなるものやら・・。

 

11月12日(火)  最近、調理中の給食室からだしのような、いつもとまた違う良い香りがしていたので、何か違うものを使っているのか聞いてみました。麴入りの味噌を使っていたそうです。味噌汁がとっても美味しく、おかわりをしている子も何人かいました。麹入りの味噌は今日で全部使ってしまったそうなので、明日はまたどんな味噌汁になるのか楽しみです。今日は豚肉と大根の煮物でした。味がとても良く「これおかわりするんだ♪」と食べていましたよ。 今日は今年最後のスコップ三味線教室でした。音楽に合わせてみんなでスコップ三味線をたたき、最後は音楽に合わせて踊りましたよ。スコップ三味線が大好きな子ども達は毎回参加しているので、スコップを持った時の姿勢がとてもよく、春からの成長を感じました。(松田)

11月11日(月) 週末はきれいな青空が広がり暖かかったので、「湖に行ってきた」などとドライブに出かけた話しを聞かせてくれるお友だちもいました。今日も天気が良かったので、上着を脱いで遊ぶお友だちの姿や、帽子を脱ぐと汗で髪がしっとりとしているお友だちもいました。散歩に出かけた小さいクラスのお友だちも、きれいな葉っぱのお土産を持ち帰ってきていました。 さて、今日の給食はバター醤油味の南瓜が添えられた、『豆腐つくね』でした。ふわふわとした食感に、ほんのりシソの風味がしていてとても美味しかったです。長坂の定番メニューの『野菜の納豆和え』は、大盛りでもらうお友だちも多く、栄養満点の納豆と野菜をたっぷりと食べる事ができ、おすすめの一品です。これから寒さが厳しくなってくるので、たくさん食べて免疫力を高めていきたいですね。(若江)

11月9日(土) 今朝も気温は低かったですが、日差しが温かくサッカーをしていたお友だちは汗をかいていました。春に向けて、玄関の花壇にチューリップの球根を植えたり、残っていたひまわりや朝顔の種をとったりと、雪が降る前の準備もしていました。園庭では、キレイに色づいた桜やもみじの落ち葉を集めているお友だちや、「みてみて!」と大きく実ったかりんを指差して、友だちと眺めている子の姿など、遊びの中で秋を感じている様子でした。柿も色づいてきたので、来週には収穫したいと思います。今日の給食は『スープスパゲッティ』でした。パスタの麺はツルツルとしているので、小さいクラスのお友だちは手も使いながら食べていました。2歳児クラスの男の子は「き・き・きのこ♪」と10月の歌だったキノコの歌を口ずさみながらしめじを食べていて、とても可愛らしかったです。大きいクラスもお友だちは、「エビが○個入ってた!」「スープがおいしいよ!」などと友だちと会話しながら食べ、おかわりをしているお友だちも多かったです。同じメニューでも、それぞれのクラスにより食べている様子が変わり、成長の様子が楽しめました。(若江)

11月8日(金) 昨日は、二十四節気の「立冬」でした。暦通りに寒い一日となりました。孫が住んでいる札幌でも積雪があったようで、テレビのニュースの画面は雪で真っ白でした。いよいよ北国八戸にも冬の足音が近づいてきたようです。しかしまだ雪は積もってほしくありません。サツマイモの収穫や我が園の守り神「隅の観音様」への七五三参りが残っているからです。毎年七五三の前後に雪がちらつく八戸なので少し心配です。さて、本日は、子ども達が大好きな「胡瓜のニンニク漬け」でした。これはメインではありませんが、我が園で一番人気がある食べ物です。キュウリの浅漬けにニンニクのエキスがたっぷり混ぜ込められており、香りも良く、ポリポリとした食感も満足度を高めているようです。保育参加日の保護者の試食会でも一番人気です。メインは、「揚げ豆腐の五目煮」で、豆腐に絡まった餡が食欲を誘っていました。我が園のランチルームは今日もにぎやかです。

11月7日(木) 今日は外に出ようと玄関にきた子ども達から「雪降ってるかな~」「降ってたらいいね!」「降ってないんじゃない?」と雪を楽しみにしているような会話が聞こえてきました。今日の朝はピリッと寒くなり、少し前の週間天気予報は雪の時もあったので、それを覚えていての会話だったのだと思います。残念ながら雪は降りませんでしたが、大人はいつ雪が降っても良いように、タイヤの交換と雪かきの準備も少しずつ始めていきたいですね。 さて、今日の給食は赤魚の煮魚でした。魚は人気があり、おかわりで小さい魚しか残っていないと、少し残念そうに「小さいのしかなかった…」と言っている子がいましたが、美味しそうに食べていましたよ。野菜の胡麻和えは甘みがあり、美味しかったです。(松田)

11月6日(水) 今日の朝はだいぶ冷え込みました。晩秋から初冬の雰囲気が漂っています。夜はひょっとすると「初雪」があるかもしれないと朝の天気予報で言っていました。さて今日の献立は「味噌チキンカツ」でした。鶏の胸肉を食べやすい大きさに切り、カラッと揚げた後、白ごまがたっぷり入った味噌味のソースがかかっていました。チキンカツはしっかりとした食べ応えがあり、子ども達は喜んで食べていました。もう一品は「スパサラダ」。我が園では久しぶりの登場です。マカロニやポテトが多いサラダですが、スパゲティのサラダもなかなか良いものです。本日の汁物は「ジャガイモとわかめのスープ」でした。いつもの味噌汁は味噌チキンカツと被ったので洋食風にしたようですが、ジャガイモとわかめにはやっぱり「みそ」が合います。午後からは「共生型通所介護施設二重まる」さんと交流会があります。老人施設との交流会は、コロナ禍のあと中止としていましたが、老人と子どものコラボはどちらにも重要で大切だと思います。最近のコミュニケーション不足には良い試みだと思います。

11月5日(火) 今日は連休明けの登園。お休みの日の楽しかった出来事を教えてくれました。子ども達の中には「こどもの国」と「こどもの森」に行った子がいたようです。「僕は国!」「私は森!」と教え合っていました。子ども達と一緒に聞いていて、「この子は国、この子は森」と、とても分かりやすかったです。さて、今日の給食は八宝菜でした。白菜、人参、木耳、タケノコなど具沢山。ご飯によく合う一品でした。酢の物は少し酸っぱく、甘みが少しだけほしいな、と私は思いましたが、子ども達は逆にこのさっぱりさが良いのか、モリモリ食べていました。なめこの味噌汁は、なめこがするするとフォークから逃げ、先生たちが「お椀をもって、こう食べたらいいよ」と食べ方を教えていましたよ。 暖かい11月だなとは思うものの、朝晩の寒暖差があり紅葉もきれいに色づいてきました。食欲の秋、芸術の秋、読書の秋、スポーツの秋、子ども達には自分の好きな秋を楽しんでほしいと思います。(松田)

11月2日(土) 今日は、0・1・2歳児の発表会でした。0歳はそこにいるだけで「かわい~」の声。1歳児は会場の雰囲気とにらめっこ。2歳児は、それなりにセリフを言い、「オオカミと七ひきの子ヤギ」を楽しんでいました。会場には120人を超える保護者が詰めかけ、我が子の一挙手一投足に歓声をあげていました。我が園の発表会は、必ず自分の意思表示をする場面があるので、保護者の熱い視線に応える子ども達に拍手をおくりたいと思います。来月は3歳以上の発表会があります。こちらは異年齢での発表や劇などがあり、我が園の取り組みがしっかり見える場になっています。春からの子ども達の姿を撮ったスライドショーも見ものです。お楽しみに・・・。さて、本日は、発表会ということもあり、ランチルームは静かでした。メニューは「麻婆丼」と「セロリとイカのマリネ」でした。久しぶりのセロリでしたが、子ども達はモリモリ食べていました。麻婆丼は辛くないので子ども達には人気があります。

11月1日(金) 今日から11月です。玄関の新しくなった誕生表を見て、「なんで着物着ているの?」と興味津々でした。子ども達、よく見ています! 11月は明日の012歳児の発表会から始まり、七五三もあります。寒さが厳しくなってくる季節ではありますが、11月の行事を楽しんでいきたいと思います。 さて、今日の給食はさつま芋のサラダでした。さつま芋の甘みがほどよく、子ども達にも人気がありました。肉野菜炒めは、玉ねぎ人参もやしなど野菜たっぷりでしたが、ごはんとも合いおかわりもどんどんなくなっていましたよ。 10月下旬ごろから、おなかの不調を訴える子が多くなってきました。寒くなってくると、おなかの風邪も流行ってきます。手洗いうがいをしっかりと行って体調管理をしていきましょう。(松田)

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