園長のつぶやき

こんにちは 長坂保育園の園長です。日々成長する子ども達を見ながら、日頃の思いを綴ります。

学習発表会

2010-10-30 14:37:11 | 日記
園長です。
 ここ2,3日、肌寒い日が続いています。今日は、近くの江南小学校の「学習発表会」がありました。私が小学生の頃は「学芸会」と言う名で行なっていましたが、よこしまな考え方をすると、小学生に「芸」とは何だ、怒られそうな気がします。この小学校は長坂保育園が出来て1年後に開校した、兄弟のような関係です。
 さて、学習発表会では、お馴染み「合唱」をはじめ、合奏、劇など学年ごとに趣向を凝らした出し物を見せてくれました。私が特に素晴らしいと思うのは、部活動で取り組んでいる「法霊神楽」です。法霊(ほうりょう)神社の神楽は国の無形文化財にも指定されている由緒正しい神楽です。その神楽を小学生が受け継いでいるのです。地方の伝統文化をこの小学校は部活に取り入れ保存しようとしています。素晴らしい試みだと思います。当園の卒園児達も多数参加してきました。八戸の夏は「三社大祭」というこれも重要文化財に指定されているお祭りがありますが、この行列にも加わり、地域の伝統文化を支えています。
 昨年はインフルエンザのために行なわれなったのですが、その分今年にかける意気込みを感じました。特に6年生の劇「ベニスの商人」は、一人ひとりが堂々と役になりきり、最後の判決の部分では感動し、涙が出そうになりました。まさに「一人一役、全員主役」の劇でした。幕が下りてもしばらく拍手が止まなかったのは、私と同じ思いだった人がたくさんいたということだと思います。江南小学校の学習発表会は私達の園にもとても参考になる取り組みがたくさんありました。少し勉強させてもらうことします。幼保小連携の重要性を目の当たりにした学習発表会でした。ありがとうございました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北からの訪問者

2010-10-28 15:26:46 | 日記
園長です。
 移動性高気圧が大陸からの寒気を南下させ、ここ数日最高気温が10度にも満たない日が続いています。昨日は風も強く、さらに体感温度を下げたようでした。ここ数日は、仕事が忙しく、帰りも比較的遅くなっています。朝はともかく、夜の犬の散歩はたまに手抜きをしたくなることもあります。先日、暗くなってから犬を散歩に連れ出すと、空の上でなにやら「ギャ、グエ、ゴギャ」などと鳥の鳴く声が聞こえました。どうやら「冬の使者・白鳥」が飛来してきたようです。この白鳥は、集団で行動することで有名な鳥ですが、きっとそのときもリーダーを先頭に、見事な逆V字型で飛んでいたに違いありません。長い首をまっすぐ伸ばし、悠然と飛んでいく姿には、感動を越え、畏敬の念さえ感じます。これからは毎日のように北からの渡り鳥が羽を安めにこの地へやってきます。鳥インフルエンザは怖いものの自然の営みには敬意を表さなければなりません。しかし、昨年から「餌付け禁止」になった越冬地も多く、渡り鳥には厳しい世の中になったようです。
 この時期は、ここ八戸では秋から一気に冬を感じるようになります。ちょうど見ごろの紅葉も木枯らしが吹けば則、枯れ木に早変わりです。「最後の一葉」のように壁に葉っぱの絵を書きたくもなると言うものです。でも寒ければ寒いなりの楽しみもあります。最近我が家で幅を利かせてきたのが「鍋物」です。肉、野菜が一度に取れ、栄養も申し分ありません。我が家で一番人気の鍋は、「湯豆腐」です。シンプルに昆布でだしをとり、ポン酢で食します。豆腐はできれば「西村の豆腐」が理想なのですが、作り手がなくなり、最近は市販の豆腐で我慢しています。最近は一丁何百円もするような高級な豆腐が出回っているようですが、国産の大豆をたっぷり使って作った「西村の豆腐」みたいな豆腐が私は大好きです。この豆腐は時間がたってもやわらかく、俗に言う「膨張」しない豆腐なのです。遺伝子組み換えも当然していません。体によく、味もおいしい地元の食材を大切にしたいものです。我が家の鍋料理は数え切れないバージョンがあるのでその内ゆっくり疲労・・いや披露したいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

総合避難訓練

2010-10-21 15:55:09 | 日記
園長です。
 今日は、総合避難訓練を行ないました。いつもは、保育園の中だけで行なうのですが、この「総合避難訓練」は、お向かいの「近田会計事務所」さんが協力してくれるので、結構大々的に行なっています。園児、職員、会計事務所の職員合わせて約160名近くが参加します。近田会計さんからは、道路の整理、こども達の誘導を担当してもらっていますが、若い女性の職員もたくさんいて、「わあ、かわいい」などといいながら避難車を覗いています。今日は社長さん自ら道路の整理をしてくださっていました。直線距離約200メートルの長坂公園までの避難ですが、とても助かります。今回は社長さんのあいさつも予定に組み込まれていて、「今日、私は人気者になりました。」と喜んでいました。こういう地域福祉に貢献、協力してくれる会社が近くにあることは本当にありがたいと思います。やはりトップの考え方が大切なようです。予断ですが、この避難訓練の報告書を分遣所に届けるのですが、分遣所の職員曰く「地域でこんな避難訓練をしているのは珍しい。」ようです。これからもよろしくお願いしたいと思います。
 避難訓練といえば、「火災報知機」。今回は調理員が直接「非常ベル」のボタンを押したので、主ベル、副ベルとも一斉に鳴り響き、事務室でマイク誘導する私の耳が大変なことになったのでした。今回も非常ベルに反応したセコムの機械が、非常事態を知らせていましたが、セコムに連絡しておいたお陰で支障はありませんでした。前回は、こども達が避難しても「オチツイテヒナンシテクダサイ」と機械音で避難を指示していましたが、今回は前回の反省を活かしました。いつもは「面倒くさいなあ」と思うセコムですが、今日は頼もしい味方になったような気がしました。
 また、今回は地域子育て支援「ねっこジュニア」の日だったので、参加した9組の親子も一緒に避難訓練をしました。家庭ではなかなか避難訓練をすることもないので、楽しそうに参加してくれました。何事も経験、体験が大切です。初めての避難訓練はきっとどこかで役に立つことと思います。最近、地震も多いので次回は地震の訓練もして見たいと思います。ご協力よろしくお願いします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ぎっくり腰

2010-10-10 11:14:53 | 日記
園長です。
 アフラックのCMに「私には夢がある 希望がある そして持病がある」というユニークなCMがあるが、私にも持病がある。「ぎっくり腰」と言われるとても厄介な奴だ。この痛さを知らない者にとっては、これは「カラヤキ病」であり、「なまけもの病」と見られてしまうからだ。しかし、これを患ったことがある人だと、物分かりがよく、とても親切になる。今回のぎっくりは、そんなに重症ではないが、それでも歩き方は「猿の惑星」に出てくる猿のようにガニ股で腰から上と下のバランスが著しく悪い。この厄介者と付き合いを始めたのは、かれこれ7,8年前になる。呼吸まで困難なくらいで、運転はもちろん、寝返りさえも苦痛を伴うものだった。それまでは気力と忍耐でなんとかしのいでいたが、この時ばかりは、病院へ連れて行ってもらった。本当に歩くことも、立ちあがることも、喋ることもできなかったのである。それに比べたら今回は「へ」みたいなものなのだが、これもなかなか侮れない。7日に「くしゃみ」が原因で始まったのだが、3日後の今日10日も痛さが引かない。それどころか、気温の低下とともに痛さが広がっているような感じさえする。せっかくの連休なのにとても残念である。誰か「ぎっくり」の良い対処方法を知っている方は教えて欲しい。ノーベル賞が話題で賑わっている時期ですが、この病気を治す薬、方法が発明されると確実にノーベル賞候補になると思うのだが・・。外科、神経科、整形外科のお医者さん、なんとかしてください。お願いします。明日、どうしてもゴルフに行きたい園長でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本代表アルゼンチンを破る

2010-10-09 10:03:11 | 日記
園長です。
 遂に日本が、サッカー強豪国アルゼンチンに勝った。歴史的勝利だと思う。これまで6戦全敗の日本が、代表監督が変わったとたん、目を見張るような攻撃を見せた。指導者の存在がこれほど大きいとは思わなかった。サッカーはやはり守っているばかりでは面白くない。点を取ることで攻撃も守りも変わってくる。取られてからだと気持ちが空回りして上手くいかないことが多い。この前のライオンズ杯サッカー大会の長坂保育園のように・・・。
 ゲームが始まる前に、新監督のザッケローニと中田英俊の対談が面白かった。中田さんが新監督に、日本の足りないところは何か、と聞いたところ、過去の日本は、監督やコーチから言われたことはするが、自分から主体的に考えて動くことがない。と言っていた。これは代表選手になってから覚えるものではなく、ユースから鍛えていかなければ育たない。つまり、自分で考えて、次の行動に移すのは、小さいときからの訓練が必要なのだと言う。これは、私が9月にD級コーチの認定講習会に参加したときも講師のインストラクターが言っていた。これまでの教育は知識詰め込み型で、言わないとしない、言われるまでしない、いわれた事しかしない。これでは世界で対等に戦って行けない。と言うことであった。昨日のテレビでも同じことを言っていたので、やはりこれまでの教育は間違っていたのだろうと思う。
 大人が関わりすぎると、指導型になってしまうので、小さいときは、見守りに徹し、子供の発想、発見、工夫を大切にしたい。子供のときに必要なことは、大人が教えるのではなく、子ども自身に発見してもらい、解決していく能力を培って欲しい。
 今回のアルゼンチン戦はそういう意味でも興味深い戦いだったと思う。選手自らが監督の意思を読み取り、自分達で考えて、状況により戦い方を変えていく・・・。これからの日本のサッカーが益々面白くなりそうだ。私達の目指す保育もそうありたいと思う。「自分で考え、自分で選び、自ら行動できる子」になるよう、保育の環境を整え、私達は、子供たちが必要な時に手を貸して上げられるような「見守り」に徹することで子どもたちの成長を促すことができるのではないだろうか。サッカーと保育、全く違う分野のようでも、実は同じ問題をはらんでいることがわかった。そのことがわかっただけでも、昨日のアルゼンチン戦は価値があったと思う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする