園長のつぶやき

こんにちは 長坂保育園の園長です。日々成長する子ども達を見ながら、日頃の思いを綴ります。

2017カレンダー

2016-12-24 11:35:02 | 日記

園長です。

 今年も残すところあと3日。1月から手帳代わりにメモしてきたカレンダーの余白もいよいよ最終段階です。保育園は4月から3月までが1年間の年度ですが、カレンダーは大概1月から12月までになっています。

 年末の園長の仕事の一つに「カレンダー作り」があります。1年間の子どもたちの様子を撮った写真をクラス毎に厳選し、その写真を来年のカレンダーに取り入れ園児に配るのです。手前味噌ですが、評判はいいようです。しかし、先生たちは大変です。全員がそろっている写真は珍しく、たいてい何人かお休みしたり、あっち向いてホイ、などして顔が見えなくなっています。そうすると一人一人の写真選びが始まります。今年は6クラス分18カットのカレンダーを園児分、その他支援センターの「ふれあい広場」に参加した子供たちの分も作成しました。結構な分量と時間がかかりました。でも子どもたちの1年間の集大成と来年への期待がわかります。子供の成長記録として6年間とっておくと見ごたえがありそうです。特に年長組はほとんどがサッカー大会の写真になっており、子ども達が何を手にしているかで結果がわかるようになっています。今年は3位のカップが輝いていました。どこにも売っていない長坂保育園だけのオリジナルカレンダーです。

 今日は12月24日。クリスマスイブです。昨夜からの雨が雪の代わり、「ホワイトクリスマス」になりました。ここ数日、冬にしては気温が高く、暖冬だと思い込んでいましたが、今日から寒い日が続き、年末年始は例年通りの冬の気温となりそうです。ここにきて、少しだけ園内が騒がしくなりました。インフルエンザはまだ発症していませんが、「ノロウイルス」が小さい子の間で流行の兆しがあります。今日も何人か保育園で嘔吐し、各家庭へ連絡していました。大体は「病院」で感染してくるようで、予防のために早めに行って、「感染」してくる子が多いようです。まあ、明日はお休みだし、今年もあと3日、集団感染は年明けが怖いです。今年のノロウイルスは、「進化型」だそうで、これまでの免疫がほとんど効かないそうです。新型インフルエンザの時もそうでしたが、「新型」とつけばこれまでの予防が全く無意味になることも多く、情報はしっかり収集しておいた方が良いようです。保育園でも例年行っている「餅つき」を今年は感染症予防を含めて、相談した結果、少し工夫したようです。最初は餅つきなし、との議論もしていたようですが、「子どもたちにはいろんな本物を経験させてあげたい」という私の方針で、餅つき自体はおこなうことになりました。保育園はいろんな菌が運ばれてくるので対処が大変ですが、子どもたちのために、いろいろ作戦を練っています。保護者の要望も最近多くなりましたが、私たちは「子供第一主義」で物事を考え、計画しています。大人の個人的(子どものことではなく保護者自身の問題が多い)なるべく後回しにしていますのでご了承いただきたいと考えています。

 さて、ホワイトクリスマスの今夜は、各家庭でクリスマスパーティが行われるようですが、たくさん楽しんでほしいと思います。我が家でも1歳と5歳の孫のプレゼントを選ぶのに1日かかりました。子どもにとっては「クリスマス」、大人にとっては「クルシミマス」にならないよう、私たちも心に余裕をもって、クリスマスを楽しもうと思います。

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12月

2016-12-20 11:58:56 | 日記

 園長です。

 久々の登場。12月は何かと忙しく、ブログに向かうことができませんでした。というよりは、体調が芳しくなく、文章を書こうとする気が起きなかったことが原因だと思います。3日の発表会の後からつい最近まで「ストレス性湿疹」が、全身に広がり、病院を2件も掛け持ちしながら治療を続けました。8,9日の東京行が症状を悪化させたようです。そして、「飲酒」も大きな原因の一つだとわかりました。でも、しかし、「酒を断つ」勇気はなく、少しづつだらだらと飲み続けています。忘年会もキャンセルし、多大な迷惑をかけましたが、いましばらくの辛抱です・・・と自分を励ましています。22日には全開・全快で飲みまくりたいと思っています。できるかなあ。「酒を断つ」という言葉は、亡くなった父が糖尿のために飲酒禁止令が医師から出されたときに「自書した宣誓書」の言葉です。今でも実家に行くと廊下の片隅に掲額されています。ただ、症状が良くなると「焼酎」を飲んでいました。本人いわく「焼酎は酒ではない」と言い訳していました。なんという呑兵衛でしょう。私もだんだん当時の父の年齢に近づき、少し心配ではあります。

 12月19日は両親の命日でした。私の父は15年前に他界しました。母はその3年後に同じ12月19日に他界しました。母は11月に倒れて、その後意識が戻ることなく1か月後の父の命日に亡くなりました。長年夫婦をしていると気が合うのでしょうか。いつもは喧嘩ばかりしているように見えましたが、それなりに心が通じ合っていたのでしょう。今頃は天国で二人で向き合い、熱い渋茶でもすすりながら、出来の悪い息子たちを眺めていることでしょう。

 さて、今月も残すところあと10日となりました。1号認定の子は21日から冬季休園に入ります。保育園自体は28日に「餅つき」と「終業式」を行い、2016年を閉じます。今年もいろんなことがありました。保育園の子どもたちは元気に活躍しました。サッカー大会はもちろん、地域との交流、小学校との交流、老人施設へも慰問、交流に出かけ、社会の一員として生きていけるよういろんな体験をしました。園内では食育の一環として取り組んでいる「畑の野菜つくり」や「クッキング保育」など子どもたちの関心を深め、「やってみたい」ことを後押ししています。歩けなかった子が歩くようになったり、片ことしか言わなかった言葉が機関銃のように飛び出している子など、それぞれの成長がはっきり確認することができます。3日に行われた「発表会」は狭い会場で、お叱りも受けておりますが、いつもの場所でいつものように普段通りの保育を「定点観測的」に観ることができ、保護者ともども満足度が深かったようです。子どもたちと職員に感謝したいと思います。

 今年は、夫婦で長野の「善光寺」にも行ってきました。「牛にひかれて善光寺」ではありませんが、妻に連れられて初めて行ってきました。本堂の中にある秘密のカギをめざしての「お戒壇めぐり」は、久しぶりで真っ暗な中を歩きました。一度目は探り当てられなかったので2度も暗闇を歩きました。これっていいことなのでしょうか。まあ、そんなこんなで善光寺の後は今年の大河ドラマで盛り上がった「真田の里・上田」まで足を伸ばし、おいしいそばと熱燗をいただきました。どこに行ってもお酒だけは外せません。上田の銘酒「亀齡」(きれい)はとても飲みやすくおいしいお酒でした。八戸から長野まではたったの4時間とちょっとでいけることがわかりました。善光寺にも行けたしとても良い年だった思っています。

 考えてみれば「厄年」、しかも「本厄」だった今年。順調ではなかったこともたくさんありましたが、何とか年末を迎えることが出来ました。家族に深く感謝したい思います。来年は「後厄」だそうで、まだまだいばらの道は続きそうです。おいしいお酒をいただきながら「ナルヨウニナルサ」を合言葉に1年を過ごしたいと思います。まずはこの「ストレス性強悪湿疹」を退治しないことには話になりません。昨日あたりから久しぶりに「ヘルペス」の症状も出てきたようです。あれは治るのに時間がかかるんだなあ。特に唇が・・・。これも「厄年」のせいなのでしょうか。歳はとりたくないですが、厄年からは早く逃れたい思いです。12月はいろんなことが起こり、楽しくもあり、悲しくもあり、いろんな思いをさせてくれる月です。

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発表会前日

2016-12-02 15:11:05 | 日記

 園長です。

 今日は、嵐のような天気です。雨は降っていませんが風が台風のようです。「虎落笛」(もがりぶえ)が吹きまくっています。虎落笛というのは、俳句で言うところの冬の季語で、木の枝や電線に強い風が当たると「ぴゅーぴゅー」若しくは「ひゅーひゅー」と聞こえる音のことです。これは私が高校時代に国語の時間に作った俳句で使った季語で、国語の先生が読めなかった漢字です。こんな些細なことが優越感となって長い間記憶にとどまっているものなんですね。

 さて、明日は今年最後の大イベント「クリスマス発表会」が行われます。わが園は子供たちの成長を定点観測的に保護者に伝えるため、運動会と発表会を行っています。この日のために特別なことをするということではなく、これまでの保育の積み重ねを見ていただくために行っています。わが園の「発表会のテーマ」は「一人一役全員主役」です。自分の声で、自分の力で表現をすることに主眼を置いています。また、異年齢児で行う「異年齢児3部作」(今年は3歳以上の人数が過去最高になったので4部作になりました)は発表、劇など職員と子どもたちが工夫して作り上げた楽しい出し物になっています。今年は年間テーマが「絵本」になっているので、絵本にちなんだ出し物が主になっています。お話キャラバン隊も出てきます。やはり子供たちにとって、非日常の出来事は思いのほか記憶に残っているようです。

 また、第2部の「歌・合奏」では、年齢ごと(クラスごと)の編成で、年齢の違いを保護者に知らせています。毎年、年長の合奏を聞いて涙を見せる父兄が続出します。今年は1年間のスライドショーを1部と2部の間に行い、より感動を誘おうと保育士たちの狙いがあるようです。今年は感染症も少なく、全員が元気な姿を見せてくれそうです。今夜から未明にかけて強風と寒波が襲来する予報ですが、子どもたちの熱気に押されて少しずれくれればうれしいと思っていますが、どうやら雪が落ちてきたようです。さすが「雨男」、最近は「雪男」とも呼ばれていますが、天気が悪いのはすべて私のせいになっているようです。保護者の皆さん、開園は午前7時です。くれぐれも体調を崩さないようお願いします。明日はよろしくお願いします。

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