園長のつぶやき

こんにちは 長坂保育園の園長です。日々成長する子ども達を見ながら、日頃の思いを綴ります。

お騒がせ

2011-08-27 13:28:30 | 日記

園長です。

 長い長いお休みをして申し訳ありませんでした。7月、8月は殺人的スケジュールに追われブログまで手が延びませんでした。この間、高校野球で地元光星学院が準優勝を果たし、感動もさめない内にレギュラー選手の飲酒が表に出て、世間を騒がせてしまいました。特待制度のあり方が問われそうですが、その前に、社会のルールをわきまえて欲しいと思います。私もあまり偉いことを言う資格がない高校生だったので多くは語りませんが、他人に迷惑をかけるような行動は厳に謹んで欲しいと思います。「外人部隊」については、学校の考え方もあるのでわかりませんが、地元住民としては地元のこども達が活躍すればもっと応援に熱が入ったと思います。どうやら高野連の処分は「厳重注意」で済んだようですが、これからの若者達には社会の一員としての自覚を持ってもらいたいと思います。

 菅総理が辞任しました。新聞では「最大不幸 最低総理」と揶揄されての退陣でしたが、やはり最大の原因は「総理の器ではなない」ということではないでしょうか。確かに東日本大震災の不幸はありましたが、言動や説明には私でも「何それ、違うんじゃない」と思ったことがいくつもありました。世間では「脱原発」に拍手を送っていますが、これからのエネルギー事情を良く考えてから発言して欲しかったと思います。日本が戦前前の生活レベルに逆戻りしても好いのなら批判はしませんが、1億2千万人の生活、雇用を考えると、「減原発」くらいにして欲しかったと思います。まあ、誰が総理になっても千年に一度の大惨事+原発事故の処理は大変だったと思いますが、それでももう少し何とかならなかったのかなあという気持ちが強いのは私一人だけではないと思います。29日には新代表、30日には新総理が誕生するようですが、身内からも外側からも信頼され、日本と言う国の方向性をしっかり定め、導いてくれる人になってもらいたいものです。納得できれば私達も少しくらいの痛みには耐える覚悟があります。これからの若い人たちが「日本人」として世界に胸を張って生きていける国作りを目指してもらいたいものです。

 さて、今日の朝、こども達が私の元へ、どやどやとやってきて、「この虫、なあに。」と聴きに来ました。最初は「ゴキブリ」かと思ったのですが、後ろ足が長く、しっかりした甲羅(硬い羽)があります。色は黒。私のこれまでの経験では、幼少時代によく沼で見かけた「ゲンゴロウ」ではないかと思いました。ただ、こども達は、保育園のコンクリートの壁にとまっていた、と言い張ります。ゲンゴロウって空を飛んだっけ・・・?近くには池も沼もありません。先日降った雨が少したまっているくらいです。久しぶりに「昆虫図鑑」を紐解き、こども達とああでもない、こうでもないと言いながら探した結果、やはり「ゲンゴロウ」ということで決着しました。どこで判断したかと言うと、一人の子供が「ゲンゴロウだったら水に入れると泳ぐから、水に入れてみようよ。」という実験でした。少し大きめの透明な虫かごに水をいれ、その中に虫を入れると・・・見事に後ろ足で水を蹴って泳ぎだしたのです。こどもの発想は素晴らしい。図鑑で解決できると思っていた私は深く反省しました。それにしても、最近では滅多に見ることが少なくなった「ゲンゴロウ」や「タガメ」ですが、自然環境が少し改善されてきた証拠なのでしょうか。人間の便利さを追求する変わりに捨て去られた生き物の環境をもう一度見直したいものだと思います。でもゲンゴロウに羽があり、空を飛ぶなんて、私も知らなかった。子ども達の観察眼に驚きです。

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どうした民主党

2011-08-05 16:03:47 | 日記

 園長です。

 「こども手当」が12年度から廃止になりました。子どもは地域の宝、国の宝、社会全体で子育てをするという大義名分で政権奪取したはずなのに・・・。管総理を辞めさせる手段として取引に使われてしまいました。管総理にはがっかりさせられましたが、民主党の対応にはそれ以上に減滅してしまいました。「こどもの施策は最優先課題だ」といいながら、恒久的な予算もつけず、自分達が掲げた目玉政策だと豪語していたのに・・・信じた国民は、不信感がいっぱいだと思います。

 最近の国の方針は、政治の失政で世界の笑いものになっています。いい加減思いつきで行なう政治はやめてもらいたいと思います。確かこのこども手当は、未納の「保育料」や「給食費」にも充てられるという判断だったはず。まして若い世代はこども手当に大きな期待をかけていたと思います。たった2年で廃止にさせる日本の政治には不信感を通り越して、憤りすら覚えます。

 ここ数年の保育園は、幼保一体化、こども園制度、総合施設など方向性がはっきりしない国の方針で大揺れです。たった2,3年先が見通せない国の方針とは何なのでしょうか。このこども手当がなくなることで、きっと保育改革も先送りになるのでしょう。自民党が堕落し、民主党は自ら瓦解し、この国は国民をどうしたいのでしょうか。未だに解決の行方も見えない福島の原発もそうですが、すべて対応が後手後手に回り、先を見越した考え方が伝わってきません。本当に国は私達の味方なのでしょうか。想定外の出来事に想定内の仕組みしか考えられない国には期待が持てないのかもしれません。それでも、国には、こども達を見守る義務があります。こどもをないがしろにする国は滅びるのです。「こどもは私達の未来である」というこども・子育て新シムテムの理念だけは捨てないで欲しいと思います。

 

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真性老眼

2011-08-01 13:05:49 | 日記

園長です。

 最近、字を読むのが大変になりました。昨年辺りから、なにか新聞の文字が読みにくくなっていましたが、最近は、めがねをかけていると全く文字を読み取ることが出来ないくらい「老眼」が進んでいます。私は元来、強度の「近視」と、男なのに「らんし」も持っています。小学校の頃勉強しすぎて(勉強にもいろんなジャンルがある)、めがねをかけるようになり、中学、高校では野球部だったのでめがねがなくては生活できない体になっていたのです。大学時代は動機が不純なことがしたくくて、その頃はやっていた「ソフトコンタクトレンズ」をつけたこともありますが、生来が怠け者なのでレンズを毎日煮沸して洗うことができず、1週間もしないうちにコンタクトは断念しました。名誉のためにいい訳をしますが、「動機が不純なこと」とは、皆さんが考えるような「いかがわしいこと」ではありません。単純に海で「サザエ」や「うに」を採りたかっただけなのです。めがねをかけて水中眼鏡はかけれなかったのです。当時は少し海に潜れば「うに」がどんぶりに山盛りくらい取れたのです。友達に漁師の息子がいていろんなことを教えてもらいました。初めて「焼きうに」(浜では「焼きカゼ」と言っていた。)を食べたのもその時でした。

 話しが青春時代のほうに向いたので修正します。字が読めないと言うのは苦痛です。読みたくても焦点距離が合わないのです。最近は新聞を読むときは、メガネをはずして、両手で新聞を持ち、顔を洗うようにして新聞を読んでいます。はっきり言って「疲れます」。でもメガネをつけて読むと、見えないばかりか、頭自体がボーっとして何が書いてあるかわからなくなります。目が見えないということは本当に「辛い」ことなんです。最近、頭がスッキリしないのはこのせいだったのかも知れません。

 頭がスッキリしないと言えば、最近、文章を書くのが苦痛になってきました。作家みたいに書いているわけではありませんが、毎月書いている「園だより」でさえ、書けなくなります。たったの1行もかけないときもあります。これもみんな「老眼」のせいなのでしょうか。昔、年寄りが針に糸を通せなくて、こどもの私達に手伝わせていましたが、あの頼む気持ちが、今、痛いほど良く判ります。2ヶ月くらい前、指に「とげ」が刺さって、針で抜こうとしましたが、針先が見えないのです。とげ自体も見えなくて本当に困りました。・・・こうして私達は大人になっていくんですね。夕涼み会のときに「メガネや」さんに勤めている保護者に聴いたら、「すぐ店に来てください。園長用に素晴らしい老眼鏡を作ります。」と言われました。素晴らしい老眼鏡ってどんなものなのでしょう。歳をとるのは仕方がありませんが、目が見えなくなるのは困ります。私もいよいよ東国原さんみたいに老眼鏡を鼻にかけて、下からじろっとにらみつけるようになるのでしょうか。目が見えなくなると頭の中でいろんなことを考えてしまいます。でもすぐ忘れてしまうのはやはり歳のせいでしょうか。

 昨日から「八戸三社大祭」が始まりました。我が家では「中日」の夜間運行を見に行こうと思っています。近くは見えなくても遠くがよく見えるのは、嬉しいことです・・・多分。

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