園長のつぶやき

こんにちは 長坂保育園の園長です。日々成長する子ども達を見ながら、日頃の思いを綴ります。

「3ダケ」主義

2015-01-30 20:23:13 | 日記

園長です。

 年が明けたら、少しは暇になるかと思っていたら、甘い考えだったようです。年明け早々から、各種会議や会合があり、自分の仕事がほとんど出来ませんでした。この状態が続くと、私の寿命もほどなく終わりを告げられそうです。

 それでも中にはとても勉強になる会合もあります。1月20日に行われた「異業種」の会合、ハッキリ言うとある銀行の新年会だったのですが、ここで来賓のあいさつをした八戸では有名な弁護士さんの話がとても心に残っています。

(話の要旨)「最近、3だけ主義という言葉を良く聞きます。今の社会を現わしている言葉だと思います。「今だけ」「自分だけ」「お金だけ」という主義だそうです。将来のこと、他人のことはどうあれ、今、自分だけが良い思いをすればよい。」ということだそうです。今話題の「イスラム国」も究極の「3だけ主義」と言えるのではないでしょうか。後藤さんの速やかな解放を期待したいものです。さて、そういうことで、今の日本は、末期的な症状がいたるところで噴出していますが、これまで培ってきた日本の伝統、謙虚さ、勤勉さ、我慢強さはどこに行ったのでしょう。今こそ教育を見直す良い機会なのではないでしょうか。幸い、今年4月から「こども・子育て支援新制度」が発足します。家庭の教育機能・保育機能の崩壊が叫ばれ久しいですが、ここは日本民族の継続が問われています。今だけ、自分だけ、お金だけ・・・の思いを捨て去るきっかけにしてほしいと思います。

 異業種の人との関わりは、井戸の中の私たちに大きな示唆を与えてくれます。保育の世界と教育の世界は「狭い」ものだと感じています。どうしても「壁で囲まれた世界」に慣れてしまっているのでしょう。私たちはもっとほかの世界も覗いてみる必要がありそうです。そこから自分たちの世界を確認することも大事なのではないでしょうか。

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インフルエンザ警報

2015-01-26 13:10:33 | 日記

園長です。

 インフルエンザが流行しています。八戸市では1月そうそう「インフルエンザ警報」が発令されていましたが、ようやくわが園にも、襲い掛かってきたようです。今までは単発、あるいはクラスから2~3人程度でしたが、本日(月曜日)3歳未満の子供たちの罹患が目立ってきました。2ケタになるのかならないのか、とても不安です。職員も顔が隠れるくらいのマスクで防御していますが、いつその砦が崩されるのかこちらも心配です。職員は全員インフルエンザの予防注射をしているのですが、これまで今年は3名もかかっています。型が合わなかったのかもしれません。もう少しで「立春」です。気温は高めですが、これからも予防作戦が必要なようです。

 さて、1月24日(土)は、八戸市保育連合会主催の「保育の集い」が開催されました。保育士、園長のほかに小林八戸市長、衆議院議員大島理森先生、参議院議員滝沢求先生をはじめ青森県議会議員、八戸市議会議員、社会福祉・保育関係の方々の参加で総勢800名の大イベントになりました。今年は保育園制度が大きく変わる「こども子育て支援新制度」が4月からスタートするので、話題が尽きませんでした。集まった保育士も約750名。各テーブルは必ず、違う園同士が組み合わせてあり、違う園同士の情報交換もあったようです。このイベントの趣旨は、「会員同士の交流・親睦」が主なので、難しい話や講演会はありません。これからの保育界を考えるとこれでいいのかどうか考えが分かれるところですが、今年はとりあえず・・・・終わりました。

 第一部式典では、永年勤続表彰も行われました。今年は6名が表彰され、わが園の保育士も1名、その栄誉にあずかりました。表彰状を渡すとき、いつもと違う顔つき・雰囲気に思わず吹き出しそうになりましたが、無事に手渡すことができました。私は最近、歳のせいか「滑舌」が悪くなり、よく言いよどんだり、読み直しをすることが多くなりました。今回はそれが許されないので、私自身もとても緊張していたのが自分でもわかりました。予行練習は、3回もおこないましたが、見事に毎回トチッてしまいました。本番も少し怪しいところがありましたが、うまくごまかしたと自分では思っています。大勢の前で何かをすることは本当に緊張します。できればあまりやりたくない仕事だとつくづく思いました。任期はあと2か月・・・もう少しの辛抱です。

 

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保育のつどい

2015-01-23 14:26:29 | 日記

園長です。

 27年が始まってもう20日が経ちました。3週間の間に、保育界は大きな変化がありました。27年4月から始まる「こども・子育て支援新制度」の様子がだいぶ判明してきました。昨年12月には消費税10%の先送りが宣告され、制度自体の見直しを覚悟しましたが、安部総理の「27年4月から予定通り行います。」の一言で、実施が決まりました。今日のニュースでは、29年度からの質の改善まで前倒しで実施、するようです。よくよく考えてみれば、幼稚園側の「しりごみ」が原因なようです。本来この制度は「幼稚園救済」の色彩が濃かったのですが、幼稚園からの新制度移行がほとんどなく、予算が余ってしまったのが原因のようです。良かったのか、悪かったのか判断に苦しみますが、私の園では、幼保連携型認定こども園へ移行することで何の迷いもありません。経営は後からついてくる、今は子供たちの最善の利益を求めて行動したいと思います。

 さて、太平洋側は小雪、日本海側は大雪。昨日も津軽地方で雪のために民家がつぶれた・・・というニュースが流れていました。日本海側の皆様には申し訳ありませんが、もう少しそちらで雪将軍をもてなしてください。太平洋側は、氷で我慢します。

 例年だと、雪と氷の世界が展開される1月下旬の八戸地方ですが、昨日はなんと「雨」が降りました。地球温暖化の影響でしょうか。そうそう、果物の産地が温暖化の影響で変わっているということです。サクランボと言えば山形ですが、なんと北海道が産地になるそうです。今まで「みかん」は北国では温室栽培しか考えられなかったのですが、福島、山形が産地になるようです。このままいくと青森の名産「りんご」はどこに行ってしまうのでしょう。今のうちにたくさん食べておこうと思います。ということで穏やかな冬の八戸ですが、明日は八戸市保育連合会最大のイベント「保育の集い」が予定されています。八戸市で一番収容人員が多いプラザホテルアーバン。なんと保育士が700人ほど集まり、保育園をアピールします。来賓は八戸市長はじめ、国会議員、県議会議員、八戸市議会議員、福祉関係者、保育関係者・・・総勢800人。内容は2部形式になっており、一部は式典、挨拶と保育者表彰、2部はアトラクションとなっています。来年は統一地方選挙が行われるため、議員の皆さんはほとんど参加です。これからの保育を深く掘り下げる機会にしたいと思います。何はともあれ、八戸市保育連合会の団結が最優先です。頑張りたいと思います。結果は後程このブログで・・・・。

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青森は今日も雪だった

2015-01-10 15:37:52 | 日記

園長です。

 青森県保育連合会の仕事で、青森市へ行ってきました。今年は日本海側でお天気が大荒れで、大雪になっているという情報が入っていましたが、八戸は積雪ゼロで晴れ間ものぞいていました。いつもなら自家用車でドライブがてら約100キロの道を2時間かけていくのですが、何年か前、雪の「みちのく有料道路」で大型トラックに衝突しそうになり、それからは「冬は電車で行く」ときめています。津軽の雪はとんでもない・・・。雪は空の上から降ってくると思っていましたが、「地吹雪」に遭遇すると、前から後ろから斜めから下から、ありとあらゆる方から雪がメッタなぐりの状態で襲ってきます。あと1秒前のトラックにきずくのが遅れていたら・・・と思うと、今でも背筋が冷たくなります。

 そんなわけで、時間に余裕を持ち、12:02発の電車を1本早目て11:27分発の電車で行こうと八戸駅へ・・・。改札口がなんとなくざわめいていたので、よく見てみたら、9:30着のハヤブサ1号がまだ来ていない。館内放送で「一ノ関駅でポイント故障が発生し、2時間遅れだという。これじゃあだめじゃん・・・と思い駐車場まで戻ろうとしたら、知り合いのTさんが寄ってきて、「青森は吹雪らしい。車ではいかない方が良い。」と忠告してくれた。ちょうど2時間遅れの新幹線があと10分くらいでやってくる・・・。覚悟を決めて改札をくぐる。改札をくぐってから「青森はどうなっているの?」と駅員さんに尋ねると、「大雪で奥羽線がストップしています。詳しいことは向こうで聞いてください。とのこと。何か不安を感じながらハヤブサ1号に乗り込みましたが、30分弱の時間がとても長く感じました。問題はそのあと・・・・。新青森から青森までの奥羽線は大雪のため運休。バスが代行運転で青森駅へ・・・。大雪の青森は幹線道路もノロノロ。新青森から青森駅まで30分以上かかりやっと見慣れた風景を見ることが出来ました。会議の場所へはタクシーで・・・。会議は1時間で終わらせ(ついた途端早く帰るから早く終れ・・・と私が言った。)ついでに「1月は青森市で会議をやるな。冬は県庁を八戸に移せ・・・」とのたまってきました。ここまで言わせたのは、青森駅で「青い森鉄道」も運休で復旧のめどが立っていないという駅員の言葉を聞いたからで、帰るすべが「新幹線」しかなくなったからです。これは大変一大事・・・。雪は1メートル以上も積もっており足元は悪い。何から何まで状況が悪い。今になって、妻が玄関で「天気が悪い時は行かなくてもいいんじゃない。」というつぶやきを思い出しましたが、後の祭り。日ごろの行いが今日の行動にすべてつながっていたのでした。

 会議を早めに切り上げ、タクシー新青森を目指しましたが、タクシーが来ない。10分ほど雪の中を歩き国道4号線へ・・・。雪の中を待つこと5分・・・。やっと空車のタクシーを捕まえ、駅に向かいましたが、国道が酷道のよう。タクシーから周りが見えないような雪の壁の中を駅へ向かったのでした。どうやらのぼりの電車は異常がないらしく、思ったよりスムーズに八戸へ帰りました。少し拍子抜けしましたが、青森の雪は恐い。タクシーの運転手が言うことにはこの連休まで大雪が続く予報なのだそうです。運転手も「冬いだけは八戸がうらやましい・・・。」と言っていました。そういうわけで、大変な思いをして青森市まで行ったのですが、会議では役割を当てられ、踏んだり蹴ったりの一日でした。ほんとうに雪の青森は大変でした。青森市の皆さんご苦労様。冬は雪の降らない八戸へどうぞ・・・・。つくづく八戸で良かったなあと思った次第です。

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新年会

2015-01-07 11:37:30 | 日記

園長です。

     明けましておめでとうございます。今年こそは良い年でありますように。

 「新年会」といえば、大人の感覚では「飲み会」ですが、保育園の新年会は、「年が改まって最初のホール集会」であり、新年になり子供たちが今年にかける抱負などを発表する場です。十二支の由来のペールサートや正月ならではの遊びなどを確認しました。私と年長組担任、そして園児代表一人がステージに上がり書初めにも挑戦しました。今年のお題は「今年頑張ること」ということで、私は「大きな夢」、園児は「かんじ」(来年小学校へ入学する子で「漢字」を頑張りたいということです。)、担任は「りょうり」(サブタイトルがイケメンと結婚・・本当に実現してほしいものです。)というものでした。私の「おおきなゆめ」は今年頑張ることのお題には合いませんでしたが、最近年齢のせいか、物事に集中できなくなり、「あれをしたい、これもしたい。」という意欲に欠けてきたように思います。それじゃあダメじゃん・・・。ということで少し高い目標を定めて、頑張っていこうと思います。夜見る「夢」は見るのですが、将来の夢はしばらく設定していなかったように思います。日々の生活や仕事に追われ、自分の立ち位置をはっきりさせていなかったのが原因のようです。今年は子ども・子育て支援新制度も発足することなので、役割分担を進め、仕事の量を減らし、子供たちと遊ぶ時間を増やそうと思います。サッカーはもちろん、散歩、お絵かきなどもしてみたいと思います。

 昨日は「小寒」でした。これから約1か月は冬本番の寒さが襲ってきます。冬至が過ぎて日差しが長くなるというのに、気温はこれから下がり続けます。今日の朝は、寒の入りにふさわしい「寒い朝」でした。暦の上では2月の節分まで続きますが、北国八戸の春は、「えんぶり」が来ないと春は来ません。昨日のミーテイングでは、「節分」や「えんぶり鑑賞会」など2月の行事計画を話し合いましたが、まだまだ春は先のようです。

 今年初めてのブログになりますが、昨年は自分で言うのもなんですが・・・本当に忙しかった。忙しくなると、気持ちがせわしくなり、考えがまとまらなくなります(私の場合)。特に何かをしているときに話しかけられたりすると・・・頭が真白くなり、支離滅裂な思考回路になります。そのせいでしょうか、昨年はブログにまで心が向かわなくなり、長い間更新をしない時もありました。ものを書くということは気持ちがしっかりしていないと書けないものだと改めて感じた次第です。これから年度末に向かい、いろんな書き物が増えてきますが、気持ちだけは余裕を持ち進んでいきたいと思います。何はともあれあと3か月・・・・。何があと3か月かって・・・今一番大変な仕事からの解放です。早く4月が来ないかなあ・・。指折り数えて待つ園長です。 今年もよろしくお願いします。

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