園長です。
2月23日から3日間「中堅保育所所長研修会」で新浦安まで行ってきました。新浦安駅は皆さんご存知の「東京ディズニ‐ランド」がある舞浜駅の次の駅です。全国から128名の園長が集まり、園長に必要な研修をしました。私は今回が4度目の研修になりましたが、とても良い勉強になりました。この研修は1部屋に3名が宿泊する、合宿型の研修で、毎年全国の園長先生方と交流できる貴重な研修になっています。今回は熊本、横浜、福岡、福島、大分の園長先生がたと保育の情報交換をすることができました。横浜の株式会社が経営する園長先生の話や福島の3000坪の敷地にログハウス風の園舎を建築したという「神父」さんの園長先生の話などとても面白く、参考になる話をたくさん聞いてきました。もちろん2泊3日の研修も老体に鞭打って頑張って勉強してきました。「こども・子育て新システム」のシンポジュームでは、保育所や幼稚園の甘い体質を保護者代表から指摘され、考え込んでしまいました。「保育所の経営者は業界のために反対している。」とハッキリ言われてしまいました。フロアーからの質問にも「今の日本の現状がこのままでいいの?」と逆に言われてしまいました。都会と地方の言い分があるにしても、保護者からの実際の現状を言われると、私たちの考えがいかに、業界を守りたいための言い訳にしか聞こえませんでした。保育制度は政権が再び変わろうが、23年度予算が修正されようが、確実に「こども園」に向かっているという確信をししました。一部「お受験をする有名幼稚園」と「乳児保育園」「家庭的保育ママ」を除いては例外なく「こども園」にならなければ園を運営できなくなりそうです。私の園は来年全面改築の予定なので、これからも国や保育の情報を見ながら、こども園を見通して計画を進めて行きたいと思います。
堅い話をしたら頭が痛くなりました。東京は八戸と違い、梅が咲き誇り、桜も条件の良いところは咲き始めていました。まさに「花の都東京」です。上野公園の西郷さんの銅像の前、交番の横にある桜は3分咲きになっていました。そして東京に着いた途端、何かが私の中ではじけました。鼻はむずむず、くしゃみは出るは、鼻水は出るは・・・。そうですここは「鼻の都」だったのです。花粉症は大人の病気・・と言われますが、暖かい気候に誘われ一気に大人の世界に入ってしまいました。あちこちでマスクをしている人がいましたが、マスクをすると「顔の表情」がわかりません。たくさんの人がマスクをしている状況は不気味な感じがしました。
東京には毎年1,2度行きますが、行くたびに思うのは、人が多いこと。首都圏には日本の人口の2割が集まっています。地方では職がないので都会に集中しているのです。都会の「待機児童」は悲惨な状態です。横浜の園長先生が言ってました。「自分の園でも常に50名ほどの待機児童がいる。」と。地方から職を探して都会へ出て、共稼ぎをしている。だからいくら保育園があっても足りないのです。地方では「定員割れ」が顕著になってきました。このままの保育制度でいいのでしょうか。日本の国作り自体に問題があったのではないでしょうか。このままでは地方から人間がいなくなってしまいます。保育制度の充実はもとより、日本人の働き方を変えないと、保育どころか日本が消滅しかねないような気がします。とは言っても、今の政治では期待するほうが無理なのでしょうか・・・。今回気になったのは、「外国人が多い」ということでした。電車に乗っても、浅草に行っても外人の姿が目に付きました。特に若者は、見た目は日本人ですが、言葉を聞くと「中国人」「韓国人」がほとんどでした。日本人は65歳以上の老人が多かったように思います。「中国人の日本買収」などというテレビ番組がありましたが、日本は確実に外国からの侵略に迫られていると思いました。今日のテレビでも「大企業の新卒採用は中国人」というニュースが出ていましたが、日本で生まれて日本で育った日本人はどこの企業が採用するのでしょうか。そのうち、日本は外国人に侵略され、日本人は生活保護しか生きていけなくなる国になってしまうのではないでしょうか。そんな馬鹿な・・・と思っている人は東京に行ってみてください。電車の中は中国人や韓国人だらけ顔は日本人と似ているのに言葉が違う・・・。ひょっとしてあなた一人が日本人だけかもしれません。日本の中の外国・・・。笑いごとではありません。教育は大事です。失われた日本人の精神を取り戻すには「教育」しかありません。いよいよ私たちの出番です。日本人の日本による、日本人のための教育が求められています。今こそ日本人の魂が必要な時です。一致団結して頑張りましょう。・・・というところで目が覚めました。2泊3日の研修は老人にはこたえました。頭から煙が出そうな研修でしたが、とても勉強になった研修でした。