園長のつぶやき

こんにちは 長坂保育園の園長です。日々成長する子ども達を見ながら、日頃の思いを綴ります。

発表会1回目本番

2017-11-25 13:13:55 | 日記

園長です。

 昨年までの役職の9割かた辞めたので今年はもっと自由にのびのび仕事ができると思っていたのは・・・大きな間違いでした。確かに会議やイベント参加は極減しましたが、その分、今まで控えさせていた仕事がおおっぴらにもろ手を挙げて迫ってきました。法律や制度、仕組みが激変する中、これからの保育をどのように進んでいくのか、真剣に悩んでいます。新聞紙上では「保育・教育の無償化」が叫ばれていますが、「平等という名の不平等」が起こるような気がします。本当に必要な人が、本当に必要な時に利用できる保育制度でありたいと思います。

 さて、長坂保育園の「発表会」が行われます。昨日(24日)は第1回目の本番がありました。参加者は「祖父母及び当日仕事で参加できない保護者」です。前者は約70人。後者は約10人。の申し込みでしたが、実際はもう少し多かったような気がします。昨年までは1回でやっていましたが、「狭い」「見えない」という苦情にも負けず、頑張ってきましたが、さすがに定員が140人、子どもが一人に大人3人の参加では会場に収容しきれなくなりました。ここ数年は定員超過も行っており、観客数は増えるばかりでした。そこで考えたのが、2分割開催。子どもたちを分けるわけにはいかないので(保護者には年齢ごとの成長と異年齢の取り組みを見てもらいたいため。)観客を分割することにしました。最近参加がとても多い祖父母、時間に余裕があり、曜日に関係なく参加できそう・・・ということで今年は、総練習を「1回目の本番」、当初の開催日を「2回目の本番」として開催することにしました。

 観客がいることで、子どもたちも少し緊張して、とても良い経験になったようです。拍手はいっぱいもらえたし、祖父母もかぶりつきで「孫」を見ることができ感動していました。あとは2回目の本番が子どもたちにどのような影響で出るのか、とても楽しみです。毎年、保護者からは「会場が狭い」「中央の柱が邪魔だ」「ビデオカメラを撮りたい」などたくさんの要望が出されますが、今回は人数的には減る予想です。ビデオカメラも業者にお願いし、撮影してもらうことにしました。今年はすでに「カメラ席」を用意しましたので2本立てで撮影し、必要な方には販売もしようかと思っています。もし、うまくいったら、来年はビデオカメラのみにしても良いのかなあと思ったりもしています。保育園でできることは限りがあります。いろんな方法を取り入れながら、保護者の要望もかなえていきたいと思います。でも、基本は子供です。子供中心の発表会でありたいと思います。元気な子供たちの、元気な声で発表する姿をご覧いただきたいと思います。子どもの表情はカメラを通さず、自分の目でしっかり焼き付けてほしいと思います。そのためのビデオ撮影だと思っています。12月2日。雪が降らないことを祈りながら本番2回目を待ちたいと思います。

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