園長のつぶやき

こんにちは 長坂保育園の園長です。日々成長する子ども達を見ながら、日頃の思いを綴ります。

東京

2010-02-27 09:22:57 | 日記
園長です。
 今、東京にいます。厳しい研修は昨日で終わり、少し羽を伸ばしています。それにしても東京は人が多い。昨日は私が東京で仕事をしていた時の先輩たちと渋谷で一杯飲みました。午後6時に渋谷駅ハチ公前で待ち合わせたのですが、金曜日のゴールデンタイムということで大混雑でした。電車も超満員状態で、身動きが出来ないほどでした。テレビで満員電車の痴漢の話がたまに事件になるようですが、「冤罪」はあると思います。手も足も出ない状態とはああいう状態をいうのでしょう。恐るべし大都会。それにしても日中の電車は「老人」と「外国人」で半数以上が占めていて、改めて高齢・国際化が進んでいることを実感しました。韓国、イラン、東南アジアをはじめ、中国語が頻繁に聞こえていました。顔を見ただけでは日本人と変わりがないのですが、喋り出すと中国、韓国人だとわかります。ホテルも外国人がたくさん宿泊して日本人のほうが少ない感じです。これが国際化といことなのでしょう。日本なのに外国人が多い・・・。これからの日本の進むべき道を示唆しているようです。今日は大学時代の友人と旧交を深めてきます。その前に「江戸東京博物館」にでも行って東京見物をしたいと思います。ディズニーランドもいいですが、50を過ぎたおっさんにはちょんまげ姿の江戸のほうが興味をそそるのです。では、これから行ってきます。
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研修会

2010-02-25 17:14:11 | 日記
園長です。
 昨日から千葉県浦安市に来ています。厚生労働省と日保協が共催で行っている研修会に参加しています。「園長はもっと働け」という趣旨の研修会です。とても厳しい内容で、もう帰りたくなりました。3人部屋で合宿型式です。宮城県と福岡県の園長先生と一緒です。このお二人はとても勉強熱心で、9時から始まる講義の席を確保するため、7時には場所取りに走るという猛烈な園長先生たちです。とても鍛えられています。今日はリスクマネジメントと自己評価の仕方の研修でした。ともに3時間30分の時間でしたが、疲れました。特に保育所保育指針の振り返りは「もうたくさん」というくらい疲れました。これから夜の部の研修が始まります。こちらのほうが楽しいようです。明日も9時から1時までみっちり講義が予定されています。頑張ります。      ディズニ-ランドが近くに見える浦安にて
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紅ずわいがに

2010-02-22 22:24:56 | 日記
園長です。
 日曜日の午前、「紅ズワイガニ」が届いた。ズワイガニと言えば「越前」とか「松葉」とか日本海側に名産地が多いが、この日届いたのは「福島産」の紅ズワイガニだった。発泡スチロールに2匹入り、氷漬けになった甲羅の大きさが15センチくらいの大きな蟹だった。「届いた」というと、いただきもののように聞こえるが、実は買ったものだ。高校の先輩が郵便局の局長をしていて、「みちのくうまいもの宅急便」という毎月選んだ品物が忘れたころに届くというお楽しみな商品だ。今までに、「カキ」「柿」「干物」などが届いたが、何を頼んだのか忘れてしまったころに届き、どこから来たのか家族で詮索をしたこともあった。今回は海がしけていたので予定よりも遅れたそうだ。しかし、届けられた蟹はまだ生きていて足や口がガサゴソ動いていた。おいしく食べられよう、ゆでる、焼く、刺身の3種類の調理法が書かれたレシピも入っていた。滅多にない機会なので、思い切って「刺身」を作ることにした。生きている蟹の足を鋏で切り落とし、殻に鋏を入れて、熱湯に5秒入れて、足を殻から引き抜き、氷をいれたボールにいれる。氷の中を足を振りながら冷やすと、身がもくもく、もこもこ状になり、それをわさび醤油につけていただくと至福の時間に包まれる。この日だけは「高血圧」「高尿酸値」のために控えていたアルコールも解禁だ。まずはえびすビールで乾杯だ。でもやっぱり蟹には日本酒が合う。ゆでた蟹の甲羅に熱燗を入れて「甲羅酒」を楽しむ。うまい・・。ゆでた蟹は甘みが強く、とてもおいしかった。毛ガニのようにとげで血だらけになることも無くおいしくいただいた。郵便局も味なことを企画するもんだ。来月は何が届くことになっていたか忘れたが、おいしいお酒のお友達が届くことを祈っている。
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心配

2010-02-21 21:15:22 | 日記
園長です。
 先日、仙台にいる娘から電話が来た。滅多に私宛に来ないので、何事かと思ったら、私が保育園のホームページに書いた記事を読んで、心配して電話を寄こしたのだそうだ。朝の犬の散歩で、犬に引っ張られてステンッ転んだという記事読み心配したそうだ。私は面白おかしくしようと少し大げさに書いたのが原因のようだ。でもとてもうれしかった。娘たちとはなかなか話をする機会が少ない。だいたい母親で問題は全て解決するようだ。時々、妻が「お父さんと替わる?」という会話が聞こえるが、その後、私に電話が来たためしが無い。「難しい、怒りんぼのお父さんは苦手。」という電話の向こうの声が聞こえそうである。でもまあ、私が出ないくらいのほうが問題が小さいと思うので努めておおらかな気持ちでいようと思う。これまでも、「お父さんにおりいってお話が・・・。」という言葉にろくなものがなかったように思う。でも、子どもたちが大人になった証拠なのかもしれません。三女もあと1年で大学生活を終えます。「お父さん、おりいってお話が・・・。」という場面はまずないと思うが、人生の一大局面であることには間違いない。
 私も、大学を卒業する時に、人生の大きな転換期があった。卒業を目前にした1月に突然の父からの言付けがあり、「予定を変更する。おまえは当分八戸に帰ってこなくてもよい。」という言葉に、大いに落ち込んだ想いがある。その時は、すごいショックだったが、今は、あの時の父親の言葉で東京に2年間いられたことに大いに感謝している。世の中は、どこでどう変わるかわからないが、ピンチがチャンスになったり、デメリットだと思っていたことが実は大きなメリットだったりする。世の中は捨てたものじゃないのだ。ヤケノヤンパチで就職した会社がとても面白いところで、53歳になった私の人生の中でも、中身の濃い充実した東京での2年間になったのである。その頃の先輩たちとは今でも、時々あって旧交を深めている。なんといってもそこの社長だった人と今でも連絡を取り合っている。もう86歳になるが、たまに電話で話をすると30数年前が直ぐに戻ってくる。人生本当に何があるかわからないが、状況がどう変わろうが、自分を信じてまっすぐに進んでいきたいものだと思う。娘たちよ、いたらぬ父だが、心配ありがとう。自分の信じた道を歩んでくれ。自分の道は自分で切り開くのだ。
  「この道より 我を生かす道なし この道を行く」  武者小路実篤   
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お庭えんぶり

2010-02-20 12:39:45 | 日記
園長です。
 春を呼ぶ八戸えんぶりも今日が最終日です。えんぶり一色に染まった八戸の町も、いよいよ本格的な春に向かって動き出します。
 17日に「お庭えんぶり」を鑑賞しました。長根リンクの上にある、「更上閣」という南部藩ゆかりの由緒ある建築物です。ここの庭が素晴らしい日本庭園になっていて、かがり火を炊いた中で披露されるえんぶりの舞は幽玄な雰囲気をかもし出します。外人もたくさん観にきていました。司会進行役はラジオでお馴染みの「柾谷伸夫」さん。南部弁と標準語をたくみに織り交ぜ、絶妙な語りで解説してくれました。当日は「売市えんぶり組」と「八幡上えんぶり組」が約1時間にわたり、「ながえんぶり」と「どうさいえんぶり」を堪能させてくれました。八戸に住んでいてもなかなかゆっくりえんぶりを見る機会が少ないので、今回は本当にラッキーでした。
 保育園では毎年、えんぶりの時期に合わせて「烏帽子」を作るのですが、この烏帽子は馬の頭部を表していると言われ、たてがみなどもあります。自分で作った烏帽子を被り、太夫の真似をして頭を左右に曲げたり、勢いよく振ったりしながら雰囲気をだしていました。地域の伝統文化が廃れていく中、この「えんぶり」だけは、裾野が広がっているようです。東京辺りで青森物産、東北物産祭りなどが開催されると必ず、借り出されるようです。当地でもお祝い事には欠かせない出し物になっています。特に、結婚式には必ずと言っていいほど地元町内会のえんぶり組が登場し、場を盛り上げてくれます。本当にこの地方にはなくてはならない伝統行事だと思います。長坂保育園の園児も今年、地元のえんぶり組に参加した子供たちがいて、大きな拍手をもらっていました。こうして地域の中で育っていく子どもたちを見ると、子育ての環境が昔と現在と大きく変遷してきていることを感じます。地域で育つ子どもたちは知らない内に礼儀や上下関係が身につくことが多いようです。えんぶりを通して卒園児たちの成長を確認することもできました。これからも大切にしたい伝統行事だと思います。
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