園長です。
八戸もだんだん寒くなってきました。いよいよ本格的な雪のシーズンがやってきます。例年だと11月中には降雪があるのですが、今年は温暖化のせいかまだ雪は降っていません。今日(11月28日)の午後、一時的にみぞれっぽい雨が降りましたが、あられまでにはなりませんでした。でも、気温は低く、いつ雪になっても不思議ではありません。北国ではこの時期大切な行事があります。雪に備えての「タイヤ交換」です。夏タイヤから雪に強いスタッドレスタイヤに交換するのです。今日午前中に行ないましたが1時間もかかってしまいました。たった4本のタイヤなのに取り外しと取り付けが思うように捗りませんでした。なぜか。しゃがんだり、ここまったりするのが大変になったからです。これまでは雪が降った朝、雪かきをしてからでも30分もあれば交換できたのですが、歳とともに体が動かなくなってきました。1本交換するたびに、深呼吸を数回行い、呼吸を整えなければいけなくなりました。特にジャッキを使う段階で体をここませるのが大変で、呼吸困難に近い状態になります。それでも頑張って交換しました。娘の分もと思っていましたが、私の窮状を見たせいか「来週にします。」と優しい言葉。でも今週はいつ雪になっても不思議ではない週間予報が出ていたので、少し心配です。雪が降らないことを祈りたいと思います。
今日は、「竜馬伝」の最終回でした。NHKハイビジョンで午後4時15分から午後5時30分までじっくりと見ました。感動するより、時代の変化に対応できない古いしきたりや制度にしがみついて生きてきた、武士の「おごり」と「偽りのプライド」に憤りを感じました。でも、もし自分があの当時の武士なら、きっと同じことを考え、新しいことに反対したかも知れません。それにしても、あの時龍馬が生き延びていたならば、今の日本はどうなっていたのでしょう。いじめや不登校、ひきこもりはなくなっていたのでしょうか。日本人のプライドは保てていたのでしょうか。たった150年目のことなのに日本はずいぶんと変わってしまったような気がします。龍馬ではありませんが、「みんなが笑って暮らせる国」がいつになったら来るのでしょうか。少なくても、こどもの時は、何の不安もなく安心して暮らせる世の中になってほしいものだと思います。最近の保育制度改革の情報には、とても不安を感じています。この国は本当にこどもがたくましく育つことを願っているのでしょうか。誰かがどこかで軌道修正しなければならない時期にきているのではないでしょうか。