園長のつぶやき

こんにちは 長坂保育園の園長です。日々成長する子ども達を見ながら、日頃の思いを綴ります。

ゲリラ豪雨?

2013-08-24 15:08:48 | 日記

園長です。

 朝晩めっきり過ごしやすくなりました。でも日中はまだまだ暑い日が続いています。今日は、八食センター主催のキッズフットサル大会がありました。朝から日差しが強く、熱中症の心配もしていました。子供たちは、6月の幼児サッカー大会のリベンジだ、と張り切って出場したこの大会でしたが、思わぬ伏兵が現れ、大会自体が中止になってしまいました。その伏兵とは、「ゲリラ豪雨」。青空があっという間に黒雲に覆われ、大粒の雨がフットサル会場を襲いました。

 保育園、幼稚園から12チームが参加し、6チームづつ2ブロックに分かれて予選リーグを行い、その後順位決定戦を行う予定になっていましたが、予選4試合目でのゲリラ豪雨のため、一時中断が、予想外の雨量により、中止となってしまいました。予想外の雨量とは、テントを張っている場所に雨がたまり、強いていたブルーシートが浸食され、ブルーシートが浮いてしまった。急な雨のため、雨水の逃げ場がなくなり、3センチくらい水が溜まってしまったようだ。10分くらいたって、一度小降りになったので、大丈夫だと思ったのですが、すぐに第二派の大降りに襲われ、テントに溜まった水を排水するのに大変でした。大会が中止になってもまだ雨が止まず、ほんとに困ったゲリラ豪雨でした。最近天気が荒れ、予報も大変なようですが、「ただちに命を守るる行動をとってください。」という予報は今年新しい流行語になりそうです。今日の雨は、そこまでの脅威はありませんでしたが、大粒の雨がテントを叩く音は、「どうしよう~。」という気持ちになりました。でも、参加12チームと大応援団が控えていたので少しは安心することができました。試合は1試合行い、完勝でした。できれば5連勝して決勝まで行きたかったのですが仕方がありません。「水入り」とはよく言ったものです。この悔しさは10月のライオンズ杯で晴らしたいと思うのですが、いかがでしょう・・・甘い。という声が聞こえそうですが、頑張ろうな、長坂の子供たち。今日は本当にご苦労様。

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今年の夏の思い出

2013-08-21 21:24:39 | 日記

園長です。

 昨日のゲリラ豪雨は凄まじかった。雷とともにやって来た豪雨は、あっという間に通り過ぎましたが、大きな爪痕を残していきました。園庭は水浸し、窓から入った雨水は辺りを水浸しにしてしまいました。私はたまたまお休みになっていて、保育園とは別なところにいましたが、副園長からの連絡では、散歩にいたグループが、近所の家に雨宿りをさせてもらったという。それほど急で、大変な雨だったようです。おかげで、園庭の大型遊具の辺りは推進15センチほどの浸水で、ちょっとした池がができあがっていました。朝から子どもたちと職員がバケツやスコップで水かきをしました。それでもなかなか水はひかず、豪雨のすごさを改めて感じました。

 その後、天気は回復したのですが、それまでの猛暑は影を潜め、過ごしやすい気温になりました。夜も窓を開けないと蒸し暑くて眠れない日が続いていましたが、昨日は窓を閉めも涼しいくらいの気温になっています。いよいよ本格的な秋の訪れを感じる気温になったようです。

 北国の夏は、あっという間に終わりました。明日から学校も2学期が始まります。保育園も落ち着いた保育に戻りつつあります。

 今年の夏を振り返れば、結構思い出が多い夏だったと思います。八戸三社大祭に初めて保育園に参加したことを筆頭に、新園舎での行事がことごとく雨に邪魔されたこと・・・。私個人の思い出としては、カブトムシをたくさん捕まえたこと、初めてザリガニを捕まえたことなど、孫たちにカッコいい姿を見せられたことが嬉しく思い出します。特にザリガニ釣りは初めての経験で、小川原湖の近くの水路で5匹のザリガニを孫と協力して捕まえたことが印象深いです。私のお酒のつまみ「サキイカ」を餌に、微妙な辺りを待つこの釣りは、孫もかなり興味を持ったようで、しばらく自慢話が続いていました。そんな孫たちも昨日、つくばへ帰りました。私も妻も仕事で孫たちが帰る場面にはいませんでしたが、末娘の報告では、かわいそうになるくらい「帰りたくない」と泣いたようです。今度は冬に遊びにおいで・・・。カブトムシやザリガニはいないけれど、スケートやそり遊びで楽しもう。台風のような孫達でしたが、今日は「嵐の後の静けさ」が妙にさびしい気持ちです。

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寝苦しい夜

2013-08-19 14:13:59 | 日記

園長です。

 お盆も終わったというのに、この蒸し暑さはなんなのでしょう。8月17日には八戸市で今年初めての「猛暑日」を記録しました。例年と比べると暑さのピークが10日くらい後ろへずれ込んだみたいです。それでも朝晩は過ごしやすい気温まで下がるのですが、昨日は寝ていても汗がにじみ出るような蒸し暑い夜でした。気候はずれても、虫の世界は正常です。コオロギ、キリギリスが夜通し鳴くようになりました。大合唱・・・とまではいきませんが、結構な音量で秋の訪れを告げています。

 7月末にきた二人の孫にもう一人の孫が加わり、我が家は賑やかな毎日を過ごしています。妻も3人の我が家の娘たちもいよいよ体力に限界を感じ始めているようです。1歳児、3歳児、小1の子供たちのエネルギーは大変なもので、これで発電がまかなえないものかと考えてしまうほど、大量のエネルギーを放出しています。8月14日に小川原湖へシジミ採りに行きましたが、シジミも姿を消してしまうほど大騒ぎの孫たちでした。私は肌が弱いことをすっかり忘れ、たった30分くらいの湖水浴で、夜も寝られないほど日焼けをしてしまい、妻に薬を塗ってもらう事件まで起こしてしまいました。夏の日焼けと秋の「うるし」は私のお肌の大敵なのです。今週の土曜日は、八食センター主催の「フットサル大会」がありますが、少し涼しくなってほしいものだと思います。その頃孫たちはもういないので、私の体力も少しは回復しているものと期待しています。

 回復・・というと、最近目がとても弱くなりました。私は近眼なので文字を読むときは眼鏡がいるのですが、最近は、文字を読むには眼鏡を外さないと見えなくなりました。世間ではこの現象を「老眼」というそうです。ここ2年くらい目の調子が良くなく、老眼鏡も作ってもらったのですが、老眼も進化するようで、今ではせっかく買った高い眼鏡もほとんど使えなくなりました。目が見えないということは本当につらいものです。まず、物事に集中できない。メモを取れない。あいさつ文が読めない。最近いろんな場面で「ひとこと」を要求されることが多くなりました。ほとんどはその場しのぎでしのいでいますが、たまに正式な挨拶(結婚式の祝辞、スーツを着るような会合でのあいさつ等)を要求されると、内容よりも「読める文字の大きさ」を調整することに苦労しています。折角書いたあいさつ文が見えないと、大変困ることになるのです。・・・とそのような話題を聞いた人から、これをどうぞ、とブルーベリーのジュースをいただきました。「ビルベリー」が大量に入っているという貴重なものらしく、1日30ミリグラムを続けて飲んでください、というものでした。今のところ「成果」は目に見えてありません。でもそのうちスッキリ見えることになるかもしれません。その日が待遠しいです。

 寝苦しいと言えば、最近夜10時くらいになると眠くなります。眠くなるのに寝苦しいとは矛盾しているようですが、熟睡時間が短いのです。午前3時くらいから1時間おきになる我が家の柱時計をしっかり確認できるくらいなのです。おかげで昼の眠いこと。最近物事に集中できない原因はその辺にありそうな気がします。とにかく「老」を感じることが多くなった園長です。

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酔っぱらったカブトムシ

2013-08-13 12:50:07 | 日記

園長です。

 いやあ~熱い。今日もうだるような天気です。今日から「お盆」です。保育園の子供たちもいつもよりだいぶ少ない人数です。この暑い天気を乗り越えるには「水遊び」しかありません。保育園のベランダは子供たちの歓声でいっぱいです。午後になると風も出てきましたが、まだまだうだるような気温です。いつもは我慢している3歳以上の子供たちもエアコンの効いた部屋で静かにお昼寝です。わが保育園では、基本的に年長組は自分の意志でお昼寝をするかしないか決めますが、今日は誰も外で遊びたいと言わなかったようです。おかげで職員もほっと一息ついていることでしょう。

 さて、8月2日までは、ヤマセの影響で肌寒い日が続きましたが、8月3日に梅雨明けした途端、厳しい暑さに見舞われています。天気が悪いときは、虫の声も聞こえませんでしたが、ここ最近は、朝早くから「せみ」の鳴き声がゲリラ豪雨のごとく降り注いでいます。八戸にもこんなに蝉がいることをびっくりしながらも感激して聞いています。しかし、最近は、北国の象徴である「あぶらぜみ」の声があまり聞こえません。ほとんどが「えぞぜみ」という種類で、高いところでこれ見よがしに鳴いています。そんな中で「ヒグラシ」のもの悲しい鳴き声はひときわ風情を感じさせます。8月6日は広島で、9日は長崎で原爆が落とされました。広島では今日のようにうだるような暑さだったそうです。今日からお盆です。亡くなった方々を思い出しながら、ご先祖様に手を合わせたいと思います。

 前書きが長くなりました。梅雨が明ける少し前、我が家の長女の子供(私たちの孫)2人が夏休みを利用して、こちらに里帰りしています。長女(孫たちの母親)は仕事があるため、後で合流です。今年小学1年になった長男と2歳になった次女ですが、これが元気、賑やか・・・うるさい。狭い家中を走り回っています。この長男は、虫好きで、昨年もカブトムシをたくさん捕まえました。雨が降っていたときは、全然捕れませんでしたが、梅雨明けと同時に「必殺アイテム」の餌食となっています。20匹以上は捕りました。長男もそろそろ飽きて、最近は私だけが朝早く起きて仕掛けを見て回っています。この仕掛けは、保育園の保護者から伝授されたのですが、本当に「一発必中」です。半径300メートル以内にいれば絶対寄ってきます。今年は3か所にセットしました。家では大きな虫かごがないので発泡スチロールでできた箱に飼っていたのですが15匹を超えたくらいから、とんでもない事態が発生し、保育園で飼うことにしました。保育園では造園屋さんから作ってもらった「飼育箱」があり、100匹以上でも飼育できる立派なものです。初め7匹、次に6匹、夜中に3匹入れました。園児も3匹寄付してくれ19匹は飼育箱に入っています。でもみんな土に潜ってしまい、なかなか見つけることは難しいです。毎日、子供たちは日課のように飼育箱を覗いています。メスも8匹いるので、来年は、繁殖しているかもしれません。まあ、今年はこれくらいでやめておき、本番は来年にとっておきたいと思います。

 ところで、「必殺アイテム」のことですが、昨年もこの時期に書きましたが、決め手はウイスキーです。「ウイスキーがお好きですね」というコマーシャルがありますが、まさにカブトムシはウイスキーが大好きなようです。一度に6匹も群がっているところを見ると、ある意味「アル中」なのかもしれません。捕まえたときに「最後っ屁」ならぬ「最後尿」をかけられますが、少しアルコールのにおいがしそうです。我が家の孫いわく「強烈なにおい」だそうです。でも不思議なことに、カブトムシが集まっているときは絶対にクワガタムシは寄ってきません。あらかたカブト虫を退治すると、やっともそもそとクワガタムシが寄ってきます。私が仕掛けを仕掛けている場所は、家の近所ですが、クワガタはあまり大きくはありません。孫曰く「カブトは成虫になってから約1か月。クワガタは4か月。中には越冬して2年生き続けるものもある。」そうです。よく調べたものです。「好きこそものの上手なれ」ということわざがありますが、興味・関心は子供の学びの原点です。我が家の孫は「ドジョウ」と「ざりがに」にターゲットを絞っているようです。その前に明日は小川原湖で「しじみ貝」採りをしたいと思います。久々の暑い夏。じっくり楽しみたいと思います。

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広島・長崎

2013-08-07 20:45:34 | 日記

園長です。

 今年も8月6日がやってきた。広島に原爆が落ちてから68年が経過した。被爆者は年々高齢化し、平均年齢は79歳だという。私が初めて広島の原爆記念館に行ったのは大学4年の春の時だった。友人3人で九州をバイクで1周し、東京へ帰る途中で広島の友人のところで1泊した。友人の案内で宮島や原爆記念公園などを見学した。それまで原爆のことは遠いところでの出来事であまりピンと来なかったが、友人のお母さんが広島で原爆に会った事を話してくれ、自分の知識のなさを目の当たりにした。私たちは戦争が終わり、落ち着いたころに生まれたので、戦争の悲惨さを身にしみて知っているわけではないのですが、大人たちもあまり口にはしませんでした。私の亡くなった父は、中国で終戦を迎え、1年後に帰ってきたそうです。周りの家では遅くとも半年くらいで帰ってきたようで、我が家では「戦死」したのではないかと思っていたそうです。そんな父でしたが、多分戦地では筆舌に尽くしがたい経験をしたはずなのに、私たちに話すのは、楽しかったことだけを面白おかしく聞かせてくれました。きっと自分でも思い出したくなかったのでしょう。

 その後広島には3度くらい行きましたが、どうしてもあの記念公園、原爆記念館には足を運ばずにはいられないのです。最初に見たときの衝撃はものすごいものがありました。それまでの笑顔が消え、思い気持ちになったことを今でも思い出します。その後、増築した記念館も見ましたが、やはり戦争の悲惨さ、原爆の恐ろしさを実感するものでした。テレビで原爆慰霊祭を見ましたが、いつも思うのは「人間が作った原爆を無くすのは人間しかない。」という言葉です。東日本大震災では福島第一原発が壊れました。2年以上たった今でも解決には至っていません。というより、震災から何も手が付けられていません。人間の愚かしさを証明しているようなものだと思います。

 長崎にも原子爆弾が落とされました。長崎にも何度行きましたが、南蛮貿易から始まった長崎の歴史も原爆という人間の愚かな行為に翻弄されました。長崎にもお世話になった保育園の理事長先生がいますが、原爆の話になると暗い表情になります。長崎の原爆は広島とは「型」が違いますが、それでも破壊力はすさまじいものがあったようです。広島よりは被害が少なかったようですが、こちらの原爆資料館も見ごたえがあるものでした。2度ここを訪れましたが、もう一度ゆっくり見学したい場所です。

 私たちは、平和な世の中に生まれましたが、私たちの平和は、多くの犠牲者の上に成り立っていることを忘れてはいけないと思います。最近はちょっとしたことで自分で命を捨てたり、なんでもないことで他人を傷つけたりする事件が後を絶ちませんが、もう一度命に関して深く考えてもいいのではないかと思います。少しくらい頭が悪くても、障害があっても、容姿が悪くても、生きていることは大切です。そのためには世の中が少し複雑になりすぎているようにおもいます。もっとシンプルに生きてみたいと思うのは私だけでしょうか。これから8月15日の終戦記念日までは、少し心が暗くなりがちになります。保育園の指導監査あり、気分はイマイチですが、やっと夏らしくなった北国の夏を楽しみたいと思います。8月6日の広島も暑くてよい天気だったそうです。

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