園長です。
いやあ~熱い。今日もうだるような天気です。今日から「お盆」です。保育園の子供たちもいつもよりだいぶ少ない人数です。この暑い天気を乗り越えるには「水遊び」しかありません。保育園のベランダは子供たちの歓声でいっぱいです。午後になると風も出てきましたが、まだまだうだるような気温です。いつもは我慢している3歳以上の子供たちもエアコンの効いた部屋で静かにお昼寝です。わが保育園では、基本的に年長組は自分の意志でお昼寝をするかしないか決めますが、今日は誰も外で遊びたいと言わなかったようです。おかげで職員もほっと一息ついていることでしょう。
さて、8月2日までは、ヤマセの影響で肌寒い日が続きましたが、8月3日に梅雨明けした途端、厳しい暑さに見舞われています。天気が悪いときは、虫の声も聞こえませんでしたが、ここ最近は、朝早くから「せみ」の鳴き声がゲリラ豪雨のごとく降り注いでいます。八戸にもこんなに蝉がいることをびっくりしながらも感激して聞いています。しかし、最近は、北国の象徴である「あぶらぜみ」の声があまり聞こえません。ほとんどが「えぞぜみ」という種類で、高いところでこれ見よがしに鳴いています。そんな中で「ヒグラシ」のもの悲しい鳴き声はひときわ風情を感じさせます。8月6日は広島で、9日は長崎で原爆が落とされました。広島では今日のようにうだるような暑さだったそうです。今日からお盆です。亡くなった方々を思い出しながら、ご先祖様に手を合わせたいと思います。
前書きが長くなりました。梅雨が明ける少し前、我が家の長女の子供(私たちの孫)2人が夏休みを利用して、こちらに里帰りしています。長女(孫たちの母親)は仕事があるため、後で合流です。今年小学1年になった長男と2歳になった次女ですが、これが元気、賑やか・・・うるさい。狭い家中を走り回っています。この長男は、虫好きで、昨年もカブトムシをたくさん捕まえました。雨が降っていたときは、全然捕れませんでしたが、梅雨明けと同時に「必殺アイテム」の餌食となっています。20匹以上は捕りました。長男もそろそろ飽きて、最近は私だけが朝早く起きて仕掛けを見て回っています。この仕掛けは、保育園の保護者から伝授されたのですが、本当に「一発必中」です。半径300メートル以内にいれば絶対寄ってきます。今年は3か所にセットしました。家では大きな虫かごがないので発泡スチロールでできた箱に飼っていたのですが15匹を超えたくらいから、とんでもない事態が発生し、保育園で飼うことにしました。保育園では造園屋さんから作ってもらった「飼育箱」があり、100匹以上でも飼育できる立派なものです。初め7匹、次に6匹、夜中に3匹入れました。園児も3匹寄付してくれ19匹は飼育箱に入っています。でもみんな土に潜ってしまい、なかなか見つけることは難しいです。毎日、子供たちは日課のように飼育箱を覗いています。メスも8匹いるので、来年は、繁殖しているかもしれません。まあ、今年はこれくらいでやめておき、本番は来年にとっておきたいと思います。
ところで、「必殺アイテム」のことですが、昨年もこの時期に書きましたが、決め手はウイスキーです。「ウイスキーがお好きですね」というコマーシャルがありますが、まさにカブトムシはウイスキーが大好きなようです。一度に6匹も群がっているところを見ると、ある意味「アル中」なのかもしれません。捕まえたときに「最後っ屁」ならぬ「最後尿」をかけられますが、少しアルコールのにおいがしそうです。我が家の孫いわく「強烈なにおい」だそうです。でも不思議なことに、カブトムシが集まっているときは絶対にクワガタムシは寄ってきません。あらかたカブト虫を退治すると、やっともそもそとクワガタムシが寄ってきます。私が仕掛けを仕掛けている場所は、家の近所ですが、クワガタはあまり大きくはありません。孫曰く「カブトは成虫になってから約1か月。クワガタは4か月。中には越冬して2年生き続けるものもある。」そうです。よく調べたものです。「好きこそものの上手なれ」ということわざがありますが、興味・関心は子供の学びの原点です。我が家の孫は「ドジョウ」と「ざりがに」にターゲットを絞っているようです。その前に明日は小川原湖で「しじみ貝」採りをしたいと思います。久々の暑い夏。じっくり楽しみたいと思います。