園長です。
不安だった天気もようやく回復し、待ちに待った「第25回八戸市幼児サッカー大会」が行われました。朝からどんよりした曇り空ながら、気温も風もサッカー大会にはもってこいの天気でした。午前9時から始まった開会式では、昨年度優勝の藤覚保育園が優勝旗を掲げて先頭で入場行進をしました。我が長坂保育園は後ろから6番目に堂々と入場しました。各チーム色鮮やかなユニホームを着用し、たくさんの保護者が見守る中、堂々と入場行進が続きました。選手宣誓はAブロックの1番くじを引いた五戸からの参加の「みゆき保育園」の園児たちでした。男女二人の声と息のぴったり合った、堂々の宣誓でした。その後ラジオ体操を行い、AからDブロックに分かれた予選ブロックに突入しました。
先日トップページの日記に披露した「勝手にベスト8」予想は、自分でも恐ろしくなるような結果でした。なんと予想したベスト8チーム中、7チームが決勝トーナメントへ進出したのです。老眼になったとは言え、私のサッカーを見る目はまだまだ捨てたものではないことが証明されました。これからベスト8になりたいチームは私のところへ申し出てください。私が何とかしてあげましょう・・・なんてね。
さて、結果は、私が今回特に注目していた「城下保育園」と「尻内保育園」は、いきなり決勝トーナメントの1回戦で当たってしまい、機動力に勝った尻内保育園に軍配が上がりました。その後も尻内は強豪藤覚にPK戦で圧勝し、決勝は、予選ブロックが一緒だった我が長坂保育園でした。我が長坂チームは予選ブロック3回戦で尻内保育園に2-1で勝っていたので「もしや・・」の期待がありましたが、勢いは尻内保育園。一進一退の好ゲームでしたが、長坂のざるの様な守りをあざ笑うかのような強烈なシュートが雨あられのように降り注ぎ、1点を奪われ、万事休す。それまで一人で攻撃から守りまで頑張っていた長坂のエースストライカーも連戦の疲れでそれまでの切れが見えなくなり、後手後手になっていました。それでも長坂チームは良く頑張りました。園舎改築のため6月になってから軟弱な園庭で練習を初め、慣れない山砂に足を取られながらの練習も、初めは「目指せベスト8」だったのが、いつの間にか勝ち進み決勝まで駒を運んでいました。尻内保育園はさすがでした。試合をしながら子どもたちが成長する、ということを見事に証明してくれたような気がします。試合が終わり、相手チームのベンチに御礼のあいさつをするのですが、尻内保育園の担任の保育士が嬉し泣きにむせびながらあいさつしていたのが印象的でした。我がチームも20年前、初優勝した時は、みんなが泣いていました。保育園に帰ったら、保護者からお祝いのケーキが届いていました。尻内保育園もさぞかし大喜びだったに違いありません。おめでとうございました。秋は長坂が優勝しますから・・・。
今年の大会も約1000人の人出がありました。大勢の保護者、関係者のおかげで無事に終了することができました。心から感謝申し上げます。たかがサッカー、されどサッカー、この大会はサッカーの技術よりも大事な「心」を育てる貴重な場だと思っています。だからこそ25年も続いているのでしょう。これからも応援よろしくお願いいたします。それにしても2位か・・・悔しかったなあ・・・。まおくん、秋は頑張ろうな。みんなも頑張ろうね。